兄の行動

今年になって、働かなくてはいけないと思ったまではいいのですが、
今の伯母の家を兄の名義に変えて欲しいと、半ば強制的です。今私に戸籍抄本と印鑑証明を送ってと、伯母の家を売却する準備をしています。小さい古い家なので、五百万円程のようです。
このお金で、店舗とアパートを借りるつもりらしいです。
つい最近お金もないのに「仕事をするのに車がないと何もできない」と知り合いの車屋さんから、軽四を勝手に購入したようです。
兄は、酒が入るとさらに怒りっぽい正確です。

今朝も母「伯母の家は売るしかないのか？後が怖いので思うようにさせるしかない」と話しました。今の状態の兄に、どう対応したらよいでしょうか。犯罪者になるのではと心配です。
支離滅裂な文章になりましたが、よろしくお願いいたします。

読ませていただいて私が感じたことなのですが、お兄様は「認められていない」という感覚をずっと感じているみたいですね。

みんなに認めてもらいたい、でも、誰も自分を認めてくれない。
その感覚が、お兄様の「うまくいかない行動」を作り出している原因の一つと感じられます。

他にも、お兄様の心の中に「愛されていない」感覚もずいぶんあるみたいですね。
自分が問題児でい続けることで、「もっと俺を見てくれ」「俺に構ってくれ」と、ご家族にいっているようにも感じます。
ただ、一番認めて欲しかった人がすでにもういませんので、彼自身やり場のない思いがたくさんあるのでしょうね。
お兄様が認めて欲しかった人、それはお父様でしょうね。
しかし、認めてもらう前にお父様は亡くなってしまっていますから、彼自身感情のやり場をどうしていいのかわからないというのが、本当のところなのでしょうね。

お兄様の怒りは、ある感情を隠すために使われています。
それは「恐れ」という感情です。
お兄様は本当はいろんな意味で怖いという感情を感じているのでしょうね。
どこかで責められているのでは、と感じているところもあるかもしれません。
それは、男として、大人として、息子として、社会人としてやるべきことをやっていないというところからで、その「責められている感覚」から自分を守るために、周りに対して攻撃的になるのでしょうね。

お兄様自身、お店をすることで、人生の一発逆転を狙っているのでしょう。
ただ、これは万馬券狙いでお金をつぎ込むようなものですから、失敗する可能性の方が高いわけです。
しかし、お兄様自身も、今までの自分の生き方がどこか失敗なのではないかと感じている部分と、その失敗を認めたくないと感じている部分で、相当悩まれているのでしょうね。

匿名希望さんがお兄様に対してどのように接していくか。
正直、匿名希望さん一人では大変だと感じます。
これはお母様の協力も必要になりますし、お兄様の周りの友人達などの力も必要になってきます。
お兄様自身を変えることはできませんが、お兄様が変わりやすい環境を、みんなで作っていくことによって、お兄様がより良い方向へ変化しやすいように準備してあげることはできますからね。

匿名希望さんが今できること。
それは、周りとよく相談して話し合うことです。
お兄さんを責めるためではなく、お兄様をどうみんなでバックアップしていくかについて、しっかりと話し合うことが必要です。
今のお兄様にはみかたがいませんから、誰かがみかたになってあげて、お兄様の信頼を勝ち取る必要がありますからね。
そして、お兄様自身が父親代わりになるような目上の権威ある人と交流できるようになれば、お兄様は失敗しない可能性が高くなっていきます。

みんなで、お兄様を信頼してあげられるように、大変かもしれませんがよく話し合う時間をとってくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

匿名希望さんとご家族が幸せな人生を歩まれるための参考に、少しでもなれれば幸いです。

ありがとうございました。