この先どうしたら

相談者名
初めてまして。38歳女です。
5月に16年働いた会社を、同僚、上司と意見の相違から勢いで辞めてしまいました。
その後、7月より同じ職種で働き始めたのですが、こちらはとにかく経営者が非常識な人で〔入社前にわかってはいましたが、生活のためと思い入社を決めてしまった〕半年で10人以上が辞めた〔このことは入社後に経営者本人から聞いた〕というとんでもなく劣悪なところで、私も入ってすぐに罵倒され、他の一人と一緒に一週間で辞めてしまいました。
この歳にもなって、特にやりたいこともなく勢いで辞めてしまったことを後悔し、また情けなく、この先どうしたらよいかもわからず、もがき苦しむ毎日です。16年働いた会社での自分の態度を反省し、どうしてもっと我慢できなかったのだろうと考え、自分を責めるばかりです。自分を大事にしたら?とアドバイスもされますが、どうしてもできません、可能なら、会社に復帰してもう一度態度を改めて働きたいと思ってしまいます。私はネガティブ思考なので、どうしても先のことを悲観して恥ずかしくも泣いてしまいます。感情が麻痺しているとも感じていて、自分でも答えが出せず毎日ボーッとしています。
わかりにくいかと思いますが、何かアドバイスがありましたら宜しくお願い致します。
カウンセラー
松尾たか
Iさん、はじめまして。 今回ご相談を担当させていただく松尾たかです。 どうぞよろしくお願いいたします。

ご相談いただき、ありがとうございます。
勢いで会社を辞めてしまったことをご自身で許せず、自分を責めてしまわれるのですね。
これからどうしたらいいのかわからずもがき苦しむ毎日は、本当に辛かったり、不安だったりしますよね。
Iさんの心が少しでもラクになるようにお話させていただきますね。

16年というと長いですよね。一昔以上前なら、転職する人も少なく同じ会社に勤務し続けることがごく普通でしたが、最近では、少し嫌だとすぐに辞めてしまうことも少なくありません。 ずっと同じ会社で働き続けていらしたのは、凄いことだと思います。

ただ、意見の相違から勢いで辞めてしまったということを思うと、以前から会社を辞めたいというお気持ちはあっただろうと思いますが、いかがですか。
Iさんは、真摯に仕事に取り組み、誰に対しても考えや意見もハッキリと述べることの出来る方なのではと推測いたします。向上心や正義感も人一倍強い方なのではないでしょうか。
もしかしたら、なかなか自分の考えや意見が受け入れてもらえず悲しかったり悔しかったり、あるいは理不尽な思いをされてきたのではありませんか。 ずっと我慢をしてきたのかもしれませんね。

仕事をしていると意見の相違ややり方の違いなど、その時々のちょっとした小さな苛立ちやわだかまりなどが知らぬ間に積みかさなっていくことがあります。 もちろん、会社だけでなく、日常生活ではそのようなことが誰にでもあると思います。
もし、そうであれば、16年間そこで働き続けてきたことは本当に頑張ってこられましたね。
よく続けてこられたと思いますよ。
会社を辞めてしまったことを悔やんでいらっしゃるようですが、きっとIさんにとっては勢いでもなければ会社を辞められなかったのでしょう。 そこで働くのは、もう限界だったのかもしれません。ようやく決断が出来たと思ってもいいのではないでしょうか。

次の会社が劣悪だったのは残念なことです。でも、それも自分を大切にするためにさっさと決意してお辞めになったわけです。 そう思うと、どんな感じがしますか?

どんなに嫌な職場であったとしても、会社に勤めているとどこかに所属(帰属)できているように思えます。 ○○会社のIさん、という感じです。
でも、その場所を卒業し、新しい世界に飛び立った時、どこか自分が頼りなく、支えがなくなってしまったような気持ちになるかもしれません。 でも、それは単にその感覚に不慣れなだけなんだと思います。 今は1人になって自分を見直す時期、そして次に大きく羽ばたくための準備期間といえるのかもしれません。

>可能なら、会社に復帰してもう一度態度を改めて働きたいと思ってしまいま す。私はネガティブ思考なので、どうしても先のことを悲観して恥ずかしくも泣いてしまいます。感情が麻痺しているとも感じていて、自分でも答えが出せず毎 日ボーッとしています。

何度も認めてもらえなかったり、解ってもらえなかったりすると、「どうせ私は・・・」という思いが強くなります。 そうすると、もう傷つかないために、最悪の状態を想定して
傷つかないようにしようとすることが出てきます。
そんな癖がついたネガティブ思考の自分を本当の自分のように感じていらっしゃるのではないでしょうか。
そして、心の奥底には会社や職場の人に対してだけでなく、ご自身に対しての怒りや不満が溜まっていて、それを押さえ込むのに必死になているので、感情が麻痺したように感じるのだと思います。

Iさんは、忍耐強くひとつのことに打ち込めたり、自分なりのアイデアや意見を持っておられる方、向上心や人への気遣いといった力をお持ちの方だと思います。
ですから、まず自分が今まで頑張ってきていたことを当たり前だと思わずに、自分で「がんばった。すごいよね」などと認めてみてはいかがでしょうか。ひとつひとつ、自分の今までの自分の気持ちや行動をそのまま認めてOKを出してあげてください。 感情に良いも悪いもありません。 ありのまま、その気持ちを受け止めてみる、ただそれだけでかまいません。

そうすると、少し気持ちが落ち着いてきて、 また次の1歩へ向かうことが出来ると思います。 どうぞトライしてみてくださいね。

もちろん、1人でするのが苦しければ、お友達やカウンセラーに話を聞いてもらうのもいいでしょう。

すべてのことが、Iさんのより良い未来に繋がっていくことを願っています。

ご相談ありがとうございました。

松尾 たか

この記事を書いたカウンセラー

About Author

自己否定、自己嫌悪、疎外感、自己肯定を得意とする。「その方の心に寄り添い、一番の味方でいること(安心感)」をモットーに、わかりやすい言葉で恋愛問題や対人・自己との関係を紐解き、改善・生き易さへと導いている。  東南アジア2カ国での生活経験もあり、国や文化の違いについても造詣が深い。