どうしたら良いかわかりません

私の悩みは、A氏・B氏が私のリーダーに不満を持ち、C氏・D氏に対し、
退任を求める運動を起こした事が発端です。

私は今まで、他の社員に負けまいと、努力していました。
その為、現行の職場においては、技術力では私がトップです。

しかしながら、A氏は先輩でありながら、基本的な仕事もあまりできず、
適当に仕事をこなしています。
技術職でありながら、技術を身に着ける努力もせずに、日々の業務をこなしています。

これを私は許せなかったのか、A氏が基本的なことを質問してくるたびに、
キツク言ってしまっていました。

当然B氏に対しては、新人である為、業務がわからないと思い、少し過保護的に
教えていました。

これが不満だったのか、A氏・B氏がC氏へもちかけ、C氏からD氏へ話しが行き、
D氏から私へ「リーダーを降りるか？」と話がきました。

私は、今まで仕事を頑張ってきたつもりです。
自分の仕事を、そしてリーダーとしての業務を頑張ってやってきたつもりだったのですが、
本当に頑張っている「つもり」であったと感じ、仕事をする気が起きません。

B氏はC氏と毎日 同じタイミングで職場から退出し、帰ってきます。
そういった事を暫く繰り返した後に、D氏から「リーダー降格」の話が出ました。

私が非常に不満なのが
・B氏は直属である私に業務のことでも相談に来ない。(C氏へ相談)
・C氏は直接私に言わず、上司を使い、降格させようとした(ように思える)
・A氏は未だに私が努力して培ったノウハウを利用して仕事をしている。
・客との折衝等、他のメンバーを必死に守っていたつもりだったのが、あくまで「つもり」になっている。
の点です。

私は一体何なのか。私は一体何をしたら良いのか。他のメンバーとどう接して良いのか。
もうわかりません。

アドバイスを頂ければ幸いです。宜しくお願いします。

今回一生懸命リーダーとしての責任を果たそうと頑張ってきたのに思わぬ結果になり、
悔しくもあるでしょうし、自分を見失ってしまいそうな気持ちにもなると思います。
自分は何をやってきたんだろうとやる気もなくなりますよね。

今は自分の働きかけがすべて空回りしているように感じていらっしゃるかもしれませんが、
今回の事はてんくんさんにとってリーダーとしての自分を成長させる大きな出来事だった
ように思います。

メールにありますように技術を身につけるために、てんくんさんは並々ならぬ努力を
されてきたと思います。
多少のことは我慢して自分を叱咤激励するだ日々を送られたことでしょう。
職場内で技術力がトップというのはその成果の現れですし、持っていた才能が開花した
結果なのだと思います。
ある意味てんくんさんにとってはそこまでできて当たり前の世界だったかもしれません。

人は自分に厳しくしてきた度合いだけ他人にもつい求めてしまうものです。
そして自分が実現できたら他人もそれができると思ってしまうのですが、
能力や得意不得意もあり同じようにやれない場合も多いにあります。
そういう場合は、自分がやってきたやり方をA氏に求めるだけではうまく行かないんですね。
そこで、A氏の力を一番引き出きだすのはどんなやり方だろうと考えてみることが
必要になってくると思います。そして他のやり方を取り入れるには、てんくんさんが
今まで切り捨ててきたうまく出来なかった自分を受け入れてあげることも大切になってきます。
リーダシップの基本として、どうしたらその人が自分の能力が一番発揮できて気持ちよく
仕事ができるのかという視点で取り組まれるとよいかと思います。

Ｂ氏に関しては、丁寧に教えているにもかかわらず別の人に相談するという状況は
てんくんさんに対する信頼が足りないのではないかと思いました。
メールの内容からではわかりにくのですが、
逆にてんくんさんはＢ氏を信頼できていたでしょうか。
人は信頼されると、その信頼に応えようと思いますし、
そう思った時点で相手を信頼しているものです。
新人でわからないことも多いだろうが、この人ならばこの仕事は任せられる、
この人なら必ずやり遂げてくれる、そういう気持ちで接していたかチェックしてみてくださいね。

さて、Ｃ氏とてんくんさんは日頃のコミニュケーションは上手に取れていましたか？
てんくんさんは頑張ってこられた分、一人で何もかも背負い込んできたのではないかと思います。
業務上、Ｃ氏への連絡や報告、あるいは相談などはされていましたか。
もしてんくんさんが心のどこかでＣ氏を遠ざけているような感じがあったのなら、
Ｃ氏もてんくんさんに近づきにくい印象を抱いていたでしょうし、
それがＤ氏を通じての間接的な伝達に繋がったと思います。
もしそうならなぜ遠ざけてしまうのかお話を伺ってみたいことろでもあります。

今回思わぬ展開になったにせよ、てんくんさんのメンバーを守りたいという気持ちは、
実際に感じたものですし、それは決して感じた「つもり」のものではないと思います。
その気持ちこそ、てんくんさんの優しさやリーダーとしての頼もしさの現われなんですよね。

「ピンチはチャンス」の言葉にあるように、今回自分の器を広げる機会ができてよかったですね。
わからないことろがありましたら、いつでもサポートさせていただきますね。
てんくんさんがより誰からも慕われるリーダーになりますように応援しています。

今回はご相談ありがとうございました。