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「ブレる」ということは、選択に自信がない結果です。
誰かの目を気にする場合は、自分を守る気持ちが働いており、罪悪感が影響しています。罪悪感を手放すことによってブレなくなります。観念やルールを使って選択している場合は、抑圧的な選択になり、選択自体に無理があります。素直な気持ちで選択するとブレなくなります。
「これで我慢するわ」という気持ちで選択した場は、自身が選択した事を強く意識する事でブレる可能性は少なくなります。選択しないことも一つの方法です。
一般論としてブレない選択をするには、自分を大切に扱う選択することです。ブレる選択には必ず自己攻撃があります。
ブレると感じることも、自己攻撃です。我々人間は神様ではありませんから、選択を間違えることがあります。間違ってはいけないと失敗を怖れるよりも、間違った選択はただ訂正すればよいということを選んだときに、本当にブレない良い選択ができます。
Lecture.300 ブレない私になるにはどうすればいいの?
講師:大谷常緑
「ブレる」ということは、選択に自信がない結果です。
一般論としてブレない選択をするには、自分を大切に扱う選択することです。ブレる選択には必ず自己攻撃があります。
ブレると感じることも、自己攻撃です。我々人間は神様ではありませんから、選択を間違えることがあります。間違ってはいけないと失敗を怖れるよりも、間違った選択はただ訂正すればよいということを選んだときに、本当にブレない良い選択ができます。
Keywords
選択 罪悪感 犠牲 観念 自己攻撃

◎リクエストを頂きました◎
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私は、「ブレない人」というのにとても憧れながら、いつもブレてしまいます。
ブレないように一定の信念とか価値観とか核となるような基準を何か持ちたいのですが、がなかなかうまくできません。
どうしたら、「ブレない自分」を作る事ができるのでしょうか?
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元々自分で考えていたことがあったのに、誰かに何かを言われたら簡単にそうだなぁと思ったり、考えていた事とは異なる行動をしてしまったり、あるいは決めたはずの事に迷いを生じてしまったり、というのが「ブレる」ということですね。
「本当に○○でいいのだろうか?△△の方が良かったのではないだろうか?」という考えが出てくることです。この○○の中には、例えば「彼女(彼)」「この仕事」「このやり方」「この考え方」などその状況によって様々な言葉が入ります。

ブレるというのは何か情けない感じがして、とても嫌な気分になりますね。

さて、以上の事からおわかりのように、「ブレる」ということは、その前に必ず何らかの選択をしています。例えば「彼女と結婚する」とか「このやり方でやる」など、意識しているか否かに拘わらず、いくつかある選択肢の中から何かを選んでいるわけです。

そしてその後で、その選択が正しかったのかどうかが気になるわけですね。選択したものの、選択に自信がないことになります。それが「ブレる」正体です。

ここで、ブレるパターンをいくつかみてみましょう。

先ず第1番目は、誰かの目を気にする場合です。例えば、親であったり、上司であったり、時にはパートナーであったりします。「こんな風に選択して、どう思われるだろうか?」などと人がどう望んでいるか、人がどういう風に考えているかということが気になるのですね。
人と合わせることで、自分をよく思われたいとか、自分を攻撃されないようにするとか、自分を守ろうとするわけです。

自分を守るために人を見る人達の多くに共通しているのは、(その事柄に直接的に拘わっているか否かは別にして)心のどこかに「自分は悪い」と感じる罪悪感を持っている事です。
罪悪感があると、「悪い自分は罰せられる」という気持ちが働くので、攻撃を受けるのではないかという怖れや、悪い自分を隠さなければならないという気持ちが働いて、人に合わせようとします。
この「悪い自分」という呪縛から解放されると、人に合わせる必要もなくなりますので、自信を持って自分の選択を受け入れ続けることができるようになります。

第2番目は、100%の選択を自分でしていない場合です。
この場合は、能動的に選択している感じはなくて、心のどこかで受動的に選択させられている感じがします。

一つの例は、「○○だから、××を選択しなければならない」という観念やルールを背景としている場合です。
例えば「自分は男だから、弱音を吐いてはいけない(弱音を吐かないことを選択しなければならない)」と思っていたとします。
この選択は、本当は弱音を吐きたい自分がいることを感じていて、そのままだと弱音を吐きそうなので、男は〜あるべきだという観念を使ってそれを抑制しようとしているのですね。

とても義務的な感じがします。でも、本当は弱音を吐きたいからこそ、そう思うのですから、ついつい弱音を吐いてしまうわけです。
この場合は、選択の理由として観念やルールを使わないことです。
「こうしたいから、こうする」という素直な気持ちで選択すると、ブレなくなります。選択の時点で抑圧的になっていて、そもそも無理があるわけですね。

もう一つの例は、「これで我慢するわ」という気持ちを持っている場合です。
例えば、どうしても新しい洋服が必要で、それを買いに行ったとしましょう。
しかし、どこにも自分がイメージしていたような洋服が無かったとします。

あれでもない、これでもないと散々迷った末に、「これで我慢するわ」と1着の洋服を買ったとします。
そして家に帰ってみると、どうもやっぱり気に入りません。
「あっちの方が良かったのかなぁ」とか「それとも、もっとお店を見た方が良かったのかなぁ」とか「買わなければ良かったのに」なんて思ったりします。

選択するときに諦めの気持ちや、内容によっては犠牲的な気持ちがあるのですね。
この場合は、選択しないことも一つの方法なのですが、どうしても選択したい場合は、自分が選択したことを強く認識することでブレる可能性を少なくすることができます。

いくつか例を見てみましたが、一般論としてブレない選択をするにはどうしたらいいかというと、それは、どんな場合でも自分を大切に扱うように選択することです。
ブレてしまうような選択をする時には、その選択のどこかに必ずネガティブな感情が作用しています。
ネガティブな感情には必ず自己攻撃が潜んでいますので、自分を大切に扱う選択にはならないのですね。

最後に、ブレると感じることも、実はネガティブな感情なのです。
自己攻撃の一つなのです。我々人間は神様ではありませんから、選択を間違えることがあります。
それが、当たり前なのです。
間違ってはいけないと失敗を怖れるよりも、間違った選択はただ訂正すればよいということを選んだときに、本当にブレない良い選択ができるのです。

関連する講座へのリンク集

19.人の持っている最大の力 〜選択するということ〜
59.変われない私〜頑固さとコミットメントの心理学〜
112.恐れから選択すること〜犠牲の心理学2〜

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