育む力~次の世代に伝えるということ~

「育む力」って大切だと思うのです。
育むと言っても、子供を育てることだけではありません。
会社では部下や後輩を育む必要もあるでしょうし、地域では、下の世代を育む。
様々な場面で、育む力が必要になってくるものです。
「育む」というのは、「養う」とか「養成する」などの意味がありますが、自分
が通ってきた道を教えたり、自分が失敗したことに関しては、「こうすればうま
くいく」という助言をしたり、たまには無言で自分の背中を見せたりすること
かもしれないなと思います。
また、ありったけの愛情を注いで、大切に守ることも「育む」ということです
よね。


誰かに何かを伝え、次の世代に受け継いでいってもらう。
そんなことに挑戦しだすと、色々な葛藤が出てきます。
「どうしてわかってくれないんだ」
「私には誰も教えてくれなかった」
出てくる葛藤は、これだけではないでしょう。
人によって色々な葛藤が出てきます。
その時に出てくる葛藤は、自分が取り組むべき課題を教えてくれます。
「どうしてわかってくれないんだ」と思うのであれば、「どうしたらわかってく
れるのか」を考えなければいけません。
相手の気持ちに寄り添い、気持ちを察するという技も必要になります。
これは、若い時にはなかなかできませんよね。
自分の気持ちよりも、相手の気持ちを優先する大人なの心が必要です。
「私には誰も教えてくれなかった」と思うのであれば、教えてくれなかった人
たちを理解して、許してあげる必要があります。
そして、誰も教えてくれなかったのに学び、そして次に伝えようとしている自
分を誇りに思いましょう。
教えてもらえなかったにも関わらず、次の世代に伝えることができたとき、自
分自身もバージョンアップしているはずです。
様々な葛藤を乗り越えて、誰かに何かを伝えることができたとき、育む力がア
ップするのかもしれません。
また、ありったけの愛情を注いで、大切に守ろうとすると、時には拒絶された
り、反逆されたりもします。
それでもそんな時でも、ありったけの愛情を注ぐことができるかどうか、相手
の気持ちに寄り添い、相手の気持ちを察して、愛し守りつづけることができる
かどうかが、大きな課題になります。
育む力がアップするたびに、私たち人間はいくつになっても成長できるのだと
思います。
教えていただいたことは、教えていただいた人に返すのではなく、次の世代に
教えていく。
教えてもらえなかったことは、教えてくれなかった人を恨むのではなく、次の
世代に教えていく。
そうすることで、自分自身が成長し続けることができるのだと思います。
「育む」ということを、少し意識してみると、色々なものが見えてくるかもし
れませんね。
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この記事を書いたカウンセラー

About Author

大門 昌代

恋愛や結婚、浮気や離婚など男女関係、対人関係やビジネス関係、家族関係や子育て、子供の反抗期、子離れ、親離れ問題など幅広いジャンルを得意とし、お客様からの支持が厚い。 女性ならではの視点と優しさ、母としての厳しさと懐の深さのあるカウンセリングが好評である。PHP研究所より2冊出版。



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