頑張りすぎていませんか?(3)~期待の心理の話2~

自分へ過度な期待を課していると、無意識的に周囲の人に対しても同じようなものを求めてしまいがちになります。

その期待どおりに相手が動いていない時に、人はイライラしてしまったり、ストレスを感じがちになってしまいます。そうなると自分がしんどいですよね。自分への過度な期待を手放すことがテーマになります。
自分へ過度な期待をかけつづけ頑張り続けてしまい燃え尽きそうになっている方は特に手放すことがいるでしょう。

●他人に求めてしまうもの

自分に対して過度な期待をかけていると無意識的に周囲の人に対しても同じようなものを求めてしまいがちになります。周囲の人にも期待をしてしまいがちになるのですね。

その期待どおりに相手が動いていない時に、人はイライラしてしまったり、ストレスを感じがちになってしまいます。

例えば、こんな感じで・・・

(自分に対しての過度な期待をかけている)
私は頑張れるはず。(本当はしんどくて心は疲れていてても)
私は強くならねばいけない。
きちんとできるようにならねば。
私は耐えれるはずだ。
私はしっかりしなきゃいけない。

(すると無意識的に周囲に対しての過度な期待をかけてしまう)
しんどくても、疲れていてても、あなたも頑張ろうよ。
強くあろうよ。
きちんとしよう。
しんどいことも耐えようよ。
しっかりしなきゃいけないよね。

(周囲が期待どおり行動できなかった時の心理)
それくらい、もっと頑張りなさいよ(怒)
強くあろうとしなさいよ(怒)
それぐらいきちんとしなさいよ(怒)
それぐらい耐えなさいよ(怒)
しっかりしなさい。甘えているんじゃないの(怒)

無意識的に『私も頑張っているのに、あなたもそれくらい頑張りなさいよ』的な心理が働き、ストレスや、イライラを感じてしまいがちになってしまうわけです。

あなたはイライラしたり、ストレスを感じていたいでしょうか?

答えはNoですよね。
このイライラや、ストレスは心地よいものではありませんから。

●自分への過度な期待を手放してみては?

自分に過度な期待をかけている時に、周囲へも無意識的に同じような期待をかけてしまうという心の動きがあるわけですから、イライラや、ストレスを感じがちにならなためには、自分への過度の期待を手放していくことが鍵となるわけですね。

また自分への過度な期待が原因で燃え尽きまっしぐらのループにはいっている方も、同じく自分への過度の期待を手放すことがいります。
自分への過度な期待を手放して、頑張り続けるループから抜け出すことがテーマになるわけですね。

『自分に過度な期待を課していたんだなぁ・・・』と認め(期待の心理にはまっていると認めようとした時に『過度に期待なんかではない、私はまだまだ頑張らねばいけないはず』的なエゴの声がでてきやすいです。エゴが抵抗するわけですね)、手放すことがテーマになります。

そうできると、高いハードルをクリアーしなくとも自分なりの頑張りを認めてあげやすくなっていきます。

すると他人のことも認めやすくなり、イライラや、ストレスになることも減っていくでしょう。
もっと、もっと、もっと、もっと、もっと・・・とやっている方は、自分への過度な期待を手放すことをテーマにされてみてはいかがでしょうか?

 

>>>『頑張りすぎていませんか?(4)~一人で頑張りすぎてしまう人~』につづく

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。