●大掃除大作戦!

先日より、舛田光洋氏の「そうじ力」関連の本にはまっています。
とても単純な私は、すぐに影響されてしまい、毎日トイレを磨く毎日を送っております。
これが最初は、すごく面倒だったり、大変だったりしたのですが、
続けるうちに楽しくなってきました。
掃除が楽しいなんて!以前の私には、とても考えられない状況です。
もともと、掃除をすることが、あまり好きではありませんでした。
しかし、掃除をするより嫌いなのが乱雑なお部屋でしたので、
仕方がなく掃除をしていました。
元夫には、「君は四角いお部屋を丸く掃除をする人だね?」と言われ
(彼は悪気がありませんでしたし、今だったら私も傷つかないと思います)
ひどく傷ついたことがあります。
しかし、本当にその通りで、出来るならお掃除は
したくないと考えていました。
特に嫌いだったのが、年末の大掃除でした。
12月の声が聞こえて、町がイルミネーションに輝きだすころ、だんだんと
ユウウツな気分になっていくのです。
結婚生活を送っているときには、特に大嫌いでした。
なぜ嫌いだったのだろう?と、先日、フト考えていました。
「年末の大掃除」だから、12月31日までにやらないといけない!という期限を
自分の中に持っていて、その期限までに出来ないとなんだかとっても
罪悪感を持ってしまって、「自分はダメだな」と感じていました。
当時、子どもを保育所へ預けながらパートのお仕事をしている状況でした。
年末ギリギリまでお仕事をしているものですから、当然、前もってやっておくなどと
余裕のある状況ではなく、実質、3日間くらいの間に大掃除を「しなきゃいけない」と
思っていました。
毎年「今年こそは!早目から少しづつするぞ!」と12月の頭に誓うのですが、ちっとも
進まず、毎日「今日も出来なかった。」と自分を責めていたように思います。
思うように進まず、イライラして、出来ないことを数えてしまうものですから、
余計にイライラしてしまって・・・と、言う状況でした。
元夫のご両親とも同居をしていましたので、ご両親の目が気になるとも感じていました。
今振り返ってみると、「ああ・・それは、しんどい状況だよな」と感じます。
自分で自分を追い詰めて、ガンジガラメにしてしまっていました。
さて、そのころに比べ、今の私はまったく気楽に捉えていて、
「年末までに出来なかったら、年明けてからしたらいいか?」くらいに考えています。
去年までは、お掃除リストを作って、掃除を完了させたところは消していくという方法を
取っていたのですが、どうしても「残ってしまったもの」が気になるので
今年は、「やったところを書き出す」という作戦にしています。
やったところを書き出していって、20個くらいたまったら、
自分に何か、小さなご褒美をあげようと思います。
ご褒美を考えているうちにワクワクしてきて、なんだかウキウキ掃除をしています。
追い詰められることが無く制限が無いことが、こんなにも軽くなることと
がんばったご褒美を考えることで、こんなにもうきうきするものなんだなぁーと
改めて思っています。
心というものの不思議を、お掃除の一こまの中でも感じています。
さて、お正月まであと少しですね。みなさま、どうぞ、良いお年をお迎えくださいませ。

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