パートナーの才能について

パートナーの才能を世界の人々と分かち合おう思ったほうが、二人の関係もうまく流れていく

 

こんにちは、平です。

先日、恋愛相談を受けた彼女には一人息子さんがいらっしゃいます。彼女はバツイチのシングルマザー。
前の結婚のときに授かった息子さんは、今年、5歳になったそうです。

けっこうかわいいタイプの彼女には恋をする男性も少なくありません。彼女も、「子どものよきパパになってくれる人がいたら、
もう一度、結婚してもいいかも‥‥」と思ってきました。

といっても、いざとなると「息子と張り合ったり、息子に嫉妬してしまう男性が多くて‥‥」とのことで、
なかなか再婚には至らずにきたとか。が、今回ついに子どものことを大事に考えてくれるよき彼とめぐり逢ったそうなのです。

いままでのボーイフレンドはみな結婚歴がなく、当然、子どもをもった経験もない男
性ばかりでした。しかし、今回の彼は彼女と同じバツイチで、お子さんは一人。
そのお子さんは別れた奥さまと一緒に暮らしているそうです。

つまり、親子関係の事情が同じなので、理解しあえるらしいのです。
現在はおつきあいも1年半ほどになり、半同棲のような状況で、子どもも彼のことを新しいパパであるかのように受け入れてくれているということです。

そんな中、彼女がいちばん心配しているのが、いまだに彼が自分の息子を怒ったり、
息子とケンカをしたりしたことがないということなのです。

以前から彼女には、ひとり心に決めていたことがあったそうです。
それは、もし、彼が息子を叱ったり、二人がケンカをしたりしたとしても、自分はけっして口を出さないというものでした。
もしも、そんなときに自分が息子の味方をしてしまったら、彼はきっと家族ではなくなってしまうと彼女は考えたのです。

が、一方の彼は感情をぶつけるようなことはまったくなく、彼女の息子とのひょうひょうとした関係を築いていっていました。
そこで、ある日、彼女は彼に文句を言ってみたのです。「なんで怒らないの? いざというときははっきり言わなきゃダメよ」。

すると、彼はこう答えました。「じゃあ、僕がはっきりと意見を言ったり、怒ったりしたら、きみと僕のこの関係はどうなっちゃうのかな?」

言われてみれば、彼女は男性からなにかをはっきりと言われたり、頭ごなしに怒られたりすると、猛烈に噛みつくタイプなのでした。
彼女もなるほどと思ったそうですが、彼は彼女とのつきあい方と同じような方法で、彼女の息子との関係性
も築いていこうとしていたようなのです。

彼はさらに言いました。「もし、僕がきみの息子にはっきりとなにかを言ったり、叱ったりしたとしたら、
はじめのうちはいいけど、いずれきみは僕に対して腹が立つようになると思うよ」。

というわけで、彼女曰く、「私も彼のことをいっぱい考えていたつもりでしたが、彼のほうが何倍も上手でした」。

私たちは人それぞれ、いろいろなパターンをもっていますが、そこには一貫性があるものです。
たとえば、あなたにやさしいパートナーであるならば、その人は間違いなくあなた以外の人にもやさしいことでしょう。

そんなパートナーのいる人から「私にだけやさしくしてほしいんです」という恋愛相談を受けることもありますが、もともとやさしいタイプのその人は、あなただけにやさしくして、ほかの人にはクールに、あるいは厳しく接する‥‥などということはできないのです。

それでも「私にだけやさしく」と求めたとしたら、そのほとんどの結末は、それを求めたあなたがパートナーからふられるということになってしまうでしょうね。

言い換えれば、パートナーのすばらしいところをあなたが独り占めしようとすればするほど、二人の関係はうまくいかないということでしょうか。

パートナーの素晴らしい才能を独り占めしてはいけないようです。
世界の人々と分かち合おう思ったほうが、二人の関係もうまく流れていくようですよ。

では、来週の『恋愛心理学』もお楽しみに!!


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この記事を書いたカウンセラー

About Author

平 準司

神戸メンタルサービス/カウンセリングサービス代表。 恋愛、ビジネス、家族、人生で起こるありとあらゆる問題に心理学を応用し問題を解決に導く。年間60回以上のグループ・セラピーと、約4万件の個人カウンセリングを行う実践派。 100名規模のグループワークをリードできる数少ない日本人のセラピストの1人。