話しかける

独り言をブツブツ言っていると、まわりから、「怪しい・・・」というで見られてしまいますよね。
できれば近づきたくないかも・・・です。
でも今日は、あえてこの独り言のススメです。
私たちは普段、”自分自身”をどう扱っているのか知りません。
だって自分を他人のように扱うことなんて、するわけもないし、意識もあまりしないからです。
人に話し掛けるのが苦手・・・という人は、裏を返せば、”自分に話し掛けるのが苦手”なんですね。
人に話し掛けるのが苦手だと、どうなりますか?
そう、出会いは遠のき、気を遣い、自分の中に閉じこもりがちになって、人に会うのが面倒になってくる・・・
極端な例ですが、これは同時に、『本当の自分が見えなくなって、試行錯誤し、でも恐くなってきて、心の奥深くに閉じ込めてしまう』ことにもつながってしまうんですね。
私たちは、自分自身を扱うように他人を扱い、人に対してするように、自分自身にもしているんです。
自分に話しかけてみましょう。
「今日は、調子どう?」
「少し疲れたよね、休む?」
「これから、どうしたい?」などなど。
バカバカしくも感じますが、案外聞いて欲しい事を自分で聞けたりするので、いざ、大切な人とコミュニケーションをとろうとするとき、自分の気持ちを伝える事が出来たりして、とても役立ちます。
もう、何年も自分の声に耳を傾けていなくて、すねてしまってはいないでしょうか?
そんな時には、少し忍耐強く話し掛けてみましょうね。
もちろん、心の中だけでも十分ですが、声に出して話し掛けてみると、意外と楽しいです。
虚しいなぁ、さみしいなぁ、と感じる時は、その気持ちを誰かに分かち合ってみてくださいね。
 
from 源河 はるみ / Counseling Service
 

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