守られている自分を感じる

春から夏にかけては僕達の気持ちが内から外に向かう反面、秋から冬にかけては意識も外から内に向かうようになります。
だから、春になれば新しいことを始めたくなってわくわくしますし、秋になると人恋しく寂しさが募るようになったりするのでしょう。
そんな冬の季節はついつい自分の中にも引きこもりがちになってしまいます。
そんな温かい気持ちを感じたいし、守られている感覚を感じたい季節でもあろうかと思うんです。
天気のいい日には窓から日差しが差し込んで、エアコンやストーブを効かせた部屋にいると、その陽だまりで温かさをより感じられやすくなります。
そこで、まずはコップに冷たい水を入れて、そんな陽だまりに入ってみて下さい。
そして、外の景色などを眺めながら、今自分がこの窓や家によって守られている、って感じてみましょう。
少し温まってきたら、冷たい水を口に含んで見てください。
そして、その味を感じ、自分を守ってくれている、包んでくれているものをただ感じてみてください。
その水の冷たさがあなたの心や体の温かさを引きたててくれるはず。
あなたのオフィスでも、日の当る場所ってどこかにあるでしょうか?
休憩できる場所にそんな場所があれば、オフィスでやってみてもお勧めです。
より充実した休憩時間を過ごせるかもしれません。
そんな場所がない、という方は南向き(南半球の方は北向き)に窓があるカフェを探して窓際の席を確保してみましょう。
とってもシンプルな方法ですが、ちょっと感じ方を変えてみるだけで、自分が守られているような感覚を受け取ることができるようになるでしょう。
ほっこりしたい時にはお勧めです。
ただ、特に日本海側にお住まいの方の中には、冬はほとんど太陽が顔を出さない、ってところもあるようですね。
そういう方の場合は、陽だまりでなくても、外の景色が見える場所でやってみても同じような効果を感じられます。
出来れば、ストーブやヒーターの温かさが感じられる場所がいいですね。
 
from 根本 裕幸 / CounselingService

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