PTSDの克服。

８年前の辛い出来事のＰＴＳＤで、現在も治療をされて
いるんですね。ＰＴＳＤ（＝心的外傷後ストレス障害）は、
はなこさんもご存知だと思いますが、時間がたち当時の
直接の原因がなくなった後でも、心に負った傷の影響で、
何かをきっかけに、その頃に受けたショックや心の痛みが
蘇ってきて、心理的・身体的症状となって現われることを
言います。

ＰＴＳＤの症状が現れる程、辛い経験だったと言うことですし、
はなこさんが当時、どれだけ心身ともに消耗されたか！！！
を表していると言ってもいいでしょうね。

病院に通院され投薬も受けておられて、「体調はよくなった」と
書いておられたので、身体への対処は効果が出ているようですね。
その点は、病院の先生を信頼されて、続けていかれれば徐々に、
軽くなっていくのではないでしょうか、本当によかったと思います。

むしろカウンセリングに、ご相談を頂いているお悩みと言うのは、
「ＰＴＳＤの症状をどうにかしたい」と言うことより、はなこさんが、
８年前に失ってしまった【自分】を、なかなか取り戻せない『苛立ち』
の部分ではないかな？と、私は感じたのですが、どうでしょうか？

もともと明るく楽観的な性格だったはなこさんが、この出来事を境に、
ちょっとしたことも気になって落ち込んでしまい、自己嫌悪に陥り、
悲観的に考えてしまうようになった。

そんなご自分がイヤで、ずいぶん責めてこられたのではありませんか？

元々うつになってしまう位、１人で頑張ってしまう方だったのですから、
今の状況を、気楽にとらえるのは難しかっただろうなと思いました。

はなこさんは、ご自分では気づいておられなかったかも知れませんが、
かなりご自分に厳しいんだと思いますよ。

心理学では【自己肯定感】と言うのですが、周りの人に認められたり
受け入れてもらえると、私達は安心しますし、とても自信がつきます。
逆にはなこさんが経験されたような出来事が起こると、【自己肯定感】が、
根底から崩れてしまって、全く自信がなくなってしまうんですね。

何もかも「自分が悪いから」と考えてしまうのも、ここから来ています。

８年前に起きた出来事を消すことは出来ませんが、はなこさんの心の中や
考え方を変えることは、いくらでも出来るんですよ＾＾
ご自分を責める気持ちや、自分自身への『苛立ち』をなくせば、気持ちが
軽くなるだろうな、と言うことは分かって頂けると思います。
楽になるためには、「今の考え方の、方向を変える必要がある」、と言う
ことに気づいて頂きたいんですね。

体調が戻っても、症状が根本的に改善されないのは、【自己肯定感】が、
取り戻せていないからで、むしろこちらの方が重要なんですね。

病院の治療と平行して、はなこさんが自信を取り戻して下さると、
いいなと思います。
お子さんに、元気で明るいお母さんを見せてあげて欲しいなと思います。
カウンセリングサービスでは、無料の電話カウンセリングも承っております。
是非！遠慮なさらずに使ってみて下さい。楽になって頂けると思いますよ＾＾
この回答が少しでもお役に立てば、幸いです。ご相談ありがとうございました。