これからどうすればいいのでしょうか？

まずは、彼とタヒチさんのパートナーシップをキッチリと結ぶことができるかどうかが大切です。
対等なパートナーシップは、「二人で一人」という考え方になります。
どちらかが、一方を背負うのではなく、荷物があれば、二人で背負っていくのが、パートナーシップです。
今は、子供さん達の問題が出てきていますが、これから先の長い人生、二人で背負っていくことになる荷物も出てくるかと思います。
その時に、「この人と一緒に！」と思えるかどうかなんですね。
もちろん、一方がそう思ったとしても、もう一方が、そうは思わなかったのであれば、パートナーシップは成立しません。

不倫状態が長く続いたり、その後も、何度かお別れがあったりもしたようですので、もしもお二人に問題があるのだとしたら、お互いがお互いを選びきっていないことではないかと思います。
ご事情は、詳しくわからないのですが、不倫関係というのも、望んでそういう状態になったのではないと思います。
しかし、心理学的に見れば、「お互いがお互いを選びきっていない」というふうに見ることもできます。

タヒチさんの今のお考えでは、まず彼の今の状況を理解して、それから彼とやっていくかどうかを決めるという感じだと思います。
でも、別の考え方をしてみてはどうかと思うのです。
まずは、タヒチさんが、彼を選ぶのかどうかを、決めるのです。
「この人を私は選ぶ！」と、決められるかどうかなんですね。
もちろん、どちらでもかまいませんよ。
何度かお別れがあったときも、とても悩まれたかと思います。
でも、「この人！」と選びきってしまうと、「どうやっていこう」という考え方も生まれてれきますし、選んだのは自分であるという思いが強くなりますから、困難なこともチャレンジするパワーが生まれてきます。
しかし、選びきっていない状態ですと、困難なことがある度に、「本当にこの人でいいのだろうか？」という迷いが出てきてしまうのです。

まずは、彼を選ぶかどうかを決める。
そして、彼を選ばれたのであれば、彼の今の状況を受け入れられるそんな女性になっていくことにチャレンジしてきましょう。
もしも、彼を選ばないのであれば、タヒチさんの人生をこれからどんなふうにしていくのかを、じっくり考えていきましょう。
まずは、人生のパートナーとして、彼をタヒチさんが選ぶのかどうかです。

今は、お別れしている状態のようですので、今の時期にじっくり考えてみてください。
彼との連絡は、しばらくしない方がいいかもしれませんね。
彼から連絡があったとしても、タヒチさんご自身のお気持ちが決まっていない状態で、連絡をとってしまうと、同じことの繰り返しになってしまいます。
タヒチさんご自身も、今までと同じことの繰り返しはしたくないと、お考えのようですので、この機会にぜひ、彼に決めるかどうかを考えて下さいね。

この決めるというのは、「コミットメント」とも言います。
腹をくくるという状態ですが、私たち人間は誰しも、腹をくくるのが怖いと感じるようです。
決めてしまったら、もう引き返せないと思うからかもしれませんね。
そうすると、腹をくくらないために、決めないためにの言い訳を、たくさん思いついてしまうものです。
タヒチさんは、そうは思っておられないかもしれませんが、一般的には、「もっといい人がいるかもしれないから」「彼は優柔不断だから」「彼には問題がいっぱいあるから」「私にはそんな力はないから」などのいいわけを思いついてしまうことがあるようです。
でも、「できるかどうかわからないけど、やってみよう！」と、腹をくくると、様々な乗り越え方が示されてくるのです。
残念ながらそれは、コミットメントした後でないと、現れてくれないんですけどね。

彼の娘さんのこと、息子さんのこと、ご自身の息子さんのことなど、困難に思える問題は、たくさんあるかと思います。
ですが、まずはお二人の関係性が大切です。
ぜひ、コミットメントにチャレンジしてみてくださいね。
決められたら、どの方向に進まれるにしろ、お手伝いさせていただくことができますので、よかったらカウンセリングをご利用下さいね。
この度は、ご相談ありがとうございました。