許したいのに許せないとき

自分ひとりで学ぶときに一番難しいことは許しだと言われています。
許したくないときはあえて許さなくてもいいと思います。
でも許したいのに、相手を許せないとき、
許せない自分がイヤになって辛くなることはありませんか。
今日こそは優しい言葉をかけたい、
今日こそは笑顔でこたえてあげたい、
そういう気持ちがあるにもかかわらず相手を目の前にすると、
つい恨みつらみや怒りの感情がでてきてムスっとした顔になってしまう・・
そういうときは無理に行動を起こさずにイメージの力を使って
相手を許すことをやってみましょう。
1)まずリラックスした姿勢をとってくださいね。
  深呼吸をしてみましょう。
  体がすっぽりと美しい色の光に包まれているのをイメージしてください。
  その光は天からふんだんにあなたに降り注いでいます。
  その中であなたは守られていて、とても安心した気持ちでいることがで
  きます。
2)安らぎを十分に感じることができたら、
  許したい相手を目の前に思い浮かべてみましょう。
  思い浮かんだらその人を手のひらに乗るぐらいの
  小さな人にしてみてください。
3)次に、自分が包まれている光を相手に流してみてください。
  少しづつゆっくり優しく送ってくださいね。
  そして相手の体をやわらかい球形の光の中に包んであげてください。
  あなたには天から絶え間なく光が送られているので、
  あなたの光がなくなったりすることはありません。
  そのまま送り続けてくださいね。
4)そうすると相手がゆっくりと少しづつ大きくなっていきます。
  そのまま光は流していてくださいね。
  元の大きさに戻ったら、
  “ありがとう”と声に出して伝えてみましょう。
以上です。
これをできる範囲でよいので寝る前に毎日続けてやってみましょう。
相手が元の大きさに戻ったり、声に出して伝えることに抵抗があるなら、
光を送ってあげるだけで十分です。
あなたを固まらせていたエネルギーが少しずつ柔らかくなると、
相手を見る目や接する雰囲気が少しずつ自然と穏やかなものに
変わっていきます。
勇気を持ってチャレンジしてみてくださいね。
from ながの ひろみ

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