愛が多い人生にする方法(4)~自分の愛の投影が役に立つ~

前回の話の良かれと思ってしたことが結果的には裏目にでてしまったかもしれないけれども、そこにはあなたの愛があったということを承認することが、なぜあなたの人生に愛が多くなる方法につながるのかという理由を説明していきます。

そして愛に気づいた時は感謝して受け取ってみようと思ってみます。心から感謝できなくても大丈夫です。それでオッケーです。形からでもいいからやってみるとあなたの受け取る能力は磨かれていくでしょう。

前回の続きです。

良かれと思ってしたことが結果的には裏目にでてしまったかもしれないけれども、そこにはあなたの愛があったということを承認することが、なぜあなたの人生に愛が多くなる方法につながるのかというと、それは投影が働くからなのです。

『私が良かれと思ってやったことで結果的には裏目にでたけれどそこには私なりの愛があったように、人も私に対してしたことが私にとっては喜ばしいことではなかったけれどもそこには愛があったのかもしれない』という投影です。

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例えば、あなたが友人に恋愛の相談をしたとします。

今上手く行っていない恋愛について励ましてもらい、勇気づけてもらい、応援してほしいとあなたは思っていたとします。

それを期待して恋愛の相談を持ちかけるのです。

ところが友人は「あなたのパートナーって酷い人だね。あなたがいつもつらそうにしているのを見ていられないよ。そんな最低な人早く別れた方がいいよ」というアドバイスが返ってくるのです。

あなたの期待と全く違う答えが返ってきて勇気づいたり、励ませられるどころか気持が余計に落ち込んでしまったとします。

そして、あなたは自分のパートナーのことを酷い人とか最低な人とは言って欲しくないし、別れた方がいいと言って欲しくはなかった場合は嫌な気持ちになってしまうかもしれません。

しかし、そこで第2回にでてきた私の欲しい方法ではないかもしれないけれども、もしかしたらあの人なり愛があったのではなかろうか?という視点を持ってみるのです。

するとその時に『私が良かれと思ってやったことで結果的には裏目にでたけどそこには私なりの愛があったように、友人が私に対して言ってくれたことは私にとっては喜ばしいことではなかったけれども愛だったのかもしれない』という投影が働き、友人なりに愛を持って言ってくれたのかもしれないと捉えやすくなるのです。

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これはあなたが自分の愛を認めれば認めるほどこの投影は働きやすくなります。

そしてその愛に気づけたら感謝して受け取ってみようと思ってみるのです。

私にとって喜ばしい方法ではなかったかもしれないしその言い方や、方法は喜べるものではないけれど、私のことを思ってくれた愛には感謝だなぁと思ってみるのです。

そして『その愛はありがとう』と思ってみるのですね。

最初は上手く感謝ができなかったり、上手く受け取れないことがあるかもしれません。

心が伴わず形だけで『その愛はありがとう』と思うことになるかもしれません。

それでいいのです。

まずは形からだけでも感謝して受け取ってみようとすることでいいのです。

それが感謝し受け取る力を磨く練習になりますから。

スポーツでも、楽器でもそうですが最初は誰もが上手くはできません。
練習がいります。

しかし練習をするとしだいに上手くなってきます。

それと同じように最初から上手くできなくても良いのです。

練習を始めないと上手くはなりませんよね。

最初から上手く感謝して受け取ろうと完璧を求めるとそれをしはじめることができません。
すなわち練習ができなくなります。

だから、形からでも始めることでいいのです。
すると練習を始められるわけですから。

練習をすると上手くなっていきます。
あなたの受け取る力は磨かれ向上していきます。

そして受け取る力が磨かれて向上していくとあなたはちょっとしたことからも愛を見つけ受け取ることができ、心でその愛を感じるようになっていきます。

今まで『これは愛だなぁ』と思わなかった事柄にも『これは愛だなぁ』と感じるようになります。

するとあなたの人生には愛が増えてくることでしょう。

(完)

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。