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Lecture.189


パートナーシップの心理学~感謝と愛を伝えるコミュニケーション~

原裕輝
講師:原裕輝 

カウンセリングサービス心理カウンセラー
(大阪・東京・名古屋・福岡地区担当)


パートナーとの間に冷めた雰囲気や、険悪な雰囲気ができた時、その雰囲気を溶かすのは愛ではないでしょうか?愛と感謝のコミュニケションについて書いています。

Keywordパートナーシップ 感情のコミュニケーション 感謝 愛 勇気

パートナーとの関係に冷めた雰囲気が流れている時や、ケンカをして嫌な雰囲
気を作ってしまっている時には、コミュニケーションを取るのは大切と分かっ
ていても、何を話していいか分からないというお話を聞かせていただくことが
あります。

パートナーに興味を持っているラブラブな時期ならともかく、
相手への興味が薄れてしまって冷めた雰囲気が流れている時や、嫌なムードが
流れている時のコミュニケーションは、難しいですね。

共通の趣味や、共通の友達、共通の仕事などを、持っていないので、話題に苦
労するという、お話を聞かせていただくこともあります。

パートナーに興味を持っている間は、共通の話題が無くても、
自分のパートナー自身が興味の対象になりますから、趣味や、友達、仕事の話
にも興味を持ちやすいのですが、自分のパートナーへの興味が失われ
ている時は、話題に苦労することも、いっぱいあると思います。

そのムードの中、二人の関係を良くしよう、コミュニケーションをしようと、
思われるのは、勇気がいることだと思います。

そう思われるのは、心の強さを持たれている証拠ですし、幸せや愛を求める
すてきな心をもたれていると思います。


●感情のコミュニケーション●

冷めた雰囲気が流れている時や、嫌な雰囲気が流れている時に、
二人の関係を仲の良い関係に戻したいと思った時は、感情のコミュニケーショ
ンを、たくさんされることをお奨めしたいと思います。

感情といっても憎しみや、恨みをぶつけるわけではなく、
心の中にある愛や、感謝を、たくさん伝えてみてもらいたいんですね。

冷めた雰囲気が流れている時や嫌な雰囲気が流れている時には、なかなか難し
いことだとは思います。

しかし、仲良くしたいと思っているということは、心の中にパートナーへの愛
情がある証拠だと思います。

怒りや、冷めた気持ちをかき分けて、自分の心の中にある、
パートナーへの愛を見つけて、それを伝えてみるんです。

愛は、凍りついたハートを溶かす作用があります。
冷えた関係を暖めることができます。

楽しい話題を見つけて冷めた雰囲気を払拭するのもいいと思いますが、
パートナーへの愛や、感謝を伝えることで、そのムードを溶かして暖めてみら
れる方法も、とてもいい方法だと思います。

難しいことですが、こういうことは、パートナーがコミュニケーションの大切さに、
気づいて、してくれるのを待つよりも、先に気づいた方が先にしてあげることがい
るんですね。

●感謝のコミュニケーション●

感情のコミュニケーションは、パートナーとの関係が良い時は、しやすいので
すが、パートナーとの関係が険悪な時は、なかなか難しいものだと思います。

自分の感情を伝えようと思っても、でてくる感情は怒りばかりという時もある
かと思います。

怒りや、悲しみなどのネガティブな感情を伝えることも、感情のコミュニケー
ションですので、ネガティブな感情を伝えることも、時には大切なのですが、
そればかりになると、仲良くなりたいという目的は遠のきますね。

そんな時は、感謝を伝えるコミュニケーションを意識されるといいと思います。

感謝には、“許し”の成分が含まれていますので、
感謝することにより、自分の心が穏やかになりやすくなります。

また、伝えられている方も、感謝の気持ちは嬉しいものです。

満足できなくても、パートナーなりの愛し方や、思いやりの示し方を、
見つけて感謝をしてみるんです。

そして、その感謝の気持ちをパートナーに、伝えてあげてもらいたいんですね。

現時点のパートナーには、感謝できることが見つからない場合は、
昔してもらったことや、言ってもらって嬉しかったことで、感謝できること
を見つけようとされるのもいいと思います。

昔のことを感謝することが導入となって、今のパートナーを感謝できるように
なれたりもします。

一つや、二つ、なにかしら感謝できることは見つかるかと思います。

逆に、見つからないときは、今まで、感謝するということが、少なかった
のかもしれません。
それは、それで感謝できる自分になることが必要という課題が見つけられます
ので良いことだと思います。

パートナーの中に自分へ感謝があること、また、自分がパートナーに感謝され
る存在であることを感じたり、感謝されることにより埋もれていたパートナー
への愛を感じたりと、感謝を通して伝わるものは、いっぱいあると思います。

感謝のコミュニケーションは、自分と、パートナーのギスギスした思いや、
怒りの感情を癒していきます。


●愛を伝えるコミュニケーション●

仲良くなりたいと思うということは、パートナーのことを好きだったり、大切
だったり、愛しているという思いが、心の中にあるからこそ、でてくる発想か
と思います。

その思いを、言葉として伝えてみてもらいたいんですね。
これは、かなり勇気がいることかもしれませんね。

「愛しているよ」
「愛おしいと思っている」
「誰よりも大切な存在と思っている」
「大好きだから、ずっと一緒にいたいと思っているんだ」

こんな風に、相手への愛の気持ちを伝える時は、恥ずかしさが邪魔して、言い
づらくなる時があると思います。

倦怠期の夫婦なんかだと、「今さら・・・愛しているだなんて・・・」
そんな気持ちが出てきて言いづらいこともあると思います。

その言いづらさはあると思いますが、
恥ずかしさを乗り越えて、伝えてみてもらいたいんですね。


一般的には、男性の方が、愛しているとか、好きとかを言葉で表現するのが苦手
な方が多く、こういう気持ちを伝えることが、少ないようです。

なかには、「愛しているよ」は、あんまり言うと、愛しているの重みが下がって
しまう気がするからと、おっしゃる男性がいます。
そういう理由を使って言わないようにしていたりします。
僕も、昔そんなことを思っていた気がします(笑)

言葉で伝えることが苦手なので、態度で示そうとするのですが、やはり言葉で、
ちゃんと伝えないと、伝わりにくいこともあります。

自分の恥ずかしさを見てしまうと自分の内へ内へと、気持ちがこもってしまい
ます。

そんな時は、自分の恥ずかしさよりも、パートナーとの関係を大切にしようと
思ってみることで、自分の意識が外へ向かうので、恥ずかしさを乗り越
えて、愛や思いやりを伝えやすくなると思います。

愛の言葉は、自分のハートも、パートナーのハートも暖めてくれます。

勇気がいるこですが、冷めた雰囲気、嫌な雰囲気な時ほど、愛や、思いやりの
言葉を伝えることを大切にしていただきたいなと思います。

●最後に●

感謝や、愛を伝えようと思っても、いざパートナーを目の前にした時に、
言い出すきっかけがつかめなかったり、感謝や愛を伝えるつもりだったのに、
相手をなじってしまうこともあるかもしれません。

そんな時は、自分を決して責めないでください。

それよりも、結果的には、できなかったかもしれないけど、
パートナーに感謝や、愛を伝えようと思った自分を誇ってください。

そう思うことで、また、伝えようと思う力がわいてきますから。

愛あるご自身を誇ってあげてくださいね。

 


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