お問合せカウンセリングサービスって?サイトマップトップページに戻る
 
Lecture.531-2

ハードワークに嵌まる心理〜無価値感がもたらすハードワーク〜

講師:根本裕幸

ハードワークに嵌まる心理でよく見受けられるのが“無価値感”が原因になっているパターンです。すなわち、「仕事をしているから自分は認められる」「仕事をしていなかったら居場所がなくなる」という義務と役割から生まれるパターンで、仕事がアイデンディディ(自分が自分である証)を保ってくれているような気がしてしまうのです。
そうすると周りの人の愛を全く受け取ることができず、デッドゾーンにひた走ってしまうのです。

Keywords
ハードワーク 無価値感 アイデンディディ 犠牲 デッドゾーン


●なぜ、ハードワークをしてしまうのだろう?〜無価値感編〜

ずっと仕事ばかりしている人。皆さんの周りにいませんか?
本当に仕事が好きなんだな、と感じる方もいれば、ボロボロになりながらも、仕事に取り組んでいるかわいそうにも思える方もいるでしょう。

でも、休みも無く働く人があなたの近親者だとしたら、ちょっと心配になりますよね。
疲れてない?体、しんどくない?ちゃんと食べてる?寝てる?

でも、どうして、そんなハードワークに嵌まってしまうのでしょう?

大きく次のような感情が影響していると私は考えています。

一つは“無価値感”、そして、“罪悪感”。

心理学講座でもよく出てくる感情ですが、それがどうハードワークに結びつくのでしょう?
まずは無価値感のパターンから紹介しましょう。

仕事にどんどんはまり込んでいくと、“自分=仕事”になります。
自分がここにいられるのも、これだけ仕事をしているせいだし、逆に、仕事をしなかったら、ここにはいられない・・・。
つまり、仕事が自分のアイデンティティを保証する形になってしまっているんですね。

もう少し応用すれば、これは頑張る人のパターンなんです。
頑張っているからここにいられる、これだけ頑張ってるから必要とされる、だから、頑張らなければここにはいられない、居場所を失ってしまう・・・。
そうしたら、頑張るしか方法がなくなってしまうのです。

そうして自分自身を「仕事以外に価値のない人間」として自分を扱ってしまうわけです。
これは“無価値感”がもたらす誤解で、本当は他にも価値なんてたくさんあるんですが、如何せん、仕事に従事する時間が圧倒的に多すぎて、他の価値・魅力に意識を向ける余裕がなくなってしまうのです。

だから、表面的には「好きな仕事」をしているつもりでも、潜在意識の中では「仕事をしているから認められる」という思いが生まれ、それは「仕事がなくなったらやってはいけない」という不安や怖れを招きます。

そうすると、どんどん仕事が“犠牲”となり、好きな仕事のはずなのに、疲れる、しんどい、逃げ出したくなる状態となり、ストレスばかりが溜まっていくようになります。
(好きな仕事ですら、そうなわけですから、そうでない仕事だとしたら、もっとストレスは早く大量に溜まっていきます)

でも、止められないんです。
仕事を離れることは、自分でなくなるように感じてしまうわけですし、居場所を失うわけですね。これは最悪のストーリーです。
だから、頑張るしかなくなります。

そうして、犠牲は続き、やがて無気力状態、すなわち、デッドゾーンにはまり込んでいくのです。燃え尽きてしまうわけですね。
それまで必死に頑張ってきたのに、頑張れない状態になる・・・。それはあまりに酷い結果ではないでしょうか。

そして、このパターンは意外とエリートに多く見受けられます。
一流大学を出て有名企業に勤めていたり、権威ある職業(医師や弁護士等)に従事していたりね。
こういうタイプの方は、一見“自信家”で、飛ぶ取り落とす勢いで頑張っている一方で、エリートならではの競争世界があり、その中で上記のようなパターンを作り出していることが多いようです。

また、元々自分に自信がなく、コンプレックスが強い方は、どんな仕事をしていても、こうした心理にはまりやすくなりますよね。
自分は元々デキが悪いんだから・・・と自分の無価値感に取り込まれ、いやいやながらも仕事を続けなければいけないんです。
「ここを首になったら他では雇ってなんかもらえない」という思いを感じたとしたら、黄信号です。すっかりハードワークの罠にはまっている可能性が高いでしょう。

このパターンにおいては、仕事をしなくても、頑張らなくても、自分には価値があることを受け入れる必要があります。
そこまで頑張らなくても、愛されていることに気付き、その愛を受け取ることで、このハードワークを緩和させていくことができます。

あなたを愛してくれている人は誰でしょう?
その愛を受け取る準備はできていますか?

>>『ハードワークに嵌まる心理〜罪悪感がもたらすハードワーク〜』につづく

関連する講座へのリンク集

42.愛される価値とは?〜無価値感の心理学〜
76.燃え尽き症候群〜バーンアウトシンドローム〜
202.愛と犠牲の違い〜本当に与えたいものは?〜
321-1.無価値感の心理学(1)〜止まったら死んじゃう回遊魚人間〜
321-2.無価値感の心理学(2)〜頑張らないと愛されない?無価値感の罠〜
391-3.デッドゾーンの心理学(3)〜義務と役割と規則〜

この心理学講座をメールマガジン『まぐまぐ』で購読しませんか? (マガジンID:0000100067) サンプルはこちら
◆購読
◆解除
Powered by
まぐまぐトップページへ

●すぐに役立つ心理学が「耳」で聴けます!>>>心理学講座音声配信サービス きくまる
当社のカウンセラーが各種講座で話したレクチャーの内容を録音。
講座の臨場感そのままに、時には笑え、または、胸がじーんと熱くなり、なるほど!と目からうろこが落ちる話が満載!

ダウンロードサービス きくまる

●カウンセリングを使ってみませんか?(初回無料電話カウンセリング/面談カウンセリング/電話カウンセリング有料コース)

カウンセリング予約センター>>>
   06-6190-5131 (受付時間:12:00-20:30/月曜定休。月曜祝日の場合は翌火曜日)

無料カウンセリングのご案内・・・90名以上のプロカウンセラーとの初回無料電話カウンセリング!
面談カウンセリング、電話カウンセリングセットコースのご案内
カウンセリングルーム(東京/大阪/名古屋/福岡/高崎/前橋)のご案内

●心理学講座をライブで体験!!(心理学ワークショップ)
弊社人気カウンセラーが講師として登場!心理学ワークショップは、東京/大阪/名古屋/福岡で毎月開催中!
心理学ワークショップ

●取材・執筆・講演・研修・企画などのご依頼・ご相談は・・・
TEL:06-6190-5611/ FAX:06-6190-5612 / E-Mail(お問合せフォーム) よりお願いします。
※過去の雑誌・テレビ・ラジオ・講演会などの実績につきましては「会社案内ページ」にて紹介しています。
私達がお役に立てることがございましたら、ぜひ、ご相談下さい!

●リンクフリーですが、記事の無断転載を禁止します。

 

>心理学講座の目次へ戻る<

■ カウンセリングサービス ■
カウンセリング予約センターTEL:06-6190-5131 / 06-6190-5613 :: TEL 06-6190-5611 :: FAX 06-6190-5612
〒153-0041 東京都目黒区駒場4-6-8 : : 〒564-0063 大阪府吹田市江坂町1-23-17-602(郵便物はこちらへ)
電話>月曜定休12:00〜20:30 :: FAX / E-Mail>無休24時間受付  collaborated by 神戸メンタルサービス(資) & カウンセラー養成スクール