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Lecture.801-3

怒りという感情(3)〜大きな怒りの対処法〜

講師:大門昌代

何カ月、何年、何十年と抱え続けている大きな怒りというものがあります。怒りを抱えている状態というのは、とても苦しいですから、怒りの下にある心の傷や痛みに気付いてケアすることが、大切になってきます。
少々バカバカしく思えるような方法でも、感情の蓋となっている怒りを表現して感じることができます。そうすることによって、その下にある本当にケアが必要な感情にいきつくことができるようになるのです。

Keywords
怒り 憎しみ 憎悪 悲しみ 心の傷 
何日も、何カ月も、はたまた何年、何十年も抱え続けている怒りというのもあります。

ことあるごとに、思い出しては、腹が立ってくるような怒りであり、その怒りを抱える原因となった出来事と、よくにたことが起こるたびに、どうしようもなく腹が立ってしまうような、とても大きな怒りです。

これもまた、一概には言えませんが、とても大きな怒りの場合、その怒りの下には、とても大きな悲しみがあることが多いのです。

「怒りは感情の蓋」と言われます。

「愛してほしい」「わかってほしい」「助けてほしい」が言えない時、また、それらが叶わなかったときに、怒りという感情で、その悲しみに蓋をするのです。

例えば、男性からひどいフラれ方をした女性がいたとしましょう。

お金を持ち逃げされ、浮気をされ、暴言を吐かれたうえに、他に好きな人ができたと一方的に別れを切り出され、それ以後、音信不通になってしまった。

「なんてひどい男だ!」と怒り心頭となります。
もしかしたら、それ以後、男性とみればあの怒りが再現してしまうかもしれません。
ひどい場合は、男性への憎悪という形になってしまうこともあります。

それは、お付き合いしていた男性への憎悪だけにとどまらず、まったく関係ない男性たちへの憎悪となることもあるのです。

このような場合、その大きな怒りの下には、「愛してもらえなかった痛み」「とてもつらい気持ちをわかってもらうこともできなかった悲しみ」「助けてもらうこともできなかった傷」があるのです。

大きな怒りの場合は、その傷ついた心や、悲しい気持ちにまずは気付き、そして誰かに聞いてもらったりして、傷や悲しみを癒す必要があるのです。

傷ついたままですと、蓋である怒りが、ずっと必世になってしまうのです。

とても悲しいというのは、あまり感じたくはない感情ですので、みんな蓋をしたくなってしまうのです。

なかなか、大きな怒りの下にある悲しみに気付いてケアしてあげることは、難しいものです。
痛みを感じないように、怒りという麻酔を打ち続けているところに、麻酔をしばらくお休みする必要があるからです。

麻酔をお休みした途端に、痛みに襲われますからね。

でも、痛みというのがあるからこそ、傷や病気を発見することができ、治療することができるのと同じで、痛みに気付かなければ、その悲しみを癒してお掃除することができないのです。

まずは、怒りを吐き出すことが必要になります。

傷に触れるには、蓋である怒りを、軽くしていく必要があるのです。

カウンセリングを使うのも方法ですし、私は昔よく、悪口ノートなるものを書いていました。
誰にも見せない、決して読み返さない、書ききったら処分する悪口ノートです。
そこに、長い間怒りを持ちつづけている相手や、出来事に対する怒りを書きつづるのです。

それがまるで、悪口のオンパレードだったので、悪口ノートと私は呼んでいます。

また、人に聞かれる恐れがない場所で、例えば一人っきりの車の中で、怒りの言葉を叫ぶというのもありです。
怒りを誰かにぶつけるのではなく、何かしらの形で、怒りを表現していくのです。
それをやりつくすと、次に悲しみの層がやってきます。

その悲しみを、理解して、慈しみ、徹底的に悲しんでやることも必要なのです。

>>>『怒りという感情(4)〜怒りはあって当たり前の感情〜』へ続く


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