10年やっても向いてない

相談者名
モコ
私は33歳の契約社員です。

簡単な経歴を書きます。

資格:

登録販売者(薬の販売)

英検準一級

toeic880

通訳の勉強中

経験

登録販売者として薬局関係に10年近く(現在ダブルワーク中)

事務2社、計半年(どちらも解雇)

通訳 単発で簡単なものを2回 計1か月(内1回は実力不足で打ち切り)

家庭教師 現在半年目

今回の問題は、10年近くやってきた登録販売者としての仕事です。

契約社員で入って2年。来年二月に打ち切りになりそうです。

理由

・仕事が基礎すらできてない

・ミスをしても自覚がないか、やってないと言う

・コミュニケーションがない

仕事が死ぬほど嫌いです。

が、経験の通り、ほかの仕事が出来なかった。
10年やってきたのに、私は異常?

英語を生かして働きたかったけど、自信が無くて出来なかった。

家庭教師は、人生初ですが、生徒も彼の父親も気に入ってくれて

私も二人と一緒に働けて心から幸せです。支えです。

教材の採点だけの仕事なので、技術もいらないし、できたのだと。

人と関わることでいつか嫌われて傷つくのが怖くて

いつも一人でいました。

だからKYと言われる。

このまま今の仕事を2月まで続けていいのか?

次の仕事は英語を教えることをしようとも考えてるが、コミュに不安。

経験も自信もない。

もし転職したら今の生徒の時間が取れなくなる。

(週5→週2にしたら可能かも。でも、それじゃ解雇される?)

雑な書き方で申し訳ないですが、お答えいただけると嬉しいです。

カウンセラー
大塚亘
モコさん、はじめまして。

今回担当させていただきます、大塚亘と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

モコさんの文章を拝見して、モコさんの今後の仕事に対する不安感や、そもそもの
人とかかわることへの怖れなどが、私なりに分かった気がしています。

ただ、一方で、モコさんの文章全体の印象としては、私には、どうしても、仕事が
できない方の文章には思えないのです。

まず気づいていただきたいのは、もし、モコさんが、登録販売者の仕事に向いて
いないとしたら、10年も続けられるでしょうか。本当に向いていないとしたら、
もっと早く辞めてしまっていると私は思うのです。

異常などころか、実力や才能があったからこそ、10年も続けてこられたのだと思います。

もし、モコさんが今の契約社員を続けていきたいと思われているとしたら、もちろん
契約が続くように祈りたいと思いますが、仮に契約を打ち切りになったとしても、
モコさんの実力などの事情というよりは、モコさんには関係のない、その会社の
経営状況などの理由があるのではないかと、私は想像します。

そして、英語についても素晴らしい実力をお持ちだと思います。もちろん、上には
上がいますから、モコさんは、私の実力なんて大したことはない、と思われている
かもしれません。

しかし、そもそも、

人間は、才能がない分野については悩まない

のです。例えば、私は英語が全くダメなので、そもそも英検やTOEICを受験
しようとすら思いませんし、まして、通訳を目指そうという気持ちには全く
ならないわけです。

私は、英語の実力や才能がないので、通訳を目指しません。そうすると、通訳で
やっていけるだろうか、という悩みすら発生しませんよね。

モコさんが英語の実力でもし悩まれているとしたら、それは、そこにチャレンジする
ぐらいの実力や才能が既にあるからなのです。

もちろん、TOEICの点数を伸ばしたりといった、さらに上を目指すという向上心は、
とても素晴らしいと思います。しかし、それと共に、既にある実力を、ご自身で承認
してあげてほしいのです。

このように、既にモコさんは客観的に見て素晴らしいということを、ご自身で承認して
あげてくださいね。

しかし、「私はまだまだダメだ」という感じで、ご自身を否定してしまうお気持ちも、
よく分かります。

そして、自己否定というブレーキをかけてしまっているとしたら、それは、仕事の向き
不向きというよりは、モコさんが書いてくださった、この部分に解決のヒントがあると
思います。

>人と関わることでいつか嫌われて傷つくのが怖くていつも一人でいました。
>だからKYと言われる。

先ほど、「才能のない分野には悩まない」と書かせていただきました。そして、それは、
人間関係にも当てはまるのです。

ちょっと想像してみてくださいね。人嫌いで、一人でいるのが好きで、人と関わりたく
ないと本心で思っている人がいたと想像してください。もしそれが本心なら、

ひとりって本当に楽だし楽しいなぁ!本当にひとりって最高!

と思うはずです。

そして、寂しいとか、つまらないとか、たまには人とコミュニケーションしたいとか、
そういうことは、全く考えません。それは、英語がダメな私が、通訳を目指さない
のと全く同じです。

こういう人は、言い方を変えると、「人とかかわる才能がない」といえると思いませんか。
実際、この方は、人とかかわらないことについて、なんにも悩んでいないわけです。

これが、「才能のない分野には悩まない」ということなんですね。

しかし、モコさんは、「人と関わることでいつか嫌われて傷つくのが怖くていつも
一人でいました」と悩まれています。

そして、なんと、これは、人とかかわる才能があることの証拠なのです。

またちょっと想像してみてくださいね。モコさんが生まれたとき、お母さんの
おなかの中から出てきて、「オギャー」と泣いたとき、モコさんは、

「わたしは、ひととかかわるのが、コワいでちゅ~」

と思ったでしょうか。もちろん、生まれたばかりの赤ちゃんが、そんなことを
思うはずはないですよね。

そうすると、モコさんは、もともとは「人とかかわるのが好き」だったのです。
人とかかわることが好きだし、その才能があったわけです。もちろん、今もあります。

しかし、その後の何らかの人生経験で、人とかかわって嫌われたり、傷ついた経験が
あったのかもしれません。

そして、ここがポイントなのですが、もしモコさんが「人とかかわる才能」が
なかったとしたら、その傷ついた経験の時に、

「やった!一人になれる」

と喜んでもおかしくないですよね。といいますか、才能があったからこそ、傷ついて
しまったのです。本当にひとりが好きな人は、そもそも傷つかないのです。

これが、私が、モコさんはもともとは「人とかかわるのが好き」だったと断言できる
根拠です。

また、

>家庭教師は、人生初ですが、生徒も彼の父親も気に入ってくれて
>私も二人と一緒に働けて心から幸せです。支えです。

と書いてくださっていますよね。これこそが、まさに、人とかかわる才能をお持ちで
あることの、まぎれもない証拠だと私は思います。

このように、モコさんは、既に素晴らしい才能、実力、実績をお持ちなのです。
ですから、冒頭で申し上げました通り、モコさんの文章は、私には、仕事ができない
方の文章には思えないのです。

今までのモコさんの人生で、出来たこと、良かったこと、ほめてもいいことは、とても
たくさんあると思います。そして、そのできたことを思い返して、ご自身をほめて、
たくさんたくさん承認してあげてほしいのです。

自己承認が高まっていけば、仕事でも人間関係でも、モコさんが好き、楽しいと思える
道が開けてくると思いますよ。

もし、自己承認が難しいようでしたら、ぜひカウンセリングも使ってみてくださいね。

読んでくださり、ありがとうございました。

大塚亘

この記事を書いたカウンセラー