心の殻を破りたい

相談者名
ツバメ
20代前半男です、よろしくお願いします。好きな人に告白したいです。最近Facebookで高校の時に好きだった人を見つけました。今でも好きなのでやり取りをしたいのですが、躊躇してしまっています。ちなみに今彼女に彼氏がいるのかは分かりません。
高校の時の話にさかのぼりますが、好きになったのは高校3年生の時で、恥ずかしさと自信のなさからか自分から話すことはあまりなかったです。でも好きな人からは話かけられたりしたし、授業中でも好きな人から見つめられてたりしました。ある日女子が「M(好きな人)は僕のことが好きなのかな」といううわさ話をしているのも聞きました。多分僕のことが好きだったと思います。告白はしてませんし、されてもいません。
でもやり取りをするのが怖いです。それがなぜかはわかりませんが、自分の中で感じていることを書いていこうと思います。今は自分自身に対する自信はあるとは思いませんが、致命的に自信がないわけでもないと思います(中途半端な感じですみません)。
また、自分の考えや本音を言うのをためらってしまうことがしばしばあると思います。そのためか人に無駄に気をつかっている感じはあって、本音もあまり話さず社交的ではないので友達はそんなに多くないです。初対面では仲良くなれますが長続きしません。
何かアドバイスなどがあればよろしくお願いします。あと彼女にFacebookで最初に送るメッセージでこのように書けばいいなどのアドバイスもあればお願いします。
カウンセラー
三好成子
ツバメさま、はじめまして、三好成子と申します。
よろしくお願いいたします

Facebookなどで懐かしい人達と繋がりを持つ事も増えてきましたね。
ツバメさまは今20代前半という事は
彼女を好きになって、卒業と同時に連絡が途絶えたという事とすれば

約五年ぶりという事なのでしょうか?

Facebookで見つけた瞬間、
あの時の感覚が蘇ってドキドキされましたか?

何もはじまらず、終わっていない素敵な時間は
会えていない間、
冷凍保存とか、真空パックと比喩されるような美しい思い出として
心の大切な部分に保存されていたりします。

それは月日が経つほどに美しいものになっていく事が多い様です。

会えない時間にも
ああしていたら…どうなっていただろう?
とか
こうだったかもしれないなぁ~
という空想を膨らませる事もあったりするものです。

今、ツバメさまが感じておられる怖さは

そういう心に真空パックで、あの時のまま保存していた
美しい思い出を、
現実のこの空気に触れささてしまうのが怖い
という感情があるのではないかと推測します。

物事が動き出す
という事への恐れというものがあるのですよね。

それも、幸せになる事って本当に怖いものなのだと
言われているのです。

え?って思いますよね?

私たちは幸せになりたいから頑張るというところもあります。
なのに
幸せになるのが怖いってどういう事よ?
と、思いますよね。

極端な例で言いますと
お金が欲しくて宝くじを買ったのに
数億の当選金が入るとなると急に怖くなると思いませんか?

こんなラッキーを受け取っても良いのだろうか?
妬まれたり、攻撃されたらどうしよう

という感じです。

あとは
素晴らしいものを手に入れたら、
もっと頑張らなきゃいけないんじゃないか?
と、手に入れる喜びより、
手に入れた後のしんどさを思ってしまう
というパターンもあるそうです。

なぜこの様な事を書いているかと言いますと、
ツバメさまの文中に、
もうちょっと積極的になれていれば、
お付き合いにまで発展できた可能性を
感じておられる様な箇所がいくつかあったからなのです。

好意を持ってくれているにもかかわらず、
行動を起こせなかった昔の自分に対して後悔していらっしゃるのかな?
と思いました。

なので、今回Facebookで見つけた事で
その時の自分を乗り越えようとしておられるのかな?
とも感じ取れました。

あの時も、今もそうですが
怖かったり、行動を起こせないのは
「失敗したくない」という思いがあるのだと思います。
あっても当然で、誰しも怖いものです。

でもね
怖さから抜ける最善策は、行動なんです。

もうちょっと極端な事を言ってしまうならば、
失敗を重ねることで器の大きい大人になっていくと私は思うのです。
(だからと言ってツバメさまが失敗するという意味では無いのですよ)

怖さは、経験で消すことが出来ます。

そして
怖いと、
偽りの自分で向き合おうとしてしまいがちです。
自信はあるわけでもないけれど
致命的に無いわけでもないという
この感覚のままで連絡を取ってみるのも良いかと思います。

リアルな現状と、
会っていない間の話しを
成功例だけではなく、ちょっとドジったようなことがあれば
面白く語れる様になっておくのも良いし
高校生の時の声をかけられなかった自分のピュアさを話しても良いですよね。

背伸びしない感じが
長続きするおつきあいのコツですね。

あと、交流が可能になったら、
彼女の変わっていない部分と、
美しく変化した部分を見つけて伝えられると良いですね。

でも、人によるとは思いますが、
話が乗ってきたら聞き役に回る事って必要かも知れません。

女性の発言に意見はあまり必要ないことも多く
「そうか、そうか」と聞き役に回ってあげることで
私たちカウンセラーがクライアントさんに対して心がけている

「どんなあなたも受け入れますよ」

という感じが出せれば
今回だけではなく

ツバメさまは モテる人になれると思います。

まず最初は
Facebookで名前を見つけて嬉しかったし、今どうしてるかな?と思って…
という軽い感じで連絡をとってみましょうね。

あとは、その時々の状況ですよね。
対処に困ったら、連絡くださいませ(^_^)

ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

「近ずぎてウザい・遠すぎてさみしい」 自身の経験から、人との心の距離感や対人関係の悩みには親子の距離感が大きく関係している事に着目。【母子癒着】といわれるくっつきすぎた心を見ていくことで、人との距離感を整えていくカウンセリングを得意とする。 誰にも言えない気持ちに寄り添ってくれると好評。