母を救いたいです

相談者名
もも
母についてです。1年前モラハラの父が自殺。母は父が亡くなる前から精神的に追い詰められている部分がありましたが、ここ最近情緒不安定がひどく、不調が身体にも現れているようです。原因不明の症状(耳の奥で心臓の鼓動音がする)や、このまま死んでしまうんじゃないかと思うほど気分が悪くなったり。婦人科でもらった更年期障害の薬も効かないと言っています。
私が今里帰り出産で母に迷惑をかけているんですが、赤ちゃんのことはストレスではないと言っています。しかし、突然子供のように泣いたり、急にイライラしたりと今までの母とは違うんです。私も原因の一つだと思いますが、疲れていても、あれもこれもやらなきゃと手を抜けない性格、幼少から理想の愛情を父親からもらえなかったこと、信じていた母親から裏切られたこと、アダルトチルドレンだったこと、私の父にも精一杯つくしてきたのに、裏切られ、話し合いもできず(父は話し合おうとしても向き合わず、怒鳴ったり、逃げていく人だったので)自分勝手に死なれ、親戚から責められ、いろんな事が積もって母が壊れていっているように感じます。どうしたら母を救うことができますか?よいアドバイスをお願いします。
カウンセラー
土肥幸司
ももさん、初めまして!
今回、担当させていただく土肥と申します。よろしくお願いします。

1年前にお父様が亡くなられ、お母様が精神的に追い込まれた状態の中で、ももさん自身も赤ちゃんを身篭っているとのこと、次々といろいろなことが起こり、ももさん自身も目まぐるしい生活の中で余裕がなくなりがちだと思います。

その中でお母様を救いたいと、このように相談されている、ももさんは本当に強い方だと思いますし、その意志が必ずお母様の助けとなり、いつかきっとお母様は元気を取り戻すのではないかと私は信じています。

お母様は、今、本当に疲れ果てているんですよね。

耳の病気というのは心のバランスが崩れているときになりやすいと言われています。今までずっと頑張ってきたお母様が精神的に追い詰められ悲鳴をあげているんですよね。

そしてお母様は、ご自身のことを、とても責めているように感じます。

>父にも精一杯つくしてきたのに、裏切られ、話し合いもできず自分勝手に死なれ

ご家族の誰かが自殺をしたとき、残った家族というのは、どうしても自分自身を責めてしまいますよね。お母様のように精一杯尽くしたとしてもお父様の「死」を受け止められず、どうしても「何もしてあげられなかった自分」を見てしまいがちです。

>親戚から責められ、いろんな事が積もって母が壊れていっているように感じます。

自分自身でも責め、増してや親戚からも責められたのでは、何も聞きたくないとお母様が無意識にご自身を守ろうとするのも当然だと思いますし、それが耳の症状として現れてくることもあるでしょう。そうやって、いつも自身を責めていたら、いずれ疲れ果て壊れてしまいますよね。

ただ、ももさんには、お母様と同じ罠に、はまってほしくないな…と思います。

> 私が今里帰り出産で母に迷惑をかけているんですが、

こう書かれています。

ももさんも、ご自身のことを「迷惑をかけている存在」だと思っているとしたら、それは違うと思います。

今は親子共々、自分を責めてしまっています。

責めることで問題が解決できるのであれば、責めても良いのですが責めても良くはならないですよね(><)
逆に疲れ果て身も心も壊れてしまいます。

今、とても追い詰められているお母様ですが、そのお母様にとって、ももさんの存在が大きな救いになっているということに気付いてほしいのです。

ももさんが里帰りをして傍にいてくれていること、産まれてくる赤ちゃんの存在がお母様の微かな(かすかな)望みや希望になっていると思います。

ももさんが傍にいなかったら、お母様はもっと孤独で辛いでしょう。

今、まさに、ももさんはお母様を救っている最中なんですよね。できることをされています。

だから、まず、ももさんは自身のことを責めないでほしいし自身の価値を認めてあげてほしいのです。今、そこにいる(里帰りしている)ことを責めずにご自身に優しくしてあげてくださいね。

そうやって、ももさんが自分自身に優しい気持ちでいると、徐々に気持ちにゆとりが出てきますし、そのゆとりや心の余裕が一緒に住んでいるお母様にも伝わっていく筈です。

心に余裕が出てくれば、お母様の価値を素直に伝えていくこともできるでしょう!

今、お母様に必要なのは「優しくしてもらうこと」と「存在を認めてもらうこと」だと思うので、ももさんが気持ちにゆとりを持つことで継続的にお母様の価値を見ることができ、お母様の未来も信頼できるようになると思います。

お母様の未来を信頼してあげてくださいね。

そうすれば、いずれはお母様自身が自分の価値や今まで頑張ってきたことを認められ未来を信じられるようになるでしょう!

ただ、今は、ももさん自身も余裕がなくて困難な状態かもしれません。もしそうであれば是非、私達カウンセラーにも頼ってみてくださいね。

ひとりでお母様を救おうとせずにチームで救っていくという選択肢も考えていただけたらと思います。

応援しています。読んでいただき、ありがとうございました。

土肥幸司

この記事を書いたカウンセラー

About Author

自信喪失のケアから夢やビジョンの実現サポート、幸せになれるコミュニケーションを得意とし、”お客様を笑顔に”をモットーに、お客様の気持ちに寄り添った心理分析と、今できることを分かりやすく提案している。 優しい口調からか、癒し系のイメージを与えることが多く、いつも笑顔が絶えない。 ※2020/3/1より休会中