暗いトンネルの中から抜け出せない私

相談者名
もも
何回か無料の電話カウンセリングを利用させてもらっています。(自分の気持ちや不安を話せる人もなく心が爆発しそうになってしまう時です。)
若い頃からストレスを感じると胃腸にきたり、自律神経は弱かったと思います。2年ちょっと前から、頭の中がぐるぐるまわっている不快感のめまいが始まり、フラフラ感、動悸、過呼吸、肩こり、頭痛など不定愁訴に悩まされてます。いくつか病院にいって、検査等したけれどこれといった診断はなく、結局、寝込んでしまった私を、夫が精神科に連れて行き、パニック障害といわれ、今は、安定剤を服用して毎日をしのいでます。ここまで体調不良になったのには、今思うと原因はあると思います。(流産したこと、子供の習い事の付き添いが忙しく苦痛だった、引越しする際のトラブル等)情けない弱い自分に絶望し、落ち込みやすい性格のせいかと思い自己暗示の心理療法をうけたり、カウンセリングで性格を変えるアドバイスをうけたり、遠くまで中国のツボ療法というのを受けにいったりしたけれど、今現在、症状が快方に向かってるようには思えない。体調のましな日には、自分の好きな事(ささやかだけど、庭いじりとか、公園に花とか木とかみにいったり、子供と散歩とか)して大丈夫、もうすぐ元気になると前向きに思える時もあります。でも、今月はとても体調が悪化(季節の変わり目のせい?)し、しんどくて泣きたくなって、助けて下さいと叫びたくなる心境です。このトンネルから抜け出せるのでしょうか?あせらないでね。とか止まない雨はない。とか言われても、落ち込むばかりになってます。
カウンセラー
清水三季央
何回か無料の電話カウンセリングを利用させてもらっています。
(自分の気持ちや不安を話せる人もなく心が爆発しそうに、
なってしまう時です。)

若い頃からストレスを感じると胃腸にきたり、
自律神経は弱かったと思います。2年ちょっと前から、
頭の中がぐるぐるまわっている不快感のめまいが始まり、
フラフラ感、動悸、過呼吸、肩こり、頭痛など不定愁訴に、
悩まされてます。

いくつか病院にいって、検査等したけれどこれといった、
診断はなく、結局、寝込んでしまった私を、夫が精神科に、
連れて行き、パニック障害といわれ、今は、安定剤を服用して、
毎日をしのいでます。

ここまで体調不良になったのには、今思うと、
原因はあると思います。(流産したこと、子供の習い事の、
付き添いが忙しく苦痛だった、引越しする際のトラブル等)

情けない弱い自分に絶望し、落ち込みやすい性格のせいかと、
思い自己暗示の心理療法をうけたり、カウンセリングで、
性格を変えるアドバイスをうけたり、遠くまで中国の、
ツボ療法というのを受けにいったりしたけれど、
今現在、症状が快方に向かってるようには思えない。

体調のましな日には、自分の好きな事(ささやかだけど、
庭いじりとか、公園に花とか木とかみにいったり、
子供と散歩とか)して大丈夫、もうすぐ元気になると、
前向きに思える時もあります。

でも、今月はとても体調が悪化(季節の変わり目のせい?)し、
しんどくて泣きたくなって、助けて下さいと叫びたくなる心境です。
このトンネルから抜け出せるのでしょうか?あせらないでね。
とか止まない雨はない。とか言われても、
落ち込むばかりになってます。

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ももさん、はじめまして、カウンセラーの清水三季央です。
よろしくお願いいたします。

文章を読ませていただいて、これまで、様々な療法を試し、
この落ち込みから、抜け出そうととりくまれてきたけれども、
なかなか抜け出せないでいる、助けて!!と叫びたくなる
気持ち・・・、感じとらせていただきました。

いろんな見方があるのですが、その中から、今回は、
ポイントを3つにしぼってお伝えさせていただきますね。

1ももさんにも、赤ちゃんの時代があったこと
2この問題をクリアした未来のももさんについて考える
3このままの自分をよしとすること

1ももさんにも赤ちゃんの時代があったこと

これは、誰もがそうですが、生まれてきたときに、赤ちゃんの
時代があって、心は幸せで健康でいたわけです。

ですが、なぜかその心の状態から、逸れていってしまいます。

それは多くは、ももさんと同じような心の状態でいた誰かの、
気持ちを知りたいと感じたからと説明をつけることができるんです。

例えば、ももさんのお母さんが、今のももさんと同じような、
心の状態で、落ち込んでいたとします。

赤ちゃんのももさんは、自分は幸せなのだけど、お母さんは、
なんで、落ち込んでいるのかな?一緒に遊びたいと思っても、
どうすることもできないのですが、大好きなお母さんですから、
心理的には、じゃあ、自分も同じ仲間になったらいいかな・・と
考えてしまうんです。

そして、赤ちゃんのももさんが、幸せでいる心の状態から、
逸れて、お母さんの心の状態をマネをしはじめるというものです。

これは例えですので、ももさんにとっては、誰がこれにあてはまる
でしょうか?

誰もが、両親を好きでいても、嫌いでいても、結果的には、
似てしまうものですが、それには、こんな心のしくみがあると
説明をつけることができるのですが、今のももさんの心の状態も、
本来は、赤ちゃんの時代があったわけで、少し長く続いているかも
しれませんが、一時的に、心の居所が逸れたと理解してみて、
ほしいんです。

今、その誰かの気持ちは十分、理解されているはずですから、
思い当たる方がいれば、もう十分理解したと、頭の中で、とらえて、
だから、自分は、ありのままでいいと、理解してみてください。

理解するだけですので、すぐ心が変化するわけではないのですが、
心に影響を与えることができます。

2この問題をクリアした未来のももさんについて考える

1の続きになるのですが、、赤ちゃんの時代の
ももさんの心の状態が逸れていたものを、また本来の状態に、
戻したとしたら、ももさんは、どんな、ももさんになると思いますか?

これが、この問題をクリアした未来のももさんなんです。

イメージすら難しい場合もあるんですが、もし、少しでも、
イメージができたとしたら、そうなりたいなと思ったり、感じたり
してみてください。

それだけで、心に種を蒔くことができますから、努力をしなくても
OKですよ。何かしてみたいことがもしあったら、試されても
OKです。

3このままの自分をよしとすること

ももさんは、今の自分をなんとかして、よくしたいと感じている
のだと思うのですが、よくしたいと感じる背景には、今の自分は
ダメだと感じているんだと思うんです。

落ち込んでいる自分、弱い自分がダメだと・・・。

落ち込んでいる自分、弱い自分ののことも、

「存在していいんだよ」

という、気持ちで、自分で自分をよしとしてあげてほしいんです。

2で、よりよくなりたいと思っていただいているので、少し、
矛盾があるのですが、一旦、よりよくなりたいと、心に種を蒔いたら
その種を育てる方法は、今の自分をよしとしてあげることなんです。

心の調子がいいときは、もちろん、それをよしとしてあげて、
OKです。

どんなときも、いつも自分が自分の味方でいてあげてほしいのです。

最悪に落ち込んでいるときでも、落ち込んでいる自分をよしと
思ってあげることが、落ち込みをおちつかせるのに、
一番役に立つんです。

今回は、この3つをお伝えさせていただきましたが、ももさんの
状況にあてはまらない部分もあるかもしれませんが、
ももさんの心について考えるヒントにしていただきたいと思います。

清水三季央

この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛・夫婦などの男女関係、家族の問題、アダルトチャイルド、仕事や対人関係、メンタルヘルスなど幅広いジャンルでカウンセリングとセラピー(イメージ療法とコラージュ療法)を行う。約2万件以上の臨床実績と、高等学校教諭一種免許・産業カウンセラー・国家資格キャリアコンサルタントの資格を持つ。