自分に自信を持てません

相談者名
ごっちん
今の彼氏の気持ちが信頼出来ず、いつまでたっても前の彼女に嫉妬してしまいます。心理学の本等で必ず解決策として書かれていることは
「自分に自信を持つ」「両親との関係を見直す」ということですが、やはり自己流だからかどう頑張っても難しいので、ヒントを頂けたらと思いメールしました。まず、自分に自信がないのは、26歳まで彼氏が1人もいなくて、しかも処女だったということが関係あるのではと思っています。恋愛への憧れは人一倍強く、好きな人はできるのですが、いつも振られていました。自分でいうのもなんですが、ルックスは良い方でちやほやされたりするのですが、好きな人には好かれませんでした。また、26になって初めて出来た彼氏は、壮絶な不倫の末、彼が離婚してやっと付き合えるようになったという7つ年上の彼氏でした。彼とは結婚も考えていましたが、そうなる前に今の彼氏が現れて、別れることになってしまいました。今の彼氏は前の彼氏と正反対で、同い年で若く、頭も良くてとてもおしゃれで誰もが認める美形です。自分のような人間がこんな誰もが羨むような彼と付き合えるなんて、信じられない思いがあります。両親との関係ですが、父は夢ばかりが大きくてどこの会社にも馴染めず、うまくいかない転職を繰り返し、私が小さい頃はいつも母を怒鳴って泣かせていました。私は母を守らねば、と父に食って掛かって殴られたこともありました。「俺は金持ちになる」「俺は成功する」と根拠の無いことを言い続ける父がとても嫌で、恥ずかしいです。今も派遣社員のようなことをやっています。母は、十二指腸潰瘍を患うような精神的に弱いタイプで、とても心配症です。過保護で、何から何までやってくれます。そのかわり、口出しも多く、いつの間にか私は母の顔色を伺う癖がつくようになりました。私は27ですが、未だに母は子供の世話を焼くのが生き甲斐のような人です。それだからか、私は自分の身に起こった出来事、仕事も恋愛もすべて事細かに母に報告しなければ気が済まず、また、自分の報告に対して母が良く取ってくれないと私は酷く怒りを覚え、無理矢理にでも「いいでしょ!?」と母に迫って、今の自分の状況は「いいもの」「幸せなもの」と母に説得しなければならないという変な強迫観念に捉われています。結局母が「いいよ」と言わなければ納得できず、行動できない自分がいます。何か、アドバイスを頂ければ幸いです。
カウンセラー
小川のりこ
ごっちんさん、はじめまして。小川のりこです。
よろしくお願いいたします。

大好きな彼が出来たのに、前の彼女のことが気になってしまうようですね。
本もたくさんたくさん読んだのではないでしょうか。ご自分でいろいろ調べ
たり、人にも相談したり。今の彼を信頼出来ないということでお悩みというこ
とは、彼を信頼したいという強いお気持ちがあるからと思います。
頑張ってきたのでしょうね。

好きな人が出来てもうまくいかなかったようですが、いつも好きな人が出来
るとごっちんさんはどうなってしまうのでしょう。
告白をしますか?
気持ちを伝えられず終わってしまいますか?
言うけどいつも相手がいる・・・?
告白なんてとんでもない!
このあたりをたくさんお聞きしたいと思いました。

#26になって初めて出来た彼氏は、壮絶な不倫の末、彼が離婚してやっと
#付き合えるようになったという7つ年上の彼氏でした。彼とは結婚も考えて
#いましたが、そうなる前に今の彼氏が現れて、別れることになってしまいまし
#た。今の彼氏は前の彼氏と正反対で、同い年で若く、頭も良くてとてもおし
#ゃれで誰もが認める美形です。自分のような人間がこんな誰もが羨むような
#彼と付き合えるなんて、信じられない思いがあります。
自分にはもったいないと思えてしまうような彼が出来たのですね。そんな人が
自分を好きだというのは本当に嬉しいことですね。

#両親との関係ですが、父は夢ばかりが大きくてどこの会社にも馴染めず、うま
#くいかない転職を繰り返し、私が小さい頃はいつも母を怒鳴って泣かせてい
#ました。私は母を守らねば、と父に食って掛かって殴られたこともありました。
#「俺は金持ちになる」「俺は成功する」と根拠の無いことを言い続ける父がとて
#も嫌で、恥ずかしいです。今も派遣社員のようなことをやっています。
そうなんですか。とても大変だったのではないでしょうか。

#母は、十二指腸潰瘍を患うような精神的に弱いタイプで、とても心配症です。
#過保護で、何から何までやってくれます。そのかわり、口出しも多く、いつの間
#にか私は母の顔色を伺う癖がつくようになりました。私は27ですが、未だに母
#は子供の世話を焼くのが生き甲斐のような人です。それだからか、私は自分の
#身に起こった出来事、仕事も恋愛もすべて事細かに母に報告しなければ気が
#済まず、また、自分の報告に対して母が良く取ってくれないと私は酷く怒りを覚
#え、無理矢理にでも「いいでしょ!?」と母に迫って、今の自分の状況は「いい
#もの」「幸せなもの」と母に説得しなければならないという変な強迫観念に捉われ
#ています。結局母が「いいよ」と言わなければ納得できず、行動できない自分が
#います。何か、アドバイスを頂ければ幸いです。
お母様が何から何までやってくれていた頃、こころさんはどういう思いで毎日を
すごされていたのでしょうね。もっともっとたくさんお聞きしたいところです。
メールですので情報が少し少ないため、一般論も交えてお話いたしますね。

私たちが子供のころは、本当に何も情報がなく真っ白な時代です。
この頃、私たちが学ぶ人間関係の中心は両親なんですね。だから当然両親から
人との距離や男性への価値観。人間関係を学びます。

私事ですが、私は父の暴力がひどく、母が毎日泣いていたため、
男性=怖いもの。裏切るもの。女を泣かせるもの。
結婚=女が苦労する。
人間関係=難しい。我慢しなければならない。
・・・と、長い間考えていたんです。

ごっちんさんは、お母様の顔色を伺う癖がついたとありますが、子供の頃からこう
いう状態で生活すると、それは人間関係で出てくることがあります。
友達、彼にもね。
相手に合わせてしまったり、我慢してしまったり、自分の気持ちをきちんと表現す
ることが苦手になってしまったり。
お母様から許可を得なければ行動出来ない・・・となると、生活はとてもしばられて
くるような感じはありませんか? とても窮屈になってきますよね。すると当然いらい
らすることもあると思います。
そうなると、大好きな人との間にも影響は出てくるんですね。
このあたりも、彼と前の彼女との関係など、お聞きしたいところですが、

大好きな人が好きだと言っていても前の彼女が気になったり、彼を信頼できない時、
私たちは彼にテストしちゃうことがあるんです。
「私を好き? ならこうしてくれるでしょう。こんなことも出来るんじゃないの?
好きならしてくれるんじゃないの?」
って感じですね。
例えば電話してもなかなかでなかったり、メールのお返事がなかったり。
不安になっちゃいますよね。
そんなときに、
「私のこと大事なら、メールの返事くらい出来るんじゃないの!?」
って思っちゃいます。当然ですよね。寂しくなりますしね。
だけど、男性はもともとメールに対して不精な方が多いことも確かです。
ちょこちょこメールするくらいなら、会いに行きたい。
こうおっしゃる男性はとても多いんですよね。そしてお電話も、いただいたのは彼に
とってはとても嬉しいこと。だけど、仕事を持ってらっしゃる男性は、電話のおりかえ
しはなかなか出来ないものなんですね。無視しているのでは決してないと思います。
会社内ではどんな状態か分かりませんしね。
だけど私たちはそんなこと頭で結構分かっていたりします。だけど出来ないんです。
それは、
頭とこころが一致していないからなんです。
頭で、「今日は掃除しよう!」と思っていても、
こころで、「しんどいから嫌だ!」と考えていると、当然掃除する気はなくなりますよね。

#「自分に自信を持つ」「両親との関係を見直す」ということですが、やはり自己流だか
#らかどう頑張っても難しい
これもそうなんです。
いっぱいの本を読むと、結構分かってることが多かったりもしますし、逆に、
「ああ、こうすればよかったんだ!」
と思うこともいっぱいありますよね。だけど出来ないのは、頭でわかっててもこころで
「抵抗」を起こしているからなんです。

母親と仲良くしなきゃ → あーーーでもうまくいかないよー。
彼を信じなきゃ → あーーーでも信じきれないよー。

左は頭で考えてること。右はこころが叫んでいること。
こんな感じじゃありませんか?

では・・・この状態はどうしたらいいの? ということなんですが、
右側に書いたこころが叫んでる部分。これに徹底的に焦点を当てていくんですね。
なぜうまくいかないのか。なぜ信じきれないのか。
うまくしたくない理由があるとしたらなんなのだろう。信じたくないのならなぜなんだ
ろう。
こころの叫びを聞いてあげるんです。徹底的に。だけどこれもひとりじゃなかなか
難しいんです。だって、こころの叫びには傷があるでしょう? だから傷を抱えたま
ま自分自身で解決するのはしんどすぎるんです。
まずはこのこころの叫び。私たちカウンセラーにお話していただけませんか?
無料のボランティアもあります。
遠慮なくつかっていただきたいと思っています。
私たちが全力でお手伝いいたしますよ。ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

アルコール依存症の父からの虐待経験、学生時代のいじめから、恋愛依存、不倫や風俗を経て、自分を抑え付けるような結婚生活後、8年で離婚。その後自分に向き合い、今は穏やかに生きる。 過去のあらゆる経験をもとにして、恋愛関係、家族関係を得意とし、お客様と共に成長するスタイルを取る。