セックスレスから・・・

さまざまなことに対してずっと、我慢されてきたんですね。
きっと、その場その場において、ノンタンさんにも言い分はあったんだと思うの
です。でも自分の気持ちは飲み込んで、良くあろうと頑張ってこられましたね。
とても苦しかったことと思います。

申し訳ない、とご自分を責める気持ちが、いろんな部分におありのようですね。
自分の顔色を伺っている子供達、嫌悪感が出てしまうご主人、そして、産まれて
くることのできた新しい命に対しても。

中絶をしたことを、ノンタンさんはご自分にも非があるとおっしゃってますね。
実際、そうなのかもしれないし、そうではないのかもしれません。僕はそのこと
についてはわかりませんが、少なくともノンタンさんが自らに責任の意識を感じ
た時、そこにある痛みは、折り合いをつけるにあたり大変なエネルギーを必要と
することでしょう。

もしかしたら、自分に非があると頭では把握していても、ご主人を責めたくなる
気持ちが出てしまう時はあったかもしれませんね。
そんな時、その思いはどうやって消化できるものでしょう。
もしも、一般的にご主人が適切な対応をしたとしても、ノンタンさんの感情的に
許せない部分があったり、もっともっと優しくして欲しかったりしたとしたなら
ば・・・。

筋が通っていない、と自分が思っているところに欲求があった時、あるいはノン
タンさんの場合、その気持ちをぐっと飲み込んでしまわれるかもしれません。そ
して、気持ちに折り合いをつけるために「嫌い」という感情を感じやすくなった
可能性も否めません。

誰かを嫌っていると気持ちが落ち着く、という人はいませんよね。イライラする
日々は辛かったはずです。

ノンタンさんはご自身をわがまま人生と評していらっしゃいますが、僕の目線で
は、もっと自分の気持ちにわがままを許すことができたなら、こういった問題は
起きなかったのではないかな、と思います。

大切なことはまず、あるがままを受け入れるということです。
「そう感じるのは筋が通ってないな」などと考えて押さえ込むのではなく、
「そう感じてしまうんだから、どうしていこうかなぁ」と、自分の感じ方を許し
ていくことが大切ではないでしょうか。

ノンタンさんは基本的にとてもエネルギッシュな方だと思います。それでいいん
だ、と自分の感じ方を許すことができた時、もっともっと元気が出て、道が開け
てゆくと思いますよ。

そんな自分のあり方を大切にして、自信を持っていってくださいね。
ありがとうございました。