幸せなパートナーシップにする(3)~自己概念の話~

幸せなパートナーシップ(幸せな恋愛、結婚)を手にする為に役立つ心の動きについてのお話。

第3回目は自己概念の話。自分が愛されるはずがないという自己概念を思っていると愛しにくい言動・行動を取りがちになります。だからこのような自己概念は消しておいたほうがいいんですね。

逆に、自分は愛されるにふさわしいという自己概念を作っていけると、幸せなパートナーシップを手にしやすくなるのです。

私の子どもが幼いころ一緒にアンパンマンという番組をよく見ていました。

 

皆さんはアンパンマンは見たことありますか?

 

アンパンマンを見たことがない人の為にアンパンマンワールドについてちょっとだけ説明を。

アンパンマンワールドに出てくるキャラクターは全て妖精という設定。
そして各キャラクターは自分の得意なことをしている。
例えば、鉄火のまきちゃんは鉄火巻きを作ってアンパンマンワールドの住人に鉄火巻きを配っている。
ウーロンさんは、ウーロン茶を入れてくれる。

そこには金銭のやりとりが発生しないというシステムである。

 

ざっくり言うとこんな感じ。(原解釈でありますが)

 

つまり、得意なことをしてる人のもとに行って「ちょうだい」と言えば貰える世界なのです。

 

しかし、「ちょうだい」と言えば貰えるにもかかわらず、バイキンマンというキャラクターは自分が作ったUFOやロボットに乗って「おい、それを俺様によこせ」と奪いに行くのです。

 

そして毎回毎回アンパンマンに殴られ、こらしめられると言う流れで物語が進んでいます。

 

このバイキンマンを心理分析をするとこんな心理分析になります。

・自分が愛されるはずがないという自己概念を思っている。

・故に、自分のお願いなんか聞いてくれるはずかないと思っている

・だから、奪うしかない。

 

自分が愛されるはずがないという自己概念がバイキンマンの言動や行動を作っているという心理分析が浮かんできます。

 

でも、これアンパンマンワールド世界だけではなく、私たち人間の世界にもこういう人っているんです。

 

例えば、会社で上司から部下に対して「ごめーん。この仕事を今日中に頼めるかなぁ?」普通にとお願いしたら良いシーンなんかで、「業務命令だから今日中にやるように。わかったな」という言い方をするような人。

 

私は上司、お前は部下、だから業務命令としてはお前はこの仕事をするべきであるという正しさを使って、やってほしい仕事をやろそうとするのですが、こんな偉そうな言い方しなくても普通にお願いとしたらやってくれるんですよね。

 

これもバイキンマンの心理と同じ論理が働いています。

・自分が愛されるはずがないという自己概念が思っている。

・故に、自分のお願いなんか聞いてくれるはずがない。

・だから、業務命令だからという正しさを使ってさせる。

というような行動を取るわけです。

 

自分が愛されるはずがないと思っていると、正しさ、ルール、こうあるべき論、命令、攻撃が多くなりがちになってしまうんです。

 

これは会社の上司と部下とシチュエーション使って、自分は愛されはずがないと自己概念を持っていると正しさ、ルール、こうあるべき論、命令、攻撃を使って相手をコントロールしようとしてしまうということを書きましたが、パートナーシップでも同じことが起こります。

 

例えば、「メール見たかみてないか不安になっちゃうから、できたらその日のうちに返事ちょうだいね」と普通にお願いしたら良いところを、「メールの返事がないと待っている間は私の予定が立てられなくなるでしょう。あなたの都合ばかりに会わせられないんだから、メールを見たら毎々その日のうちに返事してよね」などと、正しさ、ルール、こうあるべき論、命令、攻撃を使って状況をコントロールしようとするんです。

 

でも、「こういうタイプの人のを愛したいですか?」と問われるとどうでしょう?

 

愛したい気持ちは起きにくいですよね。

 

そうなんです。

自分が愛されるはずがないという自己概念があると、
その概念が愛されにくい言動・行動を作りだし、

その結果、愛されないという結果を生んでしまうことがあるんです。

 

だから、自分は愛されるはずがないという自己概念は消しておいた方がいいんです。

 

自分は愛されるはずがないという自己概念がトラウマなんかからくる場合や、自分は愛されるはずがないという自己概念がこじれて頑なになっている場合は、カウンセリングやセラピーを使って変えていくこともありますが、基本的には自分の価値を見ていくことが消していくのに役立ちます。

 

自分の良いところ、すばらしいところ、美しさ、愛を再発見していき、自分は愛されるにふさわしい価値があるという自己概念を作っていくんですね。

 

自分は愛されるにふさわしい価値があるという自己概念ができると、先ほどのような正しさ、ルール、こうあるべき論、命令、攻撃を使って状況をコントロールしようとする、愛しづらい言動・行動が減り、逆に愛しやすい言動・行動が増えていきます。

 

すると幸せなパートナーシップになっていきやすいんですよね。

あなたの持つ自己概念が良くなっていくと幸せなパートナーシップが入ってきやすくなります。

自己概念を良くする為に、あなたの良いところ、すばらしいところ、美しさ、愛を再発見してみてくださいね。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。