その場から離れたくなる

相談者名
AK
はじめまして。
現在、私は30代で普通の会社員です。
ここ3年程で抱えている問題があります。
それは、自分が自由に(主導権を持たない)行動できない時間に束縛される時(乗り物・会議/研修等…)、無性にトイレに行きたくなってしまいます。
自分自身でもこうなった経緯を理解しています。
ちなみに、私の体は特に問題無く健康です。

まず、10代の頃に学校の帰りにトイレに行けず、小便を漏らした事があります。(そんなにトラウマになってないのですが…)
大人になるまで、忘れていましたが、会社員となって、余裕が出てきた頃に
つまらない研修や一方的な受身の会議等に、初めは少しサボりたい軽い気持ちで、「トイレにいってきます」といって、気分転換した事が何度かあります。
そのうちに、自分も役職が上がり、重要な会議や上司との面談があった時に「もし、トイレに行きたくなったらどうしよう?漏らしたらどうしよう?」と考えてしまい、数十分ですごくトイレに行きたくなります。(漏らしそうになります)
それでも、とりあえず何とか他の行動(他人に分からない様に捻るなどの痛み等)で事を凌いできましたが、それらも何時間となれば、正直耐える事が出来ません。
しかし、その場から離れれる(会議が終わる、休憩になる等)と、トイレに行きたくなる気持ちも無くなります。
他では、他人が運転している車やバスツアーで渋滞等になると同事象になり、自分が運転していれば、まったく感じません。(勝手ですね…)

どのような行動・改善を行ったら、治るのでしょうか?
よろしければ具体的な改善方法をお教え願います。

カウンセラー
高橋大
AKさん、はじめまして。高橋 大と申します。
ご相談ありがとうございます。

それは深刻な問題ですね。とてもお困りのことと思います。
健康ということですから、心の問題だという認識がおありなのですね。
では、そういった側面からお答えさせていただきます。

とても自然で簡単なことでさえも人間は、禁止することによってそれらができな
くなってしまうことはよくあります。

例えば、味噌汁の入ったおわんをいつもは自然に運べたとしても、ある時誰かが
「それ絶対こぼしちゃダメだぞ!」と言い続けると、その時初めてこぼしてしま
う余地ができてしまいます。なぜなら、ネガティブなことを意識し、想像してし
まうからです。

AKさんにとってのトイレもこの例えと同様で、意識してしまうからこそトイレに
行きたくなってしまうんですよね。

まず、自分が禁止しているからこういう風になってしまうんだ、ということを把
握しておいてください。

でも、AKさんはそれらのことを充分に認識されていらっしゃることでしょう。
一番の問題は「トイレに行きたくなる」という現象をコントロールできないこと
にあるのだと思います。それはつまり無意識に反応してしまうということです。

同様の相談に、どもりがあります。
どもりたくないのに、どもってしまう。どもらないように意識すると余計にども
ってしまうわけです。それは無意識に起きていることです。
その場合、禁止を解くためにわざとどもってもらいます。
しばらくすると、どもりという状況が無意識下から意識下に変わりますので、そ
こから止めることができます。

具体的な改善方法という意味で言うと、漏らしても問題のない万全な状態にした
上で、そういったシチュエーションに遭遇した時に「漏らしても大丈夫」と思え
たとしたら、高い確率で抑えることができるかもしれません。

また、文面を拝見して感じたのですが、AKさんは誰かになにかをしてもらう、と
いうことがとても苦手でいらっしゃるのかな、と思いました。その部分を自分や
他人に許すことができた度合いだけ、このような種類の問題は解決していくこと
でしょう。そのきっかけとしては、カウンセリングは効果があると思います。

参考にしていただければ幸いです。

ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

自己イメージの変革・男女関係・人生の目的 を探す、などの分野を得意とする。 心の力学をわかりやすく説明する理性的な側面と、多くの臨床経験を通して培った直感的な把握能力をもってするカウンセリングに定評がある。 長期的な支持を受けることも多く、長い目で見守るスタンスを重視している。