上手く恋愛できない

相談者名
ミント
私はいわゆるバイセクシュアルです。
初恋の人というわけではないのですが、男女ともに一人ずつ
どうしても忘れられない人がいるんです。一人は小学生の頃に好きだった女の子です。
本当に大好きで未だに彼女の匂いを覚えてるくらい笑。
小学生で女の子同士だったので側にいるだけで幸せでした。
彼女は引っ越してしまってそれ以来会っていません。

もう一人男の子の方は中学生の頃に好きだった人です。
彼は女の子にモテるタイプで、ナルシスト、男友達には
あまり好かれていないようなタイプでした。
彼はとても性格がいいとはいえず、当時の私もそれはわかっていました。
傷つくようなことを言われるのはしょっちゅうでしたが
側にいて話をするとどうしようもなくドキドキして、
私は2年間ほど彼にメロメロだったんです。
同じ布団に入って抱き合ったこともあります。
ただキスもHもしていません。後悔するだろうなと思って拒否したんです。
彼とは卒業と同時に連絡を絶ちました。

私は今19歳なのですが、彼氏も彼女も上手くつくれません。
女の子の方には小学生の頃のような純粋な感情を求めてしまい
SEXなんてしたくないと思っています。私は恋人のつもりでも
相手には「同性で性的な関係を持たないならただの友達」と言われてしまいます。
まあ当然ですよね…
男の子の方は彼に似た人にしかドキドキできない状態です。
ただそういう人は決まって彼と同じように性格がいいとは言えない人ばかり。
傷つくことがわかっているので、好きにならないように、
付き合ったりしないようにしています。

彼等のことを忘れれば私はちゃんと恋愛できるのでしょうか。
私はどうすればいいのかわかりません。

カウンセラー
馬渕瑛子
ミントさん、初めまして。担当させていただくことになりました馬渕瑛子です。よろしくお願いします。

ミントさんは、とってもロマンチックでピュアな方ですね。誰かを心から好きになって、今でも忘れられないでいるのが何よりの証拠です。そんミントさんは、絶対に素敵な人と巡り合って、幸せになれますよ。

ミントさんは、ご自身がバイセクシャルであることで、長い間、とても苦しんでこられたのではないかと思います。同性を好きになることはいけないことなんじゃないかとか、相手に迷惑なんじゃないかとか、罪悪感でご自身の恋愛感情を否定されてきたのかもしれません。

相手が男性であれ女性であれ、誰かを好きになれるということは、とっても素敵なことだし、尊いことです。どうかご自身のことを責めないでくださいね。

男女とも一人ずつ、忘れられないで人がいらっしゃるということで、読ませていただいて私なりに感じたことを伝えさせていただきたいと思います。

恋愛って、子供の頃、それこそ初恋の時に感じたような、胸がキュンキュンする甘酸っぱさと、SEXでコミュニケーションをとったり、、という大人な側面とありますね。
ミントさんは、この甘酸っぱい側面を女性に、セクシャリティーの側面を男性に求めていらっしゃる状態だと思います。

子供のように純粋な恋愛感情に浸れる相手(ミントさんの場合女性)と、セクシャリティーを感じさせる相手(ミントさんの場合男性)が一致しないということは、よくあることです。
この2つの要素を、同時に感じさせてくれる相手が、ミントさんにとっての、真実のパートナーなのだと思います。

ではなぜ、2つの要素を別々の人に感じてしまうのでしょうということですが、一つ考えられるのは、ミントさんの中で、恋愛で感じるこの2つの感情が、分離しちゃっているのかもしれません。
セクシャリティーが表に出てくるのは、思春期以降ですよね。この時期に、自分のセクシャリティーを上手に受け取ることができれば、その後の大人な恋愛もうまくいくのですが、SEXにマイナスなイメージがあると、受け取れずに抑圧してしまうことになります。これって、日本人にはよくあることです。

抑圧して、自分のセクシャリティーを否定してしまうと、純粋な恋愛感情と、性的欲求を統合できなくなるんです。だって、セクシャリティーに悪いイメージがあるから、綺麗な恋愛とは別物に考えてしまいますよね。

セクシャリティーを感じる相手が、性格がよくなかったり、傷つけられるイメージがあったり・・・というミントさんのパターンはここに原因があるのかもしれません。
中学生の時に好きだった男の子とキスやHをしたら後悔すると思ったのはどうしてでしょうか?

セクシャリティーを解放していくことと、忘れられないで2つの恋愛ともう一度向き合って、癒していくことで、ミントさんのお悩みは少しずつ解決していけるのかなと思います。
辛かった全ての思い出に感謝できるようになった時、ミントさんの真実のパートナーに巡り会えますよ。幸せな未来が待っています。よかったら協力させてくださいね。
ミントさんの幸せを願っています。

ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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