年上の人とＨすると楽になるなんて

お父さんとの関係はどんな感じだったのでしょうか？
セックスに依存してしまう女性をカウンセリングしていくと、裸で抱き合ったり、愛してもらったり、愛したり、という気持ちが、すごく小さい頃にお父さんにお風呂に入れてもらったり、スキンシップをしたりした頃の感覚と繋がっていることが多いんです。
パパに抱っこしてもらっている安心感と、Ｈの時に感じる安心感が似てるような感じ。
全面的に受け入れられているような、守られているような感じ。

それが、お父さんから十分その気持ちをもらえなかったり、あるいは離婚や死別などで、半ば強制的に別れさせられてしまうと、その安心感が二度と手に入らないような気持ちになって「欲しくないもん」と抑圧し始めます。
それが大人になって、Ｈをしたときにその欲しかった感覚が呼び戻されて、病み付きになってしまうようなところがあるようです。

ふづきさんの場合は、そこまで強いものはないのかもしれないけれど、離婚して離れ離れになってしまったお父さんを求めるケースが一つ考えられますね。
それを解決していくには、心の中でもう一度お父さんと繋がりを作ってあげると良いでしょう。

それから、もう一つ考えられる点はお母さんがその恋人（＝ふづきさんにとっては知らない男性）と一緒にいたということで、お母さんと癒着してしまってた場合、お母さんの真似をしてしまったような感じかもしれませんね。
これは意識的なものじゃないケースがほとんどなんですけどね。
僕らは日本語話しますけど、日本語学校にいったわけじゃなくて、近くにいた両親から日本語をまねたわけですよね。
真似たのは言葉だけじゃなくて、態度や考え方なども一緒に真似てしまうと思うんです。
それで、ついつい近くにいたり、影響力の強い人をまねてしまうのが僕達の心理です。

この部分については、うづきさんが大人になって、精神的に自立していくことで解消されていくでしょうから、今から自分自身の気持ちときちんと向き合ってみることをお勧めします。

少し難しい内容かもしれませんが、Ｈをすることと安心感が結びついてしまっているとしたら、Ｈ以外の方法で安心感を手に入れてみると、Ｈは必要なくなるかもしれませんね。
寂しい気持ちを誰かに伝えてみたり、ボランティアのカウンセリングを使ってみて、素直な私を受け入れてもらったりすると、その感覚は手に入るかな、と思います。
試して見てくださいね。

ありがとうございました。