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Lecture.38 自由になりたいあなたへ

講師:原裕輝

あなたにとっての自由ってなんでしょうか?自分を解放し、自由を感じられる自分への第一歩です。
Keywords
自由
自立
依存
選択
エクササイズ

私達は子供から大人へと成長していくなかで誰でも一度くらいは「自由になりたい」と思ったことがあると思います。
そして自由を求めてきたはずなのに、今ぜんぜん自由な感じがしないという方はたくさんいると思います。
「自由になりたい」と思ってがんばってきたけどそれどころか、自由を望めば望むほど、仕事や、家庭、やらねばならないことが増えてきて、がんじがらめになって動けないよと言う人もいます。
又、自由は手に入れたけど、寂しい、孤独、楽しくない、幸せじゃないという人は大勢いますね。これをみながら私に当てはまると思われている方はたくさんおられるんじゃないでしょうか。
自由になりたいと思っているのに自由じゃない、自由は手にいれたんだけど楽しくない、幸せじゃないという場合は『自由になる為のやりかた』があなたにあっていないことを意味します。

自由を手に入れる為にはまず、"自由にはタイプがある"ということを理解することがいります。
そして、今が自由でない、自由だけど楽しくない幸せでない人は別のやり方で自由を手に入れることが必要ということを理解する必要がいります。
この二つのポイントを抑えることによって、あなたに自由という感覚が手に入ることでしょう。

● 二つのタイプの自由 ●

私たちが自由と感じるには二つのタイプの自由があります。
一つは『何かから自由になる』というタイプの自由
もう一つは『何かに向かっていく自由』というタイプの自由です。
この二つは、性質的にまったくもので違うものです。『何かから自由になる』というタイプは"逃げる"という性質を持ち、『何かに向かっていく自由』というタイプは"向かって行く"という性質を持ちます。
自由になりたいと思っているのに自由じゃない、自由は手にいれたんだけど楽しくない、幸せじゃないという場合は『何かから自由になる』というタイプの自由を求めてがんばってきた方が多いようです。
では、どのよううに違っているのでしょうか?


● 『何かから自由になる』というタイプ●

『何かから自由になる』これは、自立して自由になろうというやり方の自由です
これは依存していた時代(多くは子供時代)に不自由を味わった経験、傷ついた経験から、もう二度と傷ずつかないようになる為にはどうしたらいいかと考えた時に自立すれば自由だし、傷つかないでいいんだと学んだものです。
自立して自由になろうという思いが強ければ、強いほど、過去に思いっきり傷ついた経験があるとことを意味します。
(依存と自立の関係は私たちの成長のプロセス Part1 『依存』Part2 『自立』をご参照下さい)

幼い子供時代は親に依存しないと生きていけませんね
そうすると、自分の希望があっても親の意思で希望がかなわないことがいっぱいでてきます。「おもちゃがほしい」という希望から「学校は私立の○○に行きたい」という希望まで、自分の自由にならないことがいっぱいでてきます。ここで私達は不自由さという感覚がでてきます。
それどころか「おもちゃは前買ってあげたでしょ我慢しなさい」「我がままばっかりいって困らせないで」としかられて傷つく経験もします。
もっと言えば依存時代は、理解してくれなかった、助けてくれなかった、愛してくれなかったという経験からいっぱい傷つきます。
その経験から、もう傷つかないように自立して自由になろうと思うのです。

『何かから自由になる』ということは、昔傷ついた経験からもう傷つかないように、自分を悩ませるもの、傷つけそうなものごとから逃げだすということです。
逃げたすことをすると自分を悩ますもの、傷つけるものからのがれられたという感覚はありますが、何か手に入ったという感覚はありあせん。

例えば、人間関係が自分を悩ましたり、傷つけたりしそうなものだった場合、人間関係がめんどくさくなります。この、めんどくさいという感覚から逃げて自由になろうとするのですが、人から離れて自由になろうとすればするほど、人との距離が離れていき孤独や、寂しさがやってきます。そして人との壁がますますできて更に人間関係に悩んでしまいます。

自立して自由になろうとする時、もう二度と傷つかないように一人でがんばったり、甘えを消すために"〜しなければならない"と思うことが増えてきます。
そして『何かから自由になる』と自立すればするほど"〜しなければならない"と思うことが増えてきます。
「きちんとしなければならない」
「人に甘えてはいけない」
「がんばらねばならない」
というふうに、〜しなければならないことだらけになって心理的にあなたを束縛してがんじがらめにしてしまいます。
これはとっても不自由ですね。

自立してあなたを悩ます、傷つけるものごとから逃げるという行為をしている時は、
手に入るものは、束縛や、孤独、寂しさ等で、逆にあなたを悩ますものがやってくることが多いです。
自由になりたいと思っているのに自由じゃない、自由はてにいれたんだけど楽しくない、幸せじゃないという感覚がでてくるのもこの為です。

● 『何かに向かっていく自由』というタイプ●

自立して自由になろうとする時に"〜しなければならない"といことが増えて行きます。
"〜しなければならない"という時はあなたには"〜しなければならない"と思っていることをするしかなく、選択肢が全くない状態です。この場合には犠牲している感覚がでてくる時があります。
「認められる為には仕事をしなければいけない」という人であれば、すごく疲れている時でも無理に仕事をしてしまいます。そうすると疲れてきますので自分を犠牲して仕事をしているように感じてきてしまいます。
「パートナーには何かしてあげねばならない」という人であれば、どんな時にでも何かしようと思って無理してしんどくなる時もあるでしょう。
"〜しなければならない"という時は選択の余地がないので休む余地がなかったり、犠牲をしてしまい疲れてしんどくなってしまいます。

『何かに向かっていく』ということは、自分が選択して決意するということです。
「仕事に取り組むぞ」と自分で選択して決意した時は、「認められるには仕事をしなければいけない」という時のような犠牲感やしんどい感じはなく、自分で選んだ道なのでやりがいや、自由な感じを感じることができます。
「パートナーに何かしてあげたい」と自分が選択して決意した時は、パートナーに与える喜びをいっぱい感じることができます。

自分で選択して決意する時は、自分に選択する自由が手にはいります。
何かに向かっていくことをあなたが選択し決意した時、義務や役割、束縛された感覚などからあなたは解放され、自由な感覚が手に入るでしょう。
これはとっても楽な感じです。


● 自由という感覚を作る為の心のエクササイズ ●

私達はお金がいっぱいあって好きなものを買えたり、時間がいっぱい余っていて自由な時間がいっぱいある状況があっても、心に自由と感じる感覚がないと自由だとは思えません。
心に自由と感じる感覚がないそれは、私達の中に『何かから自由になる』というやりかたが染み付いているからです。
今日は、『何かに向かっていく自由』というやり方を使って心の中の自由と感じる感覚を育ててあげましょう。

まずは、「もっと自由になるぞ」ということを選択して決意してください、
次に『何かに向かっていく』というやり方使おうと選択して決意してください、
そして、次はあなたがもっと自由になる為に、
何かに向かって取り組む、関わる、与えることを選択して決意してください、
例えば下記のような感じです。

「彼女を大事にするぞ」
「仕事を楽しむぞ」
「親にやさしくしてあげよう」

今逃げているものがあれば、それに向かって取り組む、関わる、与えることにチャレンジしてみるといいでしょう。
逃げるということではなく、何かに向かって取り組む、関わる、与えることをあなたが選択することによって自由を手に入れてみてください。

関連する講座へのリンク集
lec.5.私達の成長のプロセス〜Part 1 『依存』〜
lec.7.私達の成長のプロセス〜Part 2 『自立』〜

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