階段を上り始めたとき...(~幸せの定義~)

みなさんにとって幸せの定義ってありますか?
それは千差万別
人それぞれ様々な 『幸せ』 があるのでしょうね。
何かを達成した時、ほしいものが手に入った時
とても充実感を感じますよね。
自分の目標が達成された時、目標にしていた資格を取れたとき
意中の人と結ばれた時、その人に思いが通じた時
とても幸せを感じることができますよね。
人は何かを得た時、とっても幸せに感じると思います。
私にとっても 『幸せ』 って上記のような感じなのです。
大切な人達と繋がっている感覚や
大好きな場所に行って、のんびり過ごしたり
大好きなことに打ち込んだり...
好物のものを食べたり(笑)
どれもが幸せであり至福の喜びを感じることができます。
でも...
いつもそうであるとは限りませんよね。
思うように行かないこともあるし思いが届かないことだってたくさんあります。
そんな時は悔しかったり悲しかったり
寂しくなったり、せつなくなることもあります。
相手を恨んだり自分を責めてしまう人もいるかもしれません。
でも、それが 『宝』 なのかもしれません。
『悔しい』⇒「なら、やってやろうじゃないか!」
『寂しい』⇒「なら、温かい家庭を築いてみよう!」
『悲しい』⇒「この悲しさを活かして周りの人にやさしく生きよう!」
『せつない』⇒「自分は小さな存在かもしれない。でもその自分にだって、できることはあるさ」
そのひとつひとつの思いが 『宝』 なのかもしれませんね。
私は一時期、いろんな喪失感や絶望感から胸の痛みが取れなくて
約2年間程、ほぼ毎日、明け方の3時から6時にかけて起きてしまうという事が続きました。
最初はそんな自分を責めていました。
「どうして自分はこんなに弱くなってしまったのだろう。お前はダメだ」...と
でもそうやって自分を責めても何も良いことはなかったのです(><)
責める分、どんどん自信もなくなっていきましたし
責めているうちに意識が冴えてしまい朝まで眠れず
そのまま会社に行くので疲れが、たまったままの出勤になり
会社でミスをし、更に自信をなくすハメに...
悪循環に、はまっていたと思います。
でもある時、こう思ったのです。
このひとつひとつの気持ち・痛みを感じられることが幸せなのかもしれないな...と
胸の痛みは僕に何を教えてくれているのだろう?...と
そしてしばらくして、良い意味で自分にやさしくしようと思えました。
自分にやさしくしようと思い始めた頃からは
明け方、目が覚めたときにはこんな風に思っていました。
—–胸が痛くて目が覚める—–
「まだ僕はそれだけ傷ついているんだな」...って
「それだけ辛いことが続いたんだな」...って
「それだけ悲しいことだったんだ」...って
そのままの気持ちを認めてあげたのです。
そして弱い自分を受け入れました。
すると思考で考えないので、そのままスーッと、また眠りにつくことができて...
そして朝、目が覚めたとき、落ち着いた気持ちで
「僕はまだ傷ついているんだな。でもだからこそ今日はいつもより周りの人達にやさしくできるだろう!」...と
そう思えたのです。
その頃からですね。僕が 「幸せだな」...と思い始めたのは^^
人生には自分の思い通りにならないことも、たくさんありますよね。
でも...
その頃(今から3、4年前)から、それも幸せなんだと思えるようになりました。
成功して幸せなことも、とても大切。
でも失敗して挫折を味わうことによって分かることもたくさんあるのですよね。
最近、それも人生なんだと痛感しています。
そして、ちょうどその頃、「カウンセラーとして生きて行こう!」と決めました。
決めても心が揺らぐこともあるかもしれません。
「わあ~、これを乗り越えるのは大変だな」...と思う瞬間もあるでしょう!
でも私はずっとこう思ってこの3年間を過ごしてきました。
もしも目の前に長く険しい道のりの階段があったとしたら...
それは 【上れ】 と言うことかもしれないな...って
お前(自分)には上れる能力があるんだ...って
だから階段があるのですよね。
そしてこの数年、ほとんどの階段を上る事ができました。
それはチャレンジし続けたからだと思います。
私は以前は、『階段を上りきったその場所(所)に幸せがある』 と思っていました。
でも本当は
『階段を上りはじめたその瞬間に幸せが始まっていたのだ』...と思います。
私にとってはカウンセラーになろう!...と決めた時から
幸せが始まっていたのだと思います。
いろんなものを手に入れたい!いろんなことを実現したい!
それを掴めたら、とても幸せなことでしょう。
でも
『一歩を踏み出したその瞬間に幸せは始まっている』
今はそう確信しています。
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この記事を書いたカウンセラー

About Author

自信喪失のケアから夢やビジョンの実現サポート、幸せになれるコミュニケーションを得意とし、”お客様を笑顔に”をモットーに、お客様の気持ちに寄り添った心理分析と、今できることを分かりやすく提案している。 優しい口調からか、癒し系のイメージを与えることが多く、いつも笑顔が絶えない。 ※2020/3/1より休会中

1件のコメント

  1. 11・29に五反田ゆうぽうとの感謝祭に参加させていただきましたhirochibaです。
    初めての参加でしたが、迷っていた自分に希望が見えました。
    本当はすでに結論は出ていたのでしょうが、確信が持てたので嬉しく思っています。
    土肥さんの語り口調が心地よく、しかも教材販売の経験があられることでしたので親近感もわいて楽しく聴かせていただきました。
    これからのご活躍を期待しております。
    どうもありがとうございました。