職場での人間関係

相談者名
りん
こんにちは。こちらのHPにはいつも助けられています。
今回は職場の人間関係について相談させてください。
仕事自体は気に入っているのですが、同じ部署にもの凄く嫌いな人が2人いて毎日憂鬱で堪りません。
1人は、50代後半の男性なのですが、とにかく四六時中、音を立てるのです。
四六時中、咳払い、ゲップ、声を出してあくびする上、書類を置く時やパソコンを打つ時、歩く時、書類をめくる時・・・部屋の外にも聞こえるような大きな音を立て続けます。その上、人の悪口を執拗に大声で言い、また喋り方がビックリするくらい汚いのです。しかも、職場のパソコンに無修正のアダルト画像のページを幾つもお気に入りに入れています。存在をアピールしたいとか本人の抱えているバックグラウンドもあるんだろうとか我慢しようとしましたが、無理です!この人は出向社員なのですが、実のところ自分の会社を追い出されて、我社に押し付けられたようです。仕事もロクにしないのですが、辞めさせることも出来ないようです。
もう1人は、40代前半の女性で、遠慮するフリをして実際は非常に図々しいのです。家が一番近いのに一番遅くに出社してきて、掃除をする前に自分のお茶を入れ、しょっちゅうトイレや更衣室に居るくせに自分だけ忙しいと言います。自分の仕事以外をすることを非常に嫌がってムキになって人に押し付けます。しかし、上司にアピールするのは大変上手です。その上、困ったことに言葉の壁というか、話が噛み合わない(日常会話でも。例えば、質問したことに常にトンチンカンな答えが返ってする)のです。色々な人がいるんだから気にするまいとしたのですが、実は一番我慢できないことに・・・体臭がかなり苦手なのです。私がこの人が苦手だから気になるのかと思っていたのですが、他の人が私に相談してきて私だけじゃないんだなと思いました。仕方ないことかも知れませんが、仕事中ずっと臭いを我慢するのは辛いです。
とりとめなく書いてしまいましたが、自分を説得するのも限界なので、どうかアドバイス宜しくお願い致します。
カウンセラー
木村祥典
りんさん、はじめまして。木村と申します。
ご相談ありがとうございます。

音や臭いというのは、一度気になりだすと結構気になってしまいますよね。感
覚的に入ってくる刺激というのはダイレクトな分だけ、とても不快な気分にな
ります。
私も臭いには敏感で気になる方なので、お気持ちお察しいたします。

もの凄く嫌いな2人の要素を挙げていただきましたが、これは、「この要素を
持っているから嫌いである」という、りんさんがその人を嫌っている理由にな
ります。

その先にある、「その人が嫌いな理由」の理由を探してみたことはありますか

「その音や臭いが嫌いな理由は何?」と自分に問いかけてみると、どんな答え
が出てくるでしょうか?

感覚的に嫌悪感を感じるものは、「嫌なものは嫌」というふうに、はっきりと
説明のできないことも少なくないのですが、その「嫌」の感覚の中に入って探
してみていただきたいことがあります。
それは、「いつからこれを嫌っているんだろう?」ということや、「この要素
を持った誰を嫌っているんだろう?」ということです。

それは、今の職場のその2人に会って初めて嫌いになったのかもしれませんし
、その前から嫌いだったのかもしれません。
しかし、生まれた瞬間からそれが嫌いだったわけではないのではないでしょう
か?

生まれてから成長する過程のどこかで、それが嫌いになった時というのがある
と思うのですが、その時の出来事や状況などを見直してみることで、先程書い
た「その人が嫌いな理由」の理由がはっきりとしてくると思われます。

その理由と共に、その時に「嫌い」とか「嫌だ」と言えずにその言葉と共に気
持ちを飲み込んでしまったりんさんというのも出てくるでしょう。

今のりんさんが、その当時のりんさんを見て、どんな感じがするでしょうか?

もし、今のりんさんが、その当時のりんさんに声を掛けてあげるとしたら、何
て声を掛けてあげますか?

その、当時のりんさんに対する接し方が、今の自分自身に対する接し方になっ
ているのだと思います。

今のりんさんは、我慢して辛い自分をどのように感じていますか?そんな自分
にどんな声を掛けていますか?

その声は、否定や攻撃といった、ネガティブな感情を伴うものになっていませ
んか?まるで、その嫌いな2人に向けられた気持ちのように。

もし、そうして自分自身に対して否定的な見方をしていたり、責めてしまって
いるところがあるとしたら、その扱い方を変えること、具体的に言うと、肯定
して評価してあげたり許してあげることができるようになった分だけ、その嫌
いな人達に対する感じ方や接し方も自然と変わってくるでしょう。

「自分で自分を評価したり許してあげることができない」「どうしたらできる
ようになるの?」といった疑問がいろいろ出てくると思います。
そんな時には、カウンセリングを使ってみていただければと思います。
1人だけで考えるよりも客観的な意見や広い視野で見ることができるので、り
んさんのお役に立てると思います。
よかったら、ぜひ使ってみてくださいね。

ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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