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Lecture.174


目標設定に必要なこと~より良い目標を得るために~

講師:根本裕幸

目標を立てること(目標設定)をしようとしてもうまく行かない、あるいは、目標を持つこと自体に抵抗があったり、もっと良い目標を持ちたい時に役立つ目標設定の仕方をご紹介。

Keyword目標設定 好き 情熱 受け取る 分かち合う

仕事でも、恋愛でも、何かの目標があるのと無いのでは大違いですね。
でも、忙しい日常に追われていたり、あるいは過去の失敗感に苛まれていたり、また、自信を失ってしまっている状況では、そうした目標を立てられない場合も多いでしょう。

「これからどうしていいのか分からない」
「目標を立てようとすると『どうせ無駄無駄』という声が聞こえる」
「目標といっても誰かの期待に応えるものばかり」
「目標を立てるとそれに縛られてしまうような気がするので難しい」
「どうやって目標に向かっていいのか分からないので立てられない」

本来、目標を持つということは自分をイキイキとさせ、前向きに毎日を過ごす秘訣になるはずなのですが、どうもそのように機能しないことも多いのかもしれません。

その要因の一つは私達が生きてきた過去にヒントがあります。
年初めに目標を立てても、良くて松の内のうちにその目標はあっさり崩れたりするんですね。
また、「目標を持つこと」自体が義務感になってしまい、達成されなかった目標ばかりが積み重なるようになります。

そうすると目標を持つこと自体に意味を感じなくなってしまい、徐々に「今さえ良ければ」という刹那主義に陥ることも少なくありませんね。

今日はそんな目標設定の際に陥りやすい罠やその対処方法をお伝えしたいと思います。

●本当にしたいことって何だろう?

目標設定で失敗しやすいのは、それが「自分がしたいこと」ではなく、「(自分自身を含めた)誰かから要請されるもの」になってしまいやすいからです。
これは特に仕事や自己啓発的な目標を立てる時に陥りやすいもので、こうした目標設定には、
・~しなければならない、~であるべきだ(義務)
・~してはいけない(禁止)
という「観念」が散りばめられるようになります。

また、ここまでは強くなくても「~しないように・・・」という消極的な禁止や「~できた方が良いから」という消極的な義務感(必要性)が含まれる場合も少なくないと思うんです。

私達は大人になると、本や周りの人の話などから「本来こうあるべき」という姿を意識するようになります。

例えば「人には自分の意見をはっきり言えなければいけない」という観念を持つとします。
この背景には「私は自分の意見をはっきり言えない(持てない)」という否定的な心理が隠れています。

そんな自分にコンプレックスを感じていたり、それが原因で仕事や対人関係の問題を抱えていると“判断している”ので、つい目標として
「人に自分の意見をはっきり言えるようになる!」
なんて立ててしまうんですね。

でも、これは本当に自分がしたいことというよりは、しなければいけない、できた方が良いと思っている(考えている)ことになります。

つまりは、必要性は強く感じていても、本当にそうなりたいのかどうかは言えないんですよね。

そうすると、この目標は達成されないことが多くなるのではないでしょうか。

だから、まずは「本当にしたいことって何だろう?」と自分の心に聞いてみることが大切ではないでしょうか。
すぐに答えは返ってこないかも知れません。
でも、繰り返し自分の心に問いかけることで少しずつ心の中から声が聞こえてくるようになります。

ちなみに、「自分の意見をはっきり言えない」から「仕事や対人関係がうまくいかない」とは必ずしも言えないと思います。
それも原因の一つかもしれませんが、僕の経験上、それだけでは無かったり、あるいは、それ以上に大きな要因が隠れている場合が多いようです。
だから、“判断している”と強調してみたんです。

●ワクワク感、情熱を感じる

自分が本当にそうなりたいのかどうかを判断する方法は、その目標を見つけたときに
「ワクワクする、胸が躍る、熱くなる」
などのポジティブな感情の反応があるかどうか?で見分けられると思います。

本当に欲しくなく、義務感や禁止(怖れ)から生まれる目標は、逆にテンションが下がり、早くも「仕方なく・・・」や「きっと無理だろう・・・」という諦めモードや、「何とかしなければ」というプレッシャーを作り出します。

この時点で大きなブレーキがかかってしまいますから、なかなかその目標を達成することは難しくなってしまうと思うんですね。

私達は理性があり、頭で考えることができます。
また、意識的に自分をコントロールしようとしますが、私達の行動を決定付けるものは「感情」なんですね。

特に目標を設定し、その達成に至るまでには、様々な困難や葛藤が予想されます。
すぐに手に入れられるものであれば、わざわざ目標としては持ち得ないからです。
そうした困難を乗り越えて行くには「これが欲しいねん!」「これがしたいねん!」という強い情熱が必要になってきます。

これがいわゆる「モチベーション」という奴ですね。

何か目標を決めようとしたけれど、どれもイマイチ盛り上がらない場合には、まだまだそのものに対する情熱が足りない証拠です。

もっとより突っ込んで自分に問いかけてみたり、自分が「好きだな~」「熱くなれるな~」「これが手に入ったらもうどうなってしまうんだろう?」と思うものを見つけてみましょう。
これは新しく探し出すというよりも、もう現時点で自分の中にあるものと思ってみて下さい。
外にではなく、内にその答えがある、と。

また、本当に欲しいものではないか、あるいは、高すぎる目標ではないか、再チェックしてみる必要がありそうです。


●自分を知る~高すぎる目標を手放す~

(本来こうあるべき、という)義務感から生まれるものは、その多くが、今の自分からはかけはなれてしまっていることが少なくありません。

例えば、今貯金が100万円の方が
「やはり結婚するなら、最低300万は必要だ」
と考えたとします。

確かに貯金は多い方がいいかもしれませんけど、さて、100万から300万への貯金3倍目標というのは、収入にもよりますが1,2年で達成するにはとても難しいと思いませんか?

そう思うだけで「あ、無理だ・・・」と諦めてしまうことが多いかもしれません。
そうすると「うーん。まだまだ結婚は無理だなあ・・・」と思い込んで、今の恋人との関係に将来を描けなくなるかもしれません。
そしたら、大好きな彼女/彼氏でも別れを考えなければいけなくなっていきますね。

それはまるで、好きなものを捨てて、嫌なものを手に入れようとする行為に等しいのではないでしょうか?
そこで「無理だ」と思ってしまったら、せっかく100万ある貯金にも有り難味を感じにくくなります。
その結果、その100万すら失ってしまうことも少なくないんです。

あるいは、仮に頑張って何年か後に300万の貯金を手に入れたとしても、失うものが大きく感じている分だけ、やはり有り難味は薄くなります。
(そして、300万でもダメなら、次は1000万ってどんどん飛躍していくんです)

また、こうした高すぎる目標を持つ背景には、潜在的なコンプレックス(「自分は特別な存在なんだ」という特別意識も含まれます)が隠れている場合も少なくありません。
いわば、気負いすぎだったり、自分を過大評価しすぎている場合がコレに当ります。

どんな場合にも、目標を立てるにはまずは“今の自分を知る”ことが求められます。
等身大の自分を見つめる、知る、自分の身の程を知る、などの表現に当るのですが、何よりも大切なのは、今の自分の心の状態に素直に向き合うことです。

素直に自分を受け入れられた分だけ“謙虚な目標”(即ち、とても現実的なワクワクする目標)を立てられやすくなります。
それは100万円の貯金を300万円に増やすことではなく、今ある100万円で、どうしたら幸せな結婚ができるかを考えることかもしれません。

貯金が100万でも「それでも、お前と幸せになりたいねん」という気持ちがあれば、きっと何かしら良いインスピレーションを受け取れるようになりますし、また、誰かの協力を得やすくなるでしょう。
本当に欲しいものだったとしたら、何としてでも手に入れたい気持ちになりますね。
「どうしたらうまく行くんだろう?」というより現実的な“計画”に移す際にも、そのワクワク感を持って向き合えるようになっていきます。

謙虚になった分、人に頭を下げられますし、情熱がある分、人の意見にも素直に耳を貸しやすくなります。

●サポートを受け取る、インスピレーションを受け取る

そうして生まれた目標は一人だけのものではなく、誰かと分かち合うことができます。
一人でできることは「かっこいい」かもしれませんが、限界は自ずと知れてきます。
だから、誰かにサポートしてもらうことが必要になってくるんですね。

一人で頑張って、様々な方法を検討するにも限界がありますし、何より時間がかかりすぎるでしょう。

自分を知り、謙虚になっている分だけ、誰かに相談しやすくなりますし、そうしたヒントを持った人を見分ける目が養われ行くようになります。

本当に欲しいもので、ワクワクしている分、日常のちょっとした一コマにそのヒントを得られたりします。
それは電車の吊り広告かもしれないし、朝のお通じの直後にひらめくかもしれないし、友達とのさりげない会話に見つけられるかもしれません。

そういう意味で情熱をもつことは、情報収集のためのアンテナ磨きにもなるんですね。

そして、人からの意見もより具体的に吸収できるようになっていくんです。

●誰かと分かち合う

その目標は最終的には「誰かと分かち合える」ことが大切です。

あなたがとても美味しいレストランを見つけたとしましょう。
最初は「うわー、大発見したー!」って一人で楽しむかもしれませんが、だんだん人に言いたくなって(教えてあげたくて)うずうずした経験はないでしょうか?

ワクワクする目標は、自然と人に言いたくなりますし、分かち合いたくなります。

「俺な、こういう生活が出来たらいいと思うねん」
なんて熱く語れたりもしますし、
「私、本当はこういう人生が送りたいの」
ってドキドキしながらも、真剣に話せるようになります。

特にパートナーシップにおいては、二人の共通の目標を持つことはその絆を一層深めてくれるものになります。
もちろん、それはお互いにワクワクするものでなければ意味がありませんね。
一方がエキサイトしても、他方がシュンとしているのであれば、一人芝居になってしまいます。

誰かに話したい、聞いて欲しいって思えるくらいまで、そのワクワク感を高めてみましょう。
それはその目標が好きなもの、本当にしたいものであれば自然とそうなっていくものです。

そうした目標を持てるようになると、周りの人から共感してくれ、応援してくれる人が自然と出てくるようになります。
そうすると、みんなの応援を受けながら「目標を達成する」方向に向かうことができるのです。

それはまるで、自分を先頭にして、みんなで前に進んでいくような感覚です。
とても力強さや信頼感、繋がり、安らぎを感じますし、また、より一層ワクワク感が得やすくなるのです。

そうして目標に向かって自分が進んでいくにつれて、自然とあなたの中の輝きがどんどん強くなっていくでしょう。
イキイキしてきたり、深い自信に満ち溢れてきたり、不思議なことにとても魅力的になっていくのです。
目標を持って元気に生活している人がまぶしく見えるのは、こうした背景があるんですね。

これはとても楽なプロセスになるのではないでしょうか?

そして、その目標が成就したとき、あなたが感じるのは本当の意味での「成功」ではないでしょうか?
自信や達成感、充実感だけでなく、周りの人への感謝もとても強くなります。
そして、更に大きなステップへと足を踏み出すことができるのです。


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