自分も自信も価値も無いように感じます

自分に自信がないです。
事がうまくいかないのは自信がない、価値がない人間だと感じることが原因だと気づきました。

恋愛では、告白されても自分のどこが良いのか理解できず、断ってしまいます。また、付き合ってもこんな自分では愛想をつかされてしまうと思い、付き合えません。
彼氏もできないので、友達との恋愛の話に入れず深い関係が築くことができません。
仕事では会議中、自分の発言などつまらないものではないかと考え意見を出すことができません。
人に見られると、何かおかしいのか気になり、ブサイクだからかダサいからか臭いのか等、考えてしまいます。
人に褒められるとバカにされていると感じ、素直に受け止められす、相手を困らせてしまうこともあります。
また自分自身が分からず、月に一度くらい発狂というか、どうしようもない気持ちになり、1人で泣くときがあります。

どうにかしようと、該当するような本を読みました。しかし頭では理解できるものの、考え方を変えるのは難しく、実践できません。一度メンタルクリニックにも行ってみましたが、カウンセラーに矢継ぎ早の質問をされ、自分がぐちゃぐちゃになるばかりでした。周りには明るくしているので、家族も友達もこんなことで悩んでいるなんて知りません。人生を損していると感じるのですが、もうどうしたら良いか分かりません。長くなりましたが、ご助言よろしくお願いします。

うみゆりさんはご自分に自信がなく、ご自身をまるで価値のない人間だと感じていらっしゃるのですね。
それでも、周りには明るくして、悩んでいらっしゃるところを見せないようにしていらっしゃるのですね。
ずっと誰にも相談出来ない状況で、それは本当にお辛いだろうな、苦しいだろうなと思います。
今までおひとりでよく頑張って来られましたね。

私もずっと、自分に自信が持てず、自分なんかいてもいなくてもどうでもいい人間だと思っていました。
むしろ、私が存在していると、その分酸素や食料を消費するだけだから、いないほうがいいのかもしれない、なんて考えたこともあります。
「私なんかが生きててごめんなさい」っていう気持ちですね。
それに、いつも何か苦しくて、いたたまれない気持ちがしていましたし、突然頭を掻きむしって叫びたくなるようなことがしょっちゅうありました。
また、私のことを好きになって近づいてきてくれた友人の気持ちを信じられずに、試すようなことをしたりして、愛想を尽かされたこともありました。
ですから、うみゆりさんのお気持ち、私なりにですけど、とてもよく分かる気がするんです。

でも、そんな私でも今はこうしてプロのカウンセラーとして活動し、私のしていることが誰かの役に立っていること、私自身に愛される価値があることなど、いろんなことを受け取れるようになりました。

今は信じられないかもしれないけれど、うみゆりさんもご自分に自信を持ち、友人や恋人と生き生きと楽しく毎日を過ごせるようにきっとなります。
そのお手伝いをどうか、私にさせて下さいね。

＞恋愛では、告白されても自分のどこが良いのか理解できず、断ってしまいます。また、付き合ってもこんな自分では愛想をつかされてしまうと思い、付き合えません。
＞人に褒められるとバカにされていると感じ、素直に受け止められす、相手を困らせてしまうこともあります。

うみゆりさんは告白されても、ご自分のどこを好きになってくれたのかが理解できずに、お断りしてしまうのですね。
でも、その方はわざわざ勇気を出して、こうして告白して下さるわけですから、うみゆりさんはその男性にとって、とても魅力的な女性に見えた筈なんです。

ただ、ご自分の価値を全く認められないのだとしたら、「私なんかに告白してくるなんて、こんなことがあるはずがない！」と訳が分からずパニックになってしまったり、「何か裏があるのでは？」と怖くなってしまったり、「その人がうみゆりさんに魅力を感じている」という事実を受け止められなくなってしまいます。

また、もしお付き合いをすることになったとしても、うみゆりさんが書いて下さったとおり、「きっとこのひとは何か、誤解をしているに違いない。だから、本当の私を見たらきっと嫌になって捨てられてしまうだろう」という感じで、いつもびくびくしていることになり、本来の魅力を発揮できず、結局うまく行かなくなってしまいます。

そして、「やっぱり私なんて何の価値もない人間なんだ」という思い込みを強化してしまうこ
とになったりするんですね。

人に褒められるとバカにされていると感じる、というのも同じですね。
褒めてくれる方は、うみゆりさんの「こんなところが素敵だな」と魅力を感じて、それを素直に伝えて下さっているだけなんですが、ご自分がその魅力を受け取れていないとちっとも嬉しくないし、バカにされていると感じたりしてしまいがちですよね。

ですので、こういう時は出来たら「私には全くそうは思えないけど、このひとにはそう見えるのね」と考えるようにしてみてください。
難しいかもしれませんが、「人はそれぞれ違う感覚や、考えを持っているのだから、そう思う人がいてもおかしくないのかもしれない」と、ご自分に言い聞かせてみてあげて欲しいのです。

できましたら根気よく、何度も何度も、ちいさな子供に言ってあげるようなつもりで、繰り返してみて下さいね。

＞人に見られると、何かおかしいのか気になり、ブサイクだからかダサいからか臭いのか等、考えてしまいます。

これはうみゆりさんがお持ちの自己イメージを示しているようですね。
「私は〇〇〇〇」「私は〇〇〇〇な存在だ」「私は人に〇〇〇〇」
上の文章の〇をぱっと思いついた言葉で埋めてみて下さい。
それが、うみゆりさんがご自身に対して持っているイメージです。
あまりいい言葉では、なかったのではないでしょうか？

うみゆりさんはご自身に対して、あまりいいイメージをお持ちでないので、人に見つめられると「私がどこか変だからに違いない」などと感じてしまうのかもしれませんが、たまたまぼーっと見つめていただけなのかもしれませんし、誰かに似ているなーと思っていたのかも、それともとっても素敵な人だなーと思っていたのかもしれないですよね。
それは、見つめているご当人にしかわからないことです。
もしもできるなら、ご本人に訊いて、確認してみて下さるといいかと思います。
意外と、大したことじゃないのかもしれませんよ。

とはいえ、「頭では理解できるものの、考え方を変えるのは難しく」と書いて下さっていますので、エクササイズや考え方をアドバイスするだけでは、あまりお役にたたないかもしれないかもしれませんね。

頭ではわかっているけど実際にはうまく行かない、というようなことを扱うのには、面談で行うセラピーや、毎日継続的に長期で行うアファメーションなどが効果的です。

うみゆりさんの今の状態で、おひとりでアファメーションを続けていくのはちょっとしんどいかもしれませんので、できたら面談カウンセリングをご利用いただければと思います。
面談カウンセリングで、うみゆりさんが間違った自己イメージを持つにいたった原因を探って、その時のことを扱うことが出来ればだいぶ楽になるのではないかなと思いますので。

以上、簡単にお答えさせていただきましたが、お伝えできなかったこともありますので、もしよろしければ、初回無料の電話カウンセリングをご利用くださいね。

うみゆりさんがご自分を愛せるようになり、生き生きと毎日を過ごせるようになりますよう、心よりお祈りしておりますね。

ご相談、ありがとうございました。

三枝　みき