小姑

相談者名
こぶた
 弟家族の事での相談です。弟には、妻と3歳になる子供がいます。私たち家族は弟の結婚に反対しておりましたが子供ができやむおえおえずという感じです。
弟は、てんかんといういつ発作がおきるか分からない不安の中生活を送っております。都会で一旗あげようと希望にみちて頑張っておりましたが、弟のお嫁さんより毎日が不安でと、助けを求められた両親が実家に呼び戻し一緒に商売をやっております。が、同居生活を始め、小姑である私から見て疲れきっている親を見るのが辛いのです。実家に帰っても、子育てで家にいるはずのお嫁さんはいず、家の中はぐちゃぐちゃで家事もほとんど親任せで遊びまわっていました。しかも、今までにない弟の発作でお嫁さんもうつ病気になり、親への負担が増しました。仕事も一緒にやっているので、いずれかは子供たちにゆずるつもりの親たちも不安でゆずれない状態です。が、弟は親の保守的なやり方に我慢ができず、でていきたいといっています。何か言うと、「病気をもっている人の気持ちがわかるか!」と言っていますが、逃げているように思えてなりません。お嫁さんも、弟のことは支えているとは思うのですが、一般的な礼儀やたしなみ等まったくといっていいほどできませんし、努力がみられません。弟に言わせると、出来ない人に合わせ教え長い目で見る必要があるといいます。
弟から相談を受け、親の話も聞いている私はどうしてよいのやら・・・苦しくてなりません。
弟夫婦との接し方、このまま同居・商売を継ぐ・病気のこと分からない事だらけです。
文章に書き表すのは難しいです。書き足りないとこもありますが・・・
カウンセラー
小川のりこ
こぶたさん、こんにちは。
小川のりこといいます。よろしくお願いいたします。

弟さんの家族のことでのご相談ですね。自分の家族のこと、弟さん家族の
ことで、相当今しんどい状態のようですね。こぶたさん自身リラックスできず
にいるような感じではないでしょうか。心中お察しいたします。

>こぶたである私から見て疲れきっている親を見るのが辛いのです。実家に
>帰っても、子育てで家にいるはずのお嫁さんはいず、家の中はぐちゃぐちゃ
>で家事もほとんど親任せで遊びまわっていました。
ご両親が心配ですね。それに帰ってきて、お嫁さんがいなくて家がぐちゃぐ
ちゃの状態となると、なんだか少々腹も立ってくると思うんです。
「どういうこと!??」って思わず叫んでしまいそうになりませんでしょうか?
そしてそんなお嫁さんもうつだとすると、心配ごとに心配ごとがさらに増え、
もうどうしたらいいかわからなくなってしまうと思うんです。
そうした中で、こぶたさんはもちろん、家族皆で弟さんを支え、はげまし頑
張って来たと思います。だけど・・・。

>何か言うと、「病気をもっている人の気持ちがわかるか!」と言っています
こぶたさんの不安や心配が大きいということは、あなたはとても家族思いの
方のようですね。それだけ家族を愛している優しい方なのでしょうね。
家族に対するとても深い愛情を感じます。
だけど、その思いが弟さんには伝わっていないような・・・。
これってとても寂しいことだと思います。
ここに書かれている文章だけでも、こぶたさんがいかに一生懸命に一心不乱
で頑張ってらっしゃったかが伝わります。なのに、悲しいことですね。
そんな弟さんと両親の間に挟まれますます苦しい一方ですね。そんなあなたの
大変さや愛情深さを知っている方はいらっしゃるのでしょうか。
まるで一人でとても重たい荷物を全部しょっているような、息苦しさもあるので
はないでしょうか。

こういった家族の中の問題を抱えているとき、一番大切なことを見落としてし
まうのが、心理的な大きなワナでもあるんです。

それは自分自身です。

こぶたさん自身が、今相当お辛い立場に立たされていると思います。
どうしたら、どうしていったら・・・。
そんな思いの繰り返しで、答えが見つからず、頭の中もぐるぐる回っているような、
収集つかないような感じです。

こんな時、一番大切なのは、周りをどうするか考えることではなく、
こぶたさん自身をもっと楽に、こぶたさん自身の心を軽くすることがまず先決に
思っています。
自分がいっぱいいっぱいなとき、周りを助けることは困難です。
自分自身が大変なのに、人のことにかかわるのは、この自分のしんどさを
時に抑え付け、時に我慢をいっぱいさせてしまうため、自分の本音、
例えば、
「いい加減にしてよ!! あんたら自分のことばかりで私がどんだけ
一生懸命だったか分かる!? こんなにも頑張っているのに、それがあなたたち
に伝わってるかどうか考えるとこんなに寂しいんだよ! 分かっているの!?」
・・・なんて言葉、誰にもいえなかったりするんですよね。
実は。。。
これ、昔の私。
私も父がアル中で母がすごい愚痴でしたし、姉や妹も始終いらいらしてたので、
それに巻き込まれないようにしたかったけど、しがみつく母をほっとけないので、
こんな不満をずっと抱えていたんです。

こぶたさんには、自分を今だからこそ楽にしてあげることをお勧めしたい
と思います。これはカウンセリングでは「感情の解放」と言って、
本当はこう思っていた!
本当はこんなことしたくなかった! あのときああいう思いだった!!
という不満の部分をカウンセラーを使って爆発させることです。
人間のストレスというのはこころ(本音)と頭(思考)が一致しないとき起こるもの
なので、こころ(本音)で、「関わりたくない!」と思っていても、
頭(思考)が、「だって、今これを何とかしないのは私だし・・・」というふうに
思って
いると、本当はしたいことではないのに無理してするものだから、負荷がかかって
しまうんです。相当苦しいですよ。
だから、ここのこころ(本音)の部分はどこかで外に出す必要があります。
だけどこぶたさんは家族のために一生懸命だったでしょう?
ほとんどこういう我慢の部分は出さなかったと思うんです。
だとしたら、あなたの本音はマグマのように、大爆発をいつしてもおかしくないほ
どいっぱいあるんじゃないでしょうか。
書き足りないと書いていただいてますが、まさしくそうですよね。
こちらからもお聞きしたいことはたくさんあります。
あなたの本音を家族ではなく、まず私たちに大爆発させてくださいませんか?
随分すっきりすると思いますよ。そうしてこぶたさんが楽になればなるほど、家族の
ことに向き合う力が備わります。
やらなきゃ・・・でなく、
やってやろうじゃないの!! って思いにもなるものですよ。
一度初回無料、ボランティアの電話などをお使いくださいね。
ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

アルコール依存症の父からの虐待経験、学生時代のいじめから、恋愛依存、不倫や風俗を経て、自分を抑え付けるような結婚生活後、8年で離婚。その後自分に向き合い、今は穏やかに生きる。 過去のあらゆる経験をもとにして、恋愛関係、家族関係を得意とし、お客様と共に成長するスタイルを取る。