自分に”言葉”をかけてあげよう

私達は日頃、色んな感情を感じながら過しています。
楽しいなあって感じたり、嬉しいって感じていたり。
また、悲しい気持ちでいっぱいになったりもします。
何か理由がわからないけれど「苦しい」と、
感じ続けている事もありますよね。
苦しい時や、しんどいと感じているときは、
自分が感じている気持ちを、自分がちゃんと解ってあげてない時かも知れません。
そんな時は、自分の心や気持ちに目を向けてあげて、
ちゃんと自分にも言葉をかけてあけてあげることが大切です。
○ 本当の気持ちに目を向けてあげよう
普段、自分の気持ちは、自分が一番良く解っているつもりでも、
その気持ちを無視したり、どっかに追いやったりしていることも多いです。
例えば、やりたくない仕事なのに、どうしてもやらないといけないとしたら・・・
自分の本当の気持ちは、「嫌だ」「やりたくない」って感じています。
また、新しい仕事や趣味、誰かに好きだって告白するときなど、
何かにチャレンジしようとしている時、心のどこかで不安を感じてたり、
怖いって思っているかも知れません。
無理をして頑張り続けているのに、中々結果が出なかったり、
誰も認めてくれてないように感じたら、
心の中は、すごく疲れ果ててくたくたになっているかも知れません。
○ 自分にちゃんと「言葉」を伝えてあげよう。
本当の気持ちを解ったとしても、そんな風に感じている事を認めてしまったら、
もう仕事をやりたくなくなっちゃうとか、前にに進めなくなるとか、
もう頑張れなくなるって、思っていませんか?
でももし、それが自分ではなく大切な友達だとしたらどうするでしょう?
友達がやりたくもない事なのに、自分達のために仕事をしようとしてくれたら・・・
友人が、大きなチャレンジを目の前にして、不安で怯えているとしたら・・・
いつも頑張り続けている友達がいるとしたら・・・
大切な友達には、ちゃんと言葉で伝えますよね。
「ごめんね」「大丈夫だよ」「本当に頑張っているよね」「ありがとう」・・・
本当は自分自身も大切な大切な人間の一人ですよね。
さあ、今目を閉じて、心の中で自分をイメージしてくださいね。
そしてきちんとその自分に向かって、「言葉」を伝えてあげてください。
「いつもいつも、きつい仕事をさせて”ごめんなさい”」
「チャレンジする勇気は本当にすごいと思うわ。絶対あなたなら”大丈夫よ”」
「いつもいつも頑張っていてくれて、本当に”ありがとう”」
どうですか?少し心の中は落ち着きましたか?
私達は普段、自分自身に対して、少し冷たかったり厳し過ぎたりします。
よくよく考えてみると、
自分という存在はこの世で一番長く付き合うパートナーです。
そして、いつもあなたを”幸せ”に導くために、
悩み、考え、色んなことを感じ、頑張ってくれている存在ではないですか?
その”自分”という存在を、まずあなたが大切に扱ってあげてください。
from 吉原 直人

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