幸せを求めて アルゼンチン&ペルーの旅~

 昨年12月の22日から 今年にかけて 南米の旅に娘夫婦と出かけました。
娘の新婚旅行に便乗して アルゼンチン&ペルーの旅です
中部国際空港から成田。成田からヒューストンを経てやっとアルゼンチンのブエノスアイレスに到着です。
 飛行機を乗り継ぎ乗り続け、 一日半かけての行程です。
座ったままの何十時間の間に出た食事は 数回ありました~。
やっと着いたブエノスアイレスでは エビータの眠る墓地見学や食事しながらアルゼンチンタンゴとペルー音楽を堪能しました。
翌日はまた飛行機で イグアスまで移動し“イグアスの滝”の観光です。
世界一といわれるイグアスの滝の雄大さに圧倒され 亜熱帯気候の一部である植物や動物や、花びらが舞うように蝶の群れが私達を迎えてくれました。
 私にとってこの旅行の目的は“マチュピチュ”行きです
世界遺産であることと日本から一番遠い世界最大のパワースポット。
まだ婚約中の娘夫婦が新婚旅行先をマチュピチュに行く計画を立て始めた頃
マチュピチュへの道が大洪水に見舞われ 復興出来ないかもしれないというニュースが流れました。
 「もう いつ行けるか分からない・・・」「私は今世紀中は無理?」
 そう思った瞬間 「生きたぁい~」と心の中で叫んでいました。
私の願いが天に届いたのでしょうか 結婚式の数日前マチュピチュ復興が分かったのです!
行ける!としたら便乗しかありません。(笑)
 
 長い旅路の末  高い山のてっぺんに浮かんだ空中都市
まるで異次元の世界に迷い込んだような錯覚に陥りました。
目の前の山にかかる 何本もの虹!
悠々と目の前を 横切るラマ
花の蜜を吸いに来た ハチドリ
両手を広げて パワーをいっぱいもらった後ー
 遺跡の石に座り込んで 虹をながめる私に娘の一言
 「おかあさん、幸せになるしか ないね~」・・・
 ーーもう一つこの旅の目的 使命がありました
それは 幸せを運ぶ エケコおじさんを買ってくることです。
 私がペルーへ行く事を知った友達が “エケコおじさん”の存在を教えてくれました。
あるテレビ番組で取り上げていた「幸せを運ぶエケコおじさん」
アンデス地方のインディオたちに今でも深く信仰されている伝統的な「幸せを運ぶエケコおじさん」は
一つ一つ手作りの人形で 土の焼き物でできた両手を広げ笑った顔の変なおじさんです。
お金(ドル札のコピー)・家・愛情・ジャガイモ・砂糖・お米・お酒などのアイテムを背中と首に背負い
背負った豊かさが手に入るし、願い事も叶えてくれると言われています。
 
 「ねえ 向こうに行ったら みんなにも買ってきて欲しいのだけど・・・」
友達は仲間の分も買ってきて欲しいと私に頼みました。
「あつこさん エケコおじさんのバイヤーですね」
と婿に言われるくらい 目の色を変え 「エケコ エケコ」と求め続け 20個以上を手荷物で大事に持ち帰りました。
 「ありがとう」といってすぐ玄関に飾ってくれた友達
 「大変な思いをして 幸せ届けてくれて 嬉しい~」と喜んでくれた友
 「部屋が なんか 違った雰囲気になったわ」と報告してくれた友人
 「早速 新居に飾る!」
 「すぐ願いごと お願いしたわ!」
 「幸せな気持ちをありがとう マチュピチュが天野さんを呼んだから行けたのね」
新婚旅行を「家族旅行」と言い方を変えてまで 連れて行ってくれた 婿
「私が幸せになる事」を信じてくれる娘
皆の幸せを願う友
みんなの幸せを願う気持ちをうけとってくれた友達
自分の幸せを叶えることを決めた友・・・
 
“いろんな幸せ”や“人の幸せを願う気持ち”が身近なところからどんどん広がっていくといいな~
 そんな思いを いだかせてくれた 「幸せを運ぶ」旅でした・・・・・・ 
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1件のコメント

  1. 留学先だった「ペルー」に反応して読んでみました。
    「幸せになるしかないね」そう感じれる娘さん、すばらしい感覚ですね。
    自分の心で風景は変わります。
    すばらしいものを、すばらしいと素直に思える心の状態。すごくすてきだなぁと思いました。
    ありがとうございました☆