小さいこどもとの接し方~こどもの目線に合わせよう~

こどもと接するときの基本は、自分のこども時代を思い返してみることです。

親にどう接して欲しかったか、親からどんな言葉が欲しかったか、親にどのように見られたかったかを思い返すと、おのずと答えが見つかるのではないでしょうか。

こどもには様々な発達段階があり、その段階に応じてこどもの言動が変改します。
こどもに興味を持ち、今どの発達段階にいるかを理解する事も重要です。

しかしどんな発達段階にいてもこどもが一番欲しいのは親からの愛情と承認ということを認識されておくとよいと思います。
基本的には、愛する、認めてあげるという姿勢でこどもと接しられるとよいと思います。

◎リクエストを頂きました◎
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こどもとの接し方について。
私は子どもとの接し方に苦手意識があります。
子ども達の方から話しかけてこられれば、次第に自分も心を開けるのですが、おとなしい子には、何と声をかけて接すればよいか分からなくなってしまいます。
子ども好きな友人は、明るく話しかけたり、時には褒めてあげたりしているのですが、自分にはどうしてもそれができず、大人なのにと自己嫌悪に陥ってしまいます。
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こどもとどう接していいかわからない、という悩みは、お子さんの年齢にもよりますが特に男性の場合に多いのではないかと思います。

こどもの頃、お父さんが冷たかった、お父さんに愛されていないと思っていたというお話はカウンセリングでもよく出てくる話題です。

よくよくお話を聞いてみると、そのような場合は大抵、お父さんがこどもとどう接していいかわからなかったということがとても多いですね。

リクエストの内容からから推察して、今回対象となるお子さんは小さいお子さん、物心ついた頃から小学校低学年ぐらいまでを想定してリクエストにお応えしたいと思います。

さて、私たちはみんなこどもの時代を過ごしてきました。
みんながこども時代の経験を持っているのです。
だから、自分のこども時代を思い返してみれば、こどもの気持ちが分かるはずなのです。

こども時代、親にどう接して欲しかったか、親からどんな言葉が欲しかったか、親にどのように見られたかったかは、自分の心に訊けばおのずと答えが出てくるのではないでしょうか。

これが、心理的にはこどもの目線に合わせることになります。

一方、こどもの発達段階には様々なプロセスがあります。そのプロセスによってこどもがとる言動や反応は異なってくるのですね。

こちらの詳細はインターネットなどでも様々な有益な情報が得られます。
お子さんに興味を持って、今どの段階にいるのかを考慮しながら接してあげるといいのではないかと思います。お子さんに本当の意味で興味を持ってみようと思うことこそが、小さいこどもと接する第1歩だと思います。

ただ、ここで重要なことは、こどもがどんな発達段階にいても、一番欲しいものは、親からの愛情と承認です。
こどもは、愛情を確認し、承認を確認しながら成長していくと言っても過言ではありません。

基本的には愛する、認めてあげるということを中心に据えて接してあげられればいいのではないかと思います。

ここで、“愛する”とはどのようなものでしょうか。
愛には様々な形があり、感じ方や思いがあって一概には定義できないとは思いますが、私の個人的な見解としては“相手を見る”ということかと思います。

私たちは何か問題を抱えたり、自身が守りたい部分(ルールや観念など)に触れられると、ついつい自分の内側に入り込み、自分目線になってしまいます。
相手を見ることができなくなってしまうのですね。
条件反射的にそうなってしまうことは仕方がないと思います。

しかし、それに気がついたら、修正して、相手を見る事をこころがければ、愛はいつでも取り戻せるのではないかと思います。

リクエストを頂いた方には、「自分をばかりをみていませんか?」「お子さんをみていますか?」と問いかけたいと思います。自己嫌悪に陥るよりも、勇気を持った第1歩を踏み出していただければと思います。難しいでしょうが、是非チャレンジしていただければと思います。

こどもは、そんなお父さんが大好きです。

さて、最後にひとつ。
こどもと話をする時に心がけていただきたい事があります。
こどもは身体的に小さいので、物理的に上から何かを言われると圧迫感を感じるものです。
特に叱られるときや、言い聞かせられるときにはそれを強く感じます。

できるだけ、こどもと同じ目線でお話をしてあげて欲しいと思います。

(完)

この記事を書いたカウンセラー

About Author

大谷 常緑

恋愛や夫婦間の問題、家族関係、対人関係、自己変革、ビジネスや転職、お金に関する問題などあらゆるジャンルを得意とする。 どんなご相談にも全力投球で臨み、理論的側面と感覚的側面を駆使し、また豊富な社会経験をベースとして分かりやすく優しい語り口で問題解決へと導く。日本心理学会認定心理士。