これからの進む人生・・・悩んでいます。

相談者名
さんまちゃん
相談、よろしくお願いします。
私は(38)結婚9年目、旦那(41)と子供3人(8・5・3)と義父母とで同居してます。
旦那とは結婚する前から性格の不一致を感じたり、会話が少ないことの不満を訴えたりしてました。
結婚する時は適齢期を気にしていたり、友達の結婚を意識して自分も決めたように思います。
夫婦は誰でも多少の不一致はあるだろうし、結婚すれば考え方も変わるかと思ったり、子供を授かれば幸せになれると思ってました今思うとこんな程度の愛情だったのかな?と思います。
実際に子供を授かると私の愛情は子供にのみ注がれ、子供中心に生活していました。
旦那との不一致や会話不足は話し合って解決したのではなく、見ない振りをしてしまってました。
私は育児に幸せを感じてました。
何度か夫婦の関係について、「もう少し会話がしたい。
私に興味を持ってほしい」と訴えましたが、何も変わらず、ずっと歩みよれないままでした。
一昨年3月に長男の入学を期に義父母と同居始めました。
子供達は成長し生活に余裕が出てくると、改めて夫婦間の距離を感じましたが、私は旦那に全く興味がなく、距離を縮めようと思わなかったです。
そして、元彼が気になりだし10年振りに連絡を取りました。
元彼は離婚しており、二人の気持ちが近づいていきましたが、再会はしてません。
私は元彼との幸せを願い、1年半前に離婚を言いましたが、旦那は同意してません。
私は子供が大好きで一緒にいたいし、今の家族も幸せにできないで、元彼のこと幸せにできないと思い、家族を続けています。
しかし、すでに仮面夫婦で会話は全くなく、旦那のことは嫌いす。
子供にとって、今後は離婚して別々に育児に携わるか?仮面夫婦でも、家族という形でいるべきか?どちらがいいのか・・・毎日悩んでいます。
アドバイス、よろしくお願いします!
カウンセラー
松尾たか
さんまちゃん、ご相談ありがとうございます。
今回担当させていただく松尾たかです。どうぞよろしくお願いいたします。

結婚9年めで、夫婦や家族のありかたも先が見えてしまって、これからどうしていこうかと悩んでいらっしゃるようですね。
毎日、重苦しい気持ちを抱えて心から生活を楽しめない状況なのでしょう。

結婚前からご主人様との不一致を感じつつも結婚をなさったのは、いろんな理由があったかもしれませんが、やはりご主人様のことがお好きだったのだろうと思います。
そして、結婚すれば何か変わるかも、子どもができればきっと旦那も変わるだろう、と思って今まで頑張ってこられたのですね。

>何度か夫婦関係について、「もう少し会話がしたい。私に興味を持ってほしい」と訴えましたが、何も変わらず、ずっと歩み寄れないままでした。

それは淋しかったですね。さんまちゃんはご主人様からもっと気遣われたい、大切に思われたい、必要とされたいという気持ちをたくさんお持ちです。
そのさんまちゃんが、ご主人様との関係を変えたくて自分からこうして欲しいと願う気持ちや不満を訴えても、結局ご主人様が何も変わらなかったことにさんまちゃんはとても心が傷ついたようです。
そして、「もう私からは何もしない」と怒り、諦めて心を閉じてしまったのでしょう。その結果、さんまちゃんはご主人様には全く興味がなく、距離を縮めようと思わなかったわけです。
元彼と連絡をとってしまい、離婚していたことがわかりドラマティックな展開に心が揺れ動く、元彼との昔の楽しかった日々や思い出を感じることで、今の生活をなんとか過ごしていらっしゃるであることも想像ができます。

だけど、ここに相談を寄せて頂いたさんまちゃんの本当の気持ちは、「旦那と近づきたい。家族で幸せになりたい」といことのように私は感じます。
そうでなければ、義父母と同居にも踏み切れないのでしょうか。また、元彼と再会していないことを考えると、やはりご主人を大切にしていらっしゃるのだと思います。

厳しい言い方かもしれませんが、さんまちゃんは「私に興味を持ってほしい」と訴えましたが、さんまちゃんがご主人様に興味を持つことをトライされましたか。
もしかすると、興味を持ってもらえない=私は必要とされていない、そんな図式がさんまちゃんの心の中にあり、私に興味を持ってもらえるなら、私もあなたに興味を持つけれど、そうでなければ興味を持たない!と、いつの間にか決めてしまったのかもしれません。
それは知らず知らずのうちに私たちがよくやる手法なのですが、本当に欲しいものが手に入らないと(どこかで無意識に)思っていると自分が傷つかないようにブレーキをかけてしまったり、興味がないわ、というように傷つかない場所(距離)で立ち止まってしまうんですね。

縁あって結婚し、3人の子どもを授かったさんまちゃん家族です。
今回、私からの提案は、もう一度ご主人様との距離を縮めることにコミットメント(腹を括る)をする、ということです。
ずっと私をわかって欲しい、必要としてほしいと願ってきたさんまちゃんにとっては、そう簡単なことではないかもしれません。
でも、これから先の自分の幸せのために、今までに作り上げたご主人像を壊し、新たな視点でご主人を理解しよう、もう一度向き合ってみようとしてほしいのです。
ご主人様も心のどこかに、「私はさんまちゃんに必要とされていない」という寂しさや無力感があり、さんまちゃんに近づけないのかもしれません。

さんまちゃんがご主人様に近づく意欲を見せ、何度もそれをやっていくことが大切です。コミットメントとは1回ではなく、日々、その決めたことを何回も何回もやっていくということです。
1回や2回ではご主人に変化は見られないかもしれませんが(ご主人様も怖いですからね)、続けていくことでご主人様にも変化が出てくると思います。
さんまちゃんの心に中には、自分から歩み寄ることを放棄してしまったという悔いや心残りもあるようですから、それを払拭するためにも今やり遂げてほしいと思います。
そして、「私はやれることはやった。もう十分」と思えた時に、ご主人様との幸せな生活があるかもしれませんし、あるいは次の新しい道へ進もうとするのかが見えてくるはずです。

もし1人でやってみることが難しければ、私たちカウンセラーにお手伝いをさせてくださいね。
さんまちゃんが心から喜びや幸せ、愛を感じる毎日を過ごされることを願っています。

ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

自己否定、自己嫌悪、疎外感、自己肯定を得意とする。「その方の心に寄り添い、一番の味方でいること(安心感)」をモットーに、わかりやすい言葉で恋愛問題や対人・自己との関係を紐解き、改善・生き易さへと導いている。  東南アジア2カ国での生活経験もあり、国や文化の違いについても造詣が深い。