父の会社の経営に苦しんで自分を傷つけてしまう

相談者名
まきこ
こんにちは。私は32歳のOLです
OLといっても父が社長、私が経理といった零細企業です。
最近会社の経営が思わしくなくいつも支払日にはなんともいわれない気持ちに征服されます。経理の仕事をしているとやはり先の数字が読めてきて来月は資金が不足するなとかわかってしまいます。だから怖くて仕事をしません。ただパソコンの前にずーとすわっているだけ。そして仕事もせずため息ばかりついてます。
でもやはり期限がせまってくると仕事はしなくてはなりません。2~3日は睡眠をとらず仕事します。すごく悪循環な生活をおくってます。
仕事をしていないときはたまっていく仕事を横目に見ながら
仕事をしはじめたときは先の数字を不安におもいながら
私の悪夢ははじまります。
まず何も出来ない自分に怒り、そしてあせり、自分をめちゃくちゃにしたり
いなくなりたくなります。腕や顔をめちゃくちゃに切っている自分を想像します。
でも死ぬ気とか傷が残るようなことはしたくありません。
だから我慢します。
そうすると今度は息がつまった気分になりウ~とうなったり、胸と胸の間を鷲づかみにされた気分になったり腸がほそくなっていく気分になったりとても苦しくて仕方ないです。
でも熱もなければ普段から苦しいわけでもなくその数分だけが苦しくて多分人からみれば仮病とか大げさなとか言われそうで誰にも苦しみをいえません。
でも苦しくなるともうそれから逃げたくてかみそりはさみなどで誰にもばれないような場所・・自分の二の腕やお腹、胸等をきります。深くは切らないから多分医者に行っても甘えてるだけだって言われそうだし、でも違う。死にたくないのにしてしまう自分が怖いです。想像で顔や腕をメチャメチャにしてる自分を想像するって前に述べましたが、いつかそうしてしまうんではないかとか、本当に死んでしまったらとか不安だし、自分は頭がおかしいのじゃないか、とすごく色々な事に悩まされてます。
私は一体どうすればいいんだろう。
何で体を切ると苦しくなくなるんだろう。
でもきった跡を見ると後悔します。
カウンセラー
佐藤 靖
 こんにちは。佐藤 靖と申します。
回答が大変遅くなったことを、お詫びいたします。> こんにちは。私は32歳のOLです
> OLといっても父が社長、私が経理といった零細企業です。
> 最近会社の経営が思わしくなくいつも支払日にはなんともいわれない気持ちに征服
されます。経理の仕事をしているとやはり先の数字が読めてきて来月は資金が不足
するなとかわかってしまいます。だから怖くて仕事をしません。ただパソコンの前に
ずーとすわっているだけ。そして仕事もせずため息ばかりついてます。

お父さまが社長をしておられるので、本来は、アットホームな雰囲気の
会社なのでしょうか・・・。
でも、今は、経営の状況が思わしくないのが読めて、怖くて仕事をする
元気が出てこない。とても、心細い気持ちになってしまいますね。

> でもやはり期限がせまってくると仕事はしなくてはなりません。2~3日は睡眠を
とらず仕事します。すごく悪循環な生活をおくってます。

わかっていても、期限がせまってくるまで、仕事が手につかない。それで、
結果的にすごく不規則な生活になってしまうわけですが、今の状況ならば、
それも仕方がないかもしれませんね。
睡眠をとらずに仕事をするので、まきこさんの健康が心配になりますが、
そうせざるを得ない、まきこさんの気持ちがわかる気がします。

> 仕事をしていないときはたまっていく仕事を横目に見ながら
> 仕事をしはじめたときは先の数字を不安におもいながら
> 私の悪夢ははじまります。

先々の不安。以前はこうではなかったと思うと、今起こっていることは、
悪夢としか思えない・・・。
とてもつらくなってきますね。

> まず何も出来ない自分に怒り、そしてあせり、自分をめちゃくちゃにしたり
> いなくなりたくなります。腕や顔をめちゃくちゃに切っている自分を想像します。
> でも死ぬ気とか傷が残るようなことはしたくありません。
> だから我慢します。

何とかしたいのに、何も出来ない。お父さまを少しでも助けてあげたいのに、
それが出来ない。一体、この無念さをどこにぶつけたらいいのか・・・。
まきこさんは、そんな自分が情けなくて、自分を責めてしまうのですね。

でも、実際に自分を傷つけてはいけないと、懸命に、踏みとどまられたのですね。

> そうすると今度は息がつまった気分になりウ~とうなったり、胸と胸の間を鷲づかみ
にされた気分になったり腸がほそくなっていく気分になったりとても苦しくて仕方ない
です。
> でも熱もなければ普段から苦しいわけでもなくその数分だけが苦しくて多分人から
みれば仮病とか大げさなとか言われそうで誰にも苦しみをいえません。

こみあげてくる無念の思いを、やっとのことで飲み込まれたのですが、そうなると、
その思いは、からだに逆流していきます。
強いストレスは、もちろん、体に影響を与えます。
本当に苦しくなってくるものです。

文面から、まきこさんの苦しさが痛いほど伝わってきます。

他の人にも、この苦しさをわかってほしいのに、誤解をうけるだけになるかも
しれないので、誰にもいわずに、我慢し続けようとされたのですね。

> でも苦しくなるともうそれから逃げたくてかみそりはさみなどで誰にもばれない
ような場所・・自分の二の腕やお腹、胸等をきります。深くは切らないから多分医者に
行っても甘えてるだけだって言われそうだし、でも違う。死にたくないのにしてしまう
自分が怖いです。想像で顔や腕をメチャメチャにしてる自分を想像するって前に述べ
ましたが、いつかそうしてしまうんではないかとか、本当に死んでしまったらとか
不安だし、自分は頭がおかしいのじゃないか、とすごく色々な事に悩まされてます。

まきこさんは、これまで、いっぱい耐えてこられましたから、体の苦しみが、
これ以上我慢できなくなるところまできたときに、自分の体を傷つけることしか
考えられなくなってしまったのですね。

そして、ひょっとすると、自制がきかなくなるのではないか、また同じようなことを
するかもしれない、もっとひどく傷つけてしまうかもしれないと怖くなるのですね。
その心配は、とてもよくわかります。

> 私は一体どうすればいいんだろう。
> 何で体を切ると苦しくなくなるんだろう。
> でもきった跡を見ると後悔します。

今は、嵐が過ぎ去ったあとのように、力が抜けてしまった気持ちでおられる
のかもしれません。
苦しくなくなったのは、体を切ることで、こみあげてきたエネルギーが
出ていったからとも考えられます。

まきこさんは、後悔されています。これ以上自分を傷つけるのは
よくない、自分をどれだけ傷つけてもどうしようもないことを、よく
わかっておられるわけですね。

その、よくわかっている自分に、気持ちを向けてみてください。

まきこさんは、自分のことをめちゃくちゃにしている自分を想像したときにも、
実際には、それをせずに、踏みとどまられました。そこには、自分のことを
しっかり見ている、まきこさんがおられます。

その、自分のことをしっかり見ている自分に、気持ちを向けてみてください。

今、お父さまは、どうしておられのでしょうか。
経理の仕事をしていて、まきこさんは、お父さまのことをとても心配して
おられると思います。
ときには、仕事のことでなくても、お父さまのところに行って、ちょっと
話をしてみられたらいかがでしょうか。お茶でも、もって行って、ただ一緒に
飲むというようなこともいいかもしれません。

お父さまにとって、まきこさんが一緒にいてくれるということが、
大きな支えになると思います。

これからも、無念な思いや怒りが出てくるかもしれませんが、そのときには、
それを飲み込んで我慢し続けるのではなく、それが出てきたことに気づいて、
外に出してしまいましょう。
自分や人に向けるのではなく、安全なやり方で、外に出してみましょう。

つらいときには、つらいといってもかまいません。口に出していってみましょう。
ため息をつきたいときには、ため息をついてもかまいません。ふーっと、大きくため息
をついてみましょう。
そうすることを、自分に許可してあげましょう。

一人でやっていくのが大変なときには、ぜひ、私たちのカウンセリングを
使ってみてください。
私たちは、まきこさんを応援しています。

ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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