恐れの向こう側に

意外と世のおかあさん方は楽しくやってらっしゃるようなのです

こんにちは 平です。

先日、30代後半の女性から恋愛相談を受けたのですが、
彼女は「おつきあいはしたいけれど、結婚はいいの」と言っていました。

実際、「パートナーはほしいけれど、結婚はしたくない」という人は、男性にも女性にもけっこういるものです。
そして、そうした人たちの深層心理によくあるのが、「結婚とは、あまりいいものではない」という思い込みです。

私たちにとって、いちばんの結婚のモデルといえるのが、
子ども時代、両親がどのような結婚生活を送っていたかということです。

もちろん、世の中にはさまざまな結婚の形がありますから、
仮に両親の結婚生活があまり楽しそうではなかったからといって、
「結婚は楽しくないもの」と決めつける必要はありません。

が、やはり、親の姿というのはだれにとっても強いインパクトがあるのですね。

ほかには、結婚というものに“義務”や“責任”を強く感じている場合も日本人には多いようです。
愛するものを守るためには、自己犠牲をしなければいけない」などと思ってしまうわけです。

独身の女性たちはよく「結婚するまでに、海外旅行や好きなことをしておかなきゃ」
とか「結婚は、もうちょっと遊んでからでいいかな」などと言いますよね。

この発想の土台にも「結婚したら、自由に好きなところに行ったり、遊びにいったり
することができなくなる」というものがあるわけです。

しかし、結婚してから、パートナーと二人でいろいろなところに旅行をするカップルはたくさんいますし、
結婚したからといって、友だちと遊びにいったりすることがまったくできなくなるわけでもありません。

が、ここで思い出すのが、みなさんのおかあさんのことかもしれませんね。

たとえば、「おかあさんはいつも節約していて、家ではいつも私の高校の時のジャージをはいてる」とか
「おかあさんはいつもお留守番係で、どこにも行っていない」といったことにあてはまる人は意外と多いの
ではないでしょうか。

しかしながら、あなたが家庭をもち、おかあさんになってみるとわかると思うのですが、
おかあさんの心の中にあるのは、家族のために犠牲になっているということではなく、
宝物であるあなたたち子どもやご主人のためになにかをするということへの生きがいや喜びであるようです。

旅行については、実際におかあさんに聞いてみると、行きたいけどがまんしているということではなく、
「だんだん歩くのが面倒になってきた」などということもよくあるようです。

また、だれかに気に入られようと自分を着飾ることよりも、愛し愛される者に囲まれ、
安心しきって暮らすことが最高だと思っていたりする人も少なくありません。
その一つの象徴が、いまだにあなたの高校のジャージをはいているということなのかもしれないのです。

あなたの基準で見ると、おかあさんはあまり幸せそうではないのかもしれませんが、
意外と世のおかあさん方は楽しくやってらっしゃるようなのです。

それでいて、日常的にはグチと不満と不平をあなたにぶつけ、
「結婚なんか、するもんじゃないわよ」とおっしゃっているかもしれません。

が、よくよく聞いてみると、おかあさんがあなたに言いたいのは「私みたいにつまらない結婚はしなさんなよ」ということで
あって、結婚そのものが悪いとはけっして言っていないはずです。

ということは、あなたのご両親の結婚がいまいち楽しそうとはいえなかったのだとしたら、
親ができなかったことを、子どもであるあなたが実現してあげてもいいのではないでしょうか。

私は、親孝行とは、親ができなかったことを子どもが達成してあげることだと思っています。
それこそが、親の喜びだと思うのです。

あなたが最高のパートナーシップをもったり、幸せな結婚をしたりすることこそが、
両親をはじめとした家族に届けるいちばんの贈り物になるのではないでしょうか。

では、来週の『恋愛心理学』もお楽しみに!!


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この記事を書いたカウンセラー

About Author

平 準司

神戸メンタルサービス/カウンセリングサービス代表。 恋愛、ビジネス、家族、人生で起こるありとあらゆる問題に心理学を応用し問題を解決に導く。年間60回以上のグループ・セラピーと、約4万件の個人カウンセリングを行う実践派。 100名規模のグループワークをリードできる数少ない日本人のセラピストの1人。