自分がどうしたいのかわからない

 

相談者名
みゅう
30才。最近4つ年上の彼に振られました。
この年で初めての彼氏でした。
1年付き合って振られしばらくして復縁。5カ月後また振られました。振られた主理由は前回と今回で違いますが「彼が嫌だと言ってた事をなおせなかった」事は共通してました。変わると言ったのに変われなかった。

復縁できた時の喜びがあった分、同じ人に2回振られてダメージも後悔も大きいです。
合わなかったといえばそれまでなんですが。

前の失恋の時は今まで通りメールしても良いって言ってくれましたが、今回はメールも止めてほしい。しばらく一人になりたいと言われました。
今も彼とはほぼ毎日顔を合わせます。
顔を見ると好きだという気持ちが沸き上がります。
元気な彼を見るのは嬉しいけど、私がいなくても平気なんだと思うと寂しい。
他の女性と楽しそうに笑ってるのを見ると悲しくなる。
手放しができません。

「もっと強くなる」と最後に言ったのに、先日情けない失敗をしてしまい彼に見られました。
駄目な自分を彼がどう思っただろうと考えてしまいます。「彼にどう思われるか」から抜けだせません。

正直復縁後は一度別れを告げられた事からくる不信感や不安感、嫉妬が強く、別れて心が楽になったのは確かだから別れは正解だったのかもしれません。
でも本当に好きだったから、乗り越えられると思ってました。
最初の失敗から学べなかった自分が情けない。

さすがに2回も振られたのだから、縁がないということなのでしょうか?
「時間がたってお互い必要とすれば、縁があればまた付き合える」なんて最後のメールで言われましたが、諦めさせる為の常套句にすぎないのでしょうか?
何度も復縁してそれで幸せになるカップルっているのでしょうか?
未練たらしくて嫌な質問なのですが聞かずにいられません。
こんな一方的な気持ちは彼には重荷だろうし、このままの私と彼じゃ何度やり直せても結果は同じとどこかでわかってるのに。

「手放したい」と思いながら、痛みにしがみついて、あわよくばもう一度なんて思っている。
自分がどうしたいのかわからなくなってきました。
彼が元気で幸せならそれでいいと思うのも本当の気持ちなのに。
自分の事ばかりで彼を思いやれない自分が嫌です。

カウンセラー
木村祥典
みゅうさん、はじめまして。木村と申します。
ご相談ありがとうございます。初めてできた彼に振られてしまったのですね。
それも半年弱の間に2回も経験されたということで、大きな心の痛みとなってい
るのではないでしょうか?

お別れした後もほぼ毎日彼と顔を合わせるというのも辛いことなのではないで
しょうか?

少しでも早く、みゅうさんが心穏やかに過ごせるように、お力になれればと思
います。

今、みゅうさんの心の中には、いろんな気持ちがたくさん渦巻いていているよ
うですね。

手放しに取り組む前に、まずは、みゅうさんの心の中にどんな気持ちがあるの
かをチェックしてみましょう。

そして、その気持ちの一つ一つを、自分でどのように扱っているのかをチェッ
クしてみましょう。

「手放したい」
「彼とやり直したい」
「私がいなくても平気なんだと思うと寂しい」
「彼が元気で幸せならそれでいい」
「自分の事ばかりで彼を思いやれない」

これらの一つ一つは、みゅうさんの気持ちで、どれも本当の気持ちに違いはあ
りません。
どれが正しくてどれが間違ってて、どれが良くてどれが悪いか、というもので
はありません。

それらの全てが、みゅうさんの大切な気持ちの一つ一つなんですね。

しかしながら「彼のことが好き」という気持ちを、「そんな気持ちを持っては
いけない」と、悪いもののように扱っていたりする部分はありませんか?

彼のことが好きな気持ちがあることで苦しくなることはありますが、だからと
いってその気持ちを持つことが悪いことではないんですよね。

他にも、彼とお別れに至ってしまったことで、自分のことをダメだと感じてい
たり、そんな自分を責めてしまっている部分はあったりしませんか?

もしそういった部分があるのならば、まずは、その自己攻撃をやめることに取
り組んでみることをお勧めします。

これは、私がご相談内容を拝見して受けた印象なのですが、みゅうさんは、彼
とお別れしたのも辛いと思うのですが、そのことで自分を責めてしまっている
ことで、痛みや苦しみが大きくなってしまっているように感じられるのです。

自己攻撃をやめるというのは、言い換えると自分を承認したり許したりすると
いうことです。

そうして心に余裕を作ることで、自分がどうしたいのかという気持ちも探しや
すいと思いますし、手放しにも取り組みやすく、また、うまくいきやすくなる
と思います。

「自分を大切に扱って、自分が本当に幸せになることを自分に許してあげる」

これができた分だけ、彼を手放すのもうまくできるでしょう。

そういう面からみると、今のみゅうさんに必要なのは、彼よりも他の誰よりも
自分自身に目を向けて、自分自身を大切に扱って思いやってあげるということ
なのかもしれませんね。

もちろんその全てをみゅうさんお一人だけでやる必要はありません。
私達カウンセラーでお手伝いができることがありましたら喜んでお手伝いさせ
ていただきますので、よかったら、カウンセリングも使ってみてくださいね。

ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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