気分屋な人と上手く付き合って行く

相談者名
anje
はじめまして。私は去年の9月に会社に就職して社会人になったばかりです。
先日、会社の上司から理不尽な事で怒鳴られました。どうやら、上司の腹の虫が悪い所に私のような新人が、用件を言いにきたのが腹立たしかったようです。私は大切な伝言を伝えに行っただけなのに、その人の機嫌だけで怒鳴られたなんて…。周りの社員の方は勤務歴が長いので、上司の期限のバロメーターを知っているので空気(機嫌)を読んで行動出来るようです。
私は自分の仕事すら精一杯で、なかなか他の方を上手く気遣う事が出来ず、仕事の速さが遅く、自分の言いたい事が上手く伝えられず、上司の嫌いな人物になっているようです。明らかに他の社員の方と接する態度が違うのです。

それ以来、私は上司の事が苦手になり、上司への質問や仕事を持って行くのが怖くて仕方がないのです。なるべく、自分でできる仕事は自分で考えてやり、他の社員の方にチェックしてもらって上司の所に持って行くようにしていますが、どうしても『また怒られる』と恐怖心が態度に出て来ているみたいで、それがさらに気に入らないようです。

私の会社の人は気分屋が多いのでその人の機嫌などで態度や発言が違うのです。先輩にも以前、辛い事を言われ傷つきました。今回の事も気にしなければ良いのですが、トラウマになってしまい、苦しいです。情けない話ですが、何度も退職の事を考えてしまいましたが、私は短大卒業後、なかなか職に就けず、1年経ってやっと今の会社に就職しました。両親にも迷惑をかけ、自分もいい大人なので、自立や自分の将来やりたい事の為にギリギリ耐えています。

今後、気分屋の上司や他の社員の方と上手く付き合って行くにはどうすれば良いのでしょうか?
アドバイスを頂きたいです。お願い致します。

カウンセラー
大谷常緑
anjeさんこんにちは。
ご相談を担当させていただく大谷です。よろしくお願いします。

anjeさんは、昨年の9月から、新社会人になられたのですね。おめでとうござい
ます。
でも、退職を真剣に考えてしまうぐらい嫌な状況が会社の中にあるのは、とても
辛い事ですね。会社にも行きたくなくなってしまいますね。

さて、ご相談を拝見して、”なるべく、自分でできる仕事は自分で考えてやり、
他の社員の方にチェックしてもらって上司の所に持って行くようにしています”
と書かれているように、anjeさんはそれでも何とか仕事を進めようととても頑張
っておられるなぁ、anjeさんはとても頑張り屋さんなんだなぁと思いました。
先ずは、この部分に限らず、頑張っている自分というのを自分で認めて、褒めて
あげてくださいね。

次に、心理学的な側面からお話しをさせていただきたいと思います。

例えば、自分で何か上手くできない事があって、それを気にしていたとします。
誰かから「そんな事も出来ないの?」と指摘されると私達は傷つきますね。それ
は、自分でもそれが出来ない事を責めているからです。一方、自分で自分を責め
ていない事、例えば何か上手く出来ない事があっても気にしていない事を「そん
な事も出来ないの?」と指摘されても、その出来ない事に関しては傷つきません
ね(別の部分で傷つく事はありますが)。
このように、anjeさんに限らず、私達が何かを言われたり、何かをされて傷つく
ときは、必ず自分で自分の何かを責めている部分にヒットする時です。
ご相談を拝見すると、anjeさんはご自分の駄目な部分にばかり着目し、かなり自
分自身を責めておられますね。そうすると、ヒットするポイントが多くて傷つき
易くなってしまいます。
私達は、とかく他人に厳しく、自分に優しいと思いがちですが、そうではありま
せん。
私達は自分に厳しく、人に優しいのです。
例えば、anjeさんが何か失敗したり、出来なかった事があった場合、自分に対し
てどのように感じているでしょうか?どんな風に責めているでしょうか?
それと同じ失敗をしたり、出来ない人に対して、anjeさんはどのような言葉をか
けるでしょうか?anjeさんが自分自身に言っている事と同じ言葉をかけますか?
そんな事は決して無いですね。
「大丈夫だよ、何とかなるさ」「今は出来なくても、そのうち出来るようになる
よ」そんな言葉を掛けられるのではないかと思います。
anjeさんが何か失敗したり、出来なかった事があっても、自分に厳しい言葉を掛
けるのではなく、誰かに掛ける言葉と同じ言葉を掛けてあげてください。そうす
ると、自分を責める度合いが少なくなって、傷つきにくくなります。

次に、人は気分屋である、と考えてください。
誰しも、「今日は天気がよくて気分がいいから、誰かを怒ってやろうか」なんて
考えませんね。怒るときは、気分が悪い時なのです。気持ちにゆとりが無い時な
のです。
そんな時には、ちょっとした事で怒ります。
先ずは、人間はそんなものだと理解してください。
anjeさんは、上司は気分屋ではよくない、人は気分屋ではいけないと思っておら
れるかも知れません。でも、人間は神様ではないのですから、気分が悪いときも
ありますし、気持ちに余裕が無いときもあります。
人は、そんな状態になってしまう時がある事を理解してください。
そして、その怒りの本当の原因は、anjeさんにあるのではないのです。
怒りは、「感情の蓋」と言われますが、怒りには元になっている感情があります。
「寂しい」「悲しい」「分かって欲しい」などの感情です。これらの感情が、怒
りという形で現れるのですね。言わば、愛を求めている行動が怒りなのです。
それらの感情は、anjeさんが感じたわけではなく、相手の人が感じた感情です。
その人の問題なのです。
anjeさんは自分が責められている感覚になってしまいますが、相手の愛を求める
表現だと理解してください。「よい」「悪い」ではなく、ただ事実のみを受け止
めてください。
そうすると、相手の事が見えてきますし、自分の何が問題かがわかってきます。

次に、上司や他の社員の方とのつきあい方ですが、怖がらない事です。
例えば、警戒して「う~」と唸っている犬と、尻尾を振って近づいてくる犬と、
anjeさんはどちらが可愛いでしょうか?
後者ですよね。
前者は怖がっている感じが伝わってきて、こちらも警戒してしまいますね。
こうなるためには、先ほど書きました「自分を責めない事」「人は気分屋で、怒
りは愛を求めている事を理解する」努力をなさってみてください。

最後に、お一人でこれらを理解し、進まれるのはとても辛い事ですし、時間がか
かるのではないかと思います。
ぜひ、電話カウンセリングで直接カウンセラーとお話ししてみてください。
anjeさんの理解が早まったり、気分が楽になったりすると思います。

回答がお役に立てれば幸甚です。
ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛や夫婦間の問題、家族関係、対人関係、自己変革、ビジネスや転職、お金に関する問題などあらゆるジャンルを得意とする。 どんなご相談にも全力投球で臨み、理論的側面と感覚的側面を駆使し、また豊富な社会経験をベースとして分かりやすく優しい語り口で問題解決へと導く。日本心理学会認定心理士。