心の問題

 

相談者名
asa
最近毎日がとても辛く、メールをさせていただきました。

主婦として、社会人として、働き、たまに家族や友人に会い、普通の毎日送っていますが、こんな毎日から抜け出したい、もう何もかもやめたい、ときに死にたいという気持ちになるほど鬱積しています。

家族も友人も仕事もあり、贅沢はなくても生活できて、恵まれている状況だと思います。
楽しいと思う瞬間もあります。
でも「私は何をしているんだろう?この人生は誰のものなんだろう?」という気持ちから抜け出せません。
最近はとても親しい友人や家族と話すことすら苦痛です。人に対しても自分に対してもイライラし、気を使うことに疲れ、絶望的になります。

カウンセリングに行ったり、教会に行ったり、著名な方々の本を読んだり、その他改善できそうな様々な方法を試してました。
その直後は感銘をうけて新しいスタートを切れる気分になるのですが、結局このような状態に戻ります。
昔から傷つきやすく時々鬱っぽくなることはありましたが、今のように鬱積した状態はここ6年くらいのことです。

何もかもがイヤです。
こんなメールをすみません。
でもこんな状態でもよくなることはあるんでしょうか?
自分なりに努力をしているのですが、何年もこの状態を繰り返すのがつらく、どうしたらいいのかわかりません。
アドバイスを頂けたら幸いです。
すみませんが宜しくお願いいたします。

カウンセラー
ながのひろみ
asaさん、こんにちは。担当させていただくながのひろみです。
よろしくお願いいたします。おそらくメールを出すこともままならない辛い状況なのに、頑張って私たちを頼って
くださいましたね。そういうasaさんは、とても頑張り屋さんでチャレンジ精神と
常にひたむきな気持ちをお持ちの方だと思います。

ただ、メールにもありましたように、頑張っているにもかかわらず、
私は何をしているんだろう?この人生は誰のものなんだろう?
自分が自分でないような、自分の人生が自分のものではないような感じを
受けていらっしゃるのですね。

生きている感覚がなくなるような状態、これを私たちはデッドゾーンと呼んでいます。
まさに心が“死んだような状態”になってしまうんですね。

何故このようなことが起きるのでしょうか。
実は人間の成長過程が関係しています。

私たちが生まれたとき、生まれたての赤ん坊は何もできないので、親はたくさん
甘えさせてくれますし、何か新しいことをやるたびに喜んで褒めてくれます。
そのうちに躾が始まります。今まで褒めてもらっていたことが褒められなくなったり、
できないことを叱られるようになります。しかしよい子でいたい気持ちが強いので、
甘えたい気持ちを我慢して頑張ってまた褒めてもらえるように努力します。
これまでの期間を「依存の時代」といいます。

そのうち、期待するほど親はもう褒めてくれないことがわかってきて失望する
「自立の時代」に入っていきます。この頃から自分のやり方が身についてきます。
それでうまくいくことも多いので自信もついてきますし、親とも喧嘩するようになります。
完璧を目指してもっとうまくいくように我慢してさらに頑張りますし、依存の時代に
たくさん傷ついてきた分、これ以上傷つかないように自分の中にルールや義務も
たくさん作ります。また一人で頑張ることをよしとするので、どんなに辛くても他人の
助けを借りたり、差し伸べている手を受け取ることができません。
そして我慢しすぎて心が何を感じているかもわからないまま、頑張っているのに
何故か毎日が空しいというデットゾーンに突入してしまうのです。
(詳しい解説が当HPの『すぐに役立つ心理学講座』にありますので参考になさって
くださいね)

asaさんは、最近、自分の心に耳を傾けてあげていますか?
~してみたい、~が好き、~が心地よいなどの心の声ではなくて、
~するべき、~したほうがよい、~しなければいけないという
頭で判断した声にしたがって毎日を送っていませんか?

頑張っている自分を褒めてあげていますか?
できていないところだけを見て自分に厳しくあたっていませんか?

お友達やご家族にどうしようもない辛い気持ちは打ち明けたことはありますか?
人に頼ることを迷惑をかけるように感じていらっしゃいませんか?

今回、asaさんは私たちを“頼って”くださいました。
新しい生き方へとても大きな一歩を踏み出されたと思います。
一人で頑張るやり方から、誰かを頼り頼られる生き方へ。
自立の時代の次は相互依存というasaさんが楽に生きれる場所があります。

その場所へ進むお手伝いを、ぜひわたしたちカウンセラーにさせてくださいね。
もう一人で頑張らなくてもいいんです。
asaさんが生きていることはなんてステキなこと!と思える日がくるように
応援しています。
ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

退会しました