感情とつきあう(4)~ガス抜きをしよう~

感情を性質的に説明すると、感情は性質的に外に向かおうするエネルギーといえます。

本来外に向かおうとするエネルギーを私たちは内側に押さえ込もうとするとこがあります。我慢する、しんぼうする、耐える、心に蓋をして感情を閉じ込めようとするときなどです。
そうすると本来の外側に向かおうとする自然な流れではなくなってしまいます。そして無理が生じてきます。その無理をつづけるのは危険なのです。

●ガス抜きをしたほうが安全

前回は感情を解放する記事を書きました。
今回は感情を解放することについて、もう少し書かせていただこうと思います。

感情を性質的に説明すると、感情は性質的に外に向かおうするエネルギーといえます。

私たちは、その外に向かうエネルギーを心の内側に押さえ込もうとすることが時々あります。
我慢する、しんぼうする、耐える、心に蓋をして感情を閉じ込めようとするときなどです。

我慢する、しんぼうする、耐える、心に蓋をして感情を閉じ込めるということをたくさんすると、外に向かおうとするエネルギーの量もたくさんの量になっていきます。

心の内側に押さえ込むというのは、心という器に溜込んでいっているだけで、その感情が処理をされて無くなったというわけではありません。
心という器に溜込むことができるかもしれませんが、それもいつか限界がでてくると思いませんか?

そうなんです。
それをし続けるのは無理が生じてくるんですね。

心と感情を自転車のタイヤのチューブと空気に例えると、自転車のタイヤのチューブに空気入れから空気がどんどん送り込まれます。しかし、いつか空気は満杯になりはいらなくなりますよね。
それと同じように心の内側に感情というエネルギーを押さえこむことはできるのですがいつしか心という器にはいりきれなくります。

そして自転車がパンクしたときはチューブの中に圧縮されて押し込められて空気が逃げ道を求めパンクの穴から外に向かって一気に吹き出すように、心という器に押し込めた感情はなんらかの拍子に外に向かって一気に吹き出して行くことがあります。

例えば、イライラしている時に何らかの拍子に誰かにあたってしまった経験はありませんか?
感情をためこんでイライラしていた時に、ちょっとしたアクシデントがきっかけでその感情が吹き出し感情的に誰かにあたってしまうような感じです。

誰かにあたるというかたちではなく、吹き出した感情が涙となって涙がとまらないという場合もあるでしょう。

このように感情は解放されたいと出口を求めます。
溜め込んでいると、何らかの拍子にでてくる感情は、一気にでてくるので暴走ぎみになってしまうんですね。
抑えすぎ、溜込みすぎは危険なんですね。

溜め込みすぎた感情がなんらかの拍子に暴走しないように、溜め込んだ感情は適度にガス抜きしてあげるといいでしょう。そのほうが安全なのです。

そのガス抜きはどうやってやっていくといいかといいますと、それは感情を感じてあげることや、その感情を誰かに話すことなんですね。
感情というエネルギーは感じてあげることや、話していくことで消化されていくんです。

頑張り屋さん、我慢強い人、弱音をはいちゃいけないと思っている人、人にいいづらい話と思っている人は、ついつい心の内側に感情を溜め込んでしまいがちです。
しかし、溜めこみ過ぎるとしんどいです。
皆さんも、溜めすぎないでくださいね。

そして溜め込みがちだと思うときは、感じてあげたり、誰かにその気持ちを話したりなどをしてガス抜きをしてみてくださいね。

(完)

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。