自分の声にコンプレックスを感じる

 

相談者名
めぐみ
私は15歳の中学生です。私は前から自分の声に自信がなくて困っています。
小学校の高学年ごろから、クラスの男子が私の声を真似してからかうようなことがよくあったんです。けど、悪気があるようには見えないし、笑ってすませていたので別に気にすることはありませんでした。でも、中学一年のときに学年全員での練習があって、そのときに隣の列に並んでいた男の子に歌声を真似されて。それを聞いた周りの子たちはみんな笑っていて、私の友達は「やめなよ」って止めてくれるんですけど。それ以来、みんなで歌うときはいつも口パクになりました。他にもいろんなところでからかわれたりしました。一つ一つはほんとに大した事ないんですが、その積み重ねで人前で声を出すことがすごくおっくうになってしまいました。
一度、仲の良い友達に相談したんですけど、「別に変じゃないよー。ただ、めぐみの声は少し震えてるだけだよー。でももう慣れた。」って言われたんです。その子はいい子なので悪気はないと思うのですが、素直な子だけに嘘をつくこともないから、余計に「あー私の声は震えてるのかー」って気にしてしまって・・・。
コンプレックスって誰にでもあるものだし、無い人なんているわけがないって分かってはいます。だから、私は声がちょっと変だけどしょうがない!って認めようともしました。けど、頭の中では分かってても、初対面の人と話すことに対して恐怖っていうか自分の声を聞かれるのがすごく嫌で。それで、一時期対人恐怖症みたいにもなってしまったこともあります。今はその時よりはだいぶ良くなったんですが、未だに人前で話すことができません。今年から高校生なので、バイトもしたいし、新しい学校で上手くやれる自信がありません。回答お願いします☆
カウンセラー
長谷川大
 めぐみさん はじめまして。

お返事お待たせさせてしまってスミマセン。
長谷川 大と申します。 どうぞ宜しくお願いしますね。

めぐみさんは、自分の声が人とは違いすぎて、すごく今まで悩
んで来られたようですね。

「もぅ。。。私が皆と同じフツーの声だったら、こんなにも悩ま
ないで済むのに・・・
なんで私だけ普通じゃないんだろう。
ホント、普通でいいのに。」

なんて幾度となく思ってきたんでしょうね。
そして、今 自分の声をとっても嫌っているんではないでしょうか。

実は、私もめぐみさんと似たような事で中学時代悩みました。
私の場合は、「声」ではなく「ことば(=方言)」だったんです
が、中学に入学する時に名古屋から今住んでいる場所に引っ越
して来て・・・・
誰一人 知っている人のいないクラスで、ある人に開口一番

「おまえの言っている意味わかんねぇ~よ!」

って。
それから、私もしばらくの間、めぐみさんと同様にすっごく無口
になりましたよ。そして、必死になって いわゆる 標準語に直
そうと努力した経験があります。
ですから、少しはめぐみさんの気持ちが分かる気がするんです。

めぐみさんは、からかわれた相手に対して、怒りたいって思った
事もあったんじゃないでしょうか。
でも、その怒る声すら笑われそうで、ドンドン何も言えない感じ
になってしまったのではないでしょうか。

この先 自分が一生ずっとこの声と一緒なんだ。。。
と思うとなんだか、どうしようもないほど途方にくれてしまいま
すよね。本当に、辛かったですね。

コンプレックスって「自分の○○が嫌だ!」と嫌えば嫌うほど、
強くなってしまうものなんですよ。
ですから、その部分を少しでも和らげていく必要があると思うん
ですね。

めぐみさんは、こんな事を聞いた事はありますか

「人は、その人の才能があるところに とても悩む」

なんて言葉。

ちょっと想像してもらいたいんですが、
例えば今 メジャーリーグで大活躍をしているイチロー選手。

イチロー選手が、今までの人生で 一番多く悩んだ事って何で
しょうかね。

間違っても、サッカーや数学の答えの出し方ではないですよね?

彼が今ほどの大スター選手になるには、きっと今までたくさん
野球に関する事で悩んできて、沢山乗り越えてきたんだと思いま
せんか。
一つクリアすれば、また次のステップで、前よりももっと大きな
悩み。。。みたいな感じで。。。。

ひょっとすると、めぐみさんがそれほどまでに「声」に悩みを持
つという事は、声に関する事に物凄い才能を持っているのではな
いかなぁ~って私は思うんですよ。

じゃなきゃ、こんなにめぐみさんばかりに「声」の悩みを神様は
投げかけて来ないと思うんですよね。

めぐみさんは、もうすぐ高校生になるという事で、これから自分
の人生ややりたい事など、分からないながらも沢山チャレンジす
る時間も機会も出てくると思うんです。

そのときに、ちょっと自分の「声」に関する事で何か個性を発揮
出来るものがあるんじゃないかな?なんて思ってみて頂けません
か。。。

例えば、私が、みんなを引率する添乗員だったら、ちょっと大き
な声を出せばどんなに人が ごったがえしていても 皆 迷わず
私に付いてきてくれる!!

みたいに。。。

めぐみさんはご存知かもしれませんが、めぐみさんと同じ悩みを
持って、それを個性として開花された方がいるんですよ。
その方とは、ドラえもんの声優 大山のぶ代さんなんです。

大山さんもめぐみさんと同様に、自分の声が皆と違う為にからか
われて、いじめられて・・・声が出なくなったことがあったんだ
そうです。

その時に、大山さんの母親が
「人間の手でも足でも目でも声でも、使わなかったらどんどん駄目
になるの、退化するのよ。
自分の声が悪いと思ったら、声をいっぱい出して、いい声に聞こえ
るように、よく相手にわかるようにしゃべれるように、そういう声
を出すクラブ活動に入りなさい」

って言われて、大山さんは放送研究部に入って・・・
やっていくうちに、すごく話すのが面白くなったそうなんです。。。

今では、ドラえもんの声と言えば・・・
「こんにちは、ぼくドラえもんです。」
なんてイメージと声が誰でも浮かんでくる位、ものすごい個性が
ありますよね。
そして、確かに皆と違う声だけども、別に変な感じもしませんよね?

真似をされるくらい個性のある声。。。
それって、きっと神様のメ・グ・ミなんだと思うんですよ。

是非とも、めぐみさんもその恵みを最大限に発揮できるような事を
見つけられれば、今とは全く正反対の感覚で自分の声を受け入れら
れるようになるんじゃないかなぁ~って思うんですよネ。

めぐみさんの人生は、これからです。
沢山トライしてみて、是非ともその個性を伸ばしていってくれれば、
自信も才能も道も開いていくと思いますよ。

めぐみさんがこれから大活躍される事を心から祈っています。

ご相談、有難う御座いました。

長谷川 大

この記事を書いたカウンセラー

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