もう一度ワクワクする毎日を取り戻す方法 ~3つの心理法則から~

「補償行為」「オーバーワーク状態」「昔の価値観」この3つの影響でワクワクが見つからないケース多発中

あなたが、今、人生を楽しめていないのではないか、とお感じなら、まず「あなたの心がワクワクするものは何か?」を考えてみてください。そしてそれが思いつかないという場合、「補償行為ばかりしていないだろうか」「今、オーバーワーク状態ではないか」「昔の価値観で目的探しをしていないだろうか」とじっくり考えてみると良いかもしれません。私たちの心はいつも元気になるタイミングを待っています。今、あなたが楽しめていないなら「自分自身の生き方を見つめる時期」に差し掛かっているサインかもしれませんね。

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◎リクエストを頂きました◎
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今、家族関係がうまくいかなくて、その原因が自分の中にあるのではないか、と考えるようになりました。
自分自身が人生を楽しめていないのでは、ということや、こうなりたいという目標設定がないことに気が付きました。
少し前までは仕事の目標や好きなものがあったのですが、完全に見失っている状態です。子どもができて、子どもを人生の生きがいにすると、子どもにとっては重いだろう、とか、育児があるので、仕事の内容も制限されるので、目標設定が難しい、と自分で歯止めをかけている部分もあるのだと思います。
自分を突き動かす原動力の見つけ方が知りたいです。わくわくした気持ちで毎日過ごしたいのですが、何にわくわくするのかさえ、わからない状態です。
よろしくお願いいたします。
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私たちの心って意外と素直で、ワクワクしているときほどいい気分で、やる気もエネルギーも湧き出てくるものです。それを私たちはよく知っているので、いつもどこか「ワクワク・ドキドキ」するような気分になれるもの・目的を探しているのかもしれません。

一方、カウンセリングやセミナーの現場では、リクエストにあるような「わくわくした気持ちで毎日過ごしたいのですが、何にわくわくするのかさえ、わからない状態である」というお話もたくさん伺うのです。

そこで今回は、あなたがもう一度心に潤いを取り戻し、ワクワクした人生の目的を探すヒントとなる心理についてお伝えしたいと思います。

 

■「補償行為」は大きな心のエネルギーロス

私たちの学ぶ心理学の中にある言葉「補償行為」。これは「埋め合わせの行為」と呼ばれ、あなたが本来感じたくない感情を感じないために取る行動を意味します。

例えば、自分のことを「ちゃんとした母親じゃないなぁ」と疑っていると、無価値感や自己嫌悪を感じないために「良い母親になろうと頑張る」といったものですね。

これ、「あなたの夢や人生の目的を描く」レベルでも意外と起きることなんですよ。

例えば、「今がつまらない」から「ワクワクするような目的がほしい」と願うことも、一つの補償行為だと考えられる、と僕は思います。

いただいたリクエストの言葉でいうならば「自分を突き動かす原動力の見つけ方」という言葉。突き動かすってとってもパワフルですよね。それぐらい何かワクワクという刺激を求めている、ということであれば、あなたの今はどんな状態なのでしょう。

私たちは刺激を求めているときほど、心の状態としては硬く、動かない状態になっていることが多いんです。

ここ、結構見落とすところなんです。

夢や希望って「今、全く無いから欲しい」と思うと、考え込んでしまうんですよね。時にはファンタジー(そうなれればいいなぁ、と思うだけ)と感じるものになってしまいがち。

しかし「今が幸せ、だからもっと欲しい」と感じられると、意外と「やりたいこと」は見つけやすくなります。

だから、あなたが今、どれだけ今の私自身やその状況を肯定し、いい気分を感じ、楽しめているか?も大切なことなんですよ。まずはあなたの自己肯定、現状への承認は欠かせない作業の一つになりますね。

そのための「あなたの心の癒やし」「親子関係のヒーリング」といった発想も持っていただくといいかもしれません。

 

■オーバーワーク状態では新たな目的は探しにくい

少し想像してみてください。

あなたがお買い物をして、その両手に買い物袋を持てるだけ持っているとしましょう。その状態で誰かに「この荷物も持って」とお願いされたとき、荷物を持てるでしょうか?もしくは、荷物を持つき気持ちになれるでしょうか?

例えば、あなたが新しい夢や目的を探すとき、どこか自然と「家庭があるから」「育児があるので」「仕事の内容も制限されるから」「自由になる時間が少ないから」などと制限を感じてしまうなら、それは既にあなたの心が「オーバーワーク状態」になっている可能性がありますね。

だから、今、あなたが夢や目的を探しても「受け入れる心のキャパシティがない」ので、夢や希望を見つけ出さないよう、心が制限をかけているケースも少なくないのです。「目的を探せない」のではなく、「探さない」モードになっているイメージですね。

そう考えますと、夢や希望を探すために「もう少しあなたの日常に余裕があればいい」ということになります。日々のタスクで心が押しつぶされそうになっていないでしょうか?いろんな事を抱え込んでいないでしょうか?一度チェックしてみてくださね。

そして、「手放せるものは手放す」ことで、心の余裕を作りましょう。すると、また新たなワクワクする目的を探しやすくなるものですよ。

 

■昔の価値観で目的を探すと、今と不一致が起きることもある

私たちの心は肉体と違い、時間の経過とともに常に成長しています。

だから20代は20代の、30代は30代の、心の感覚にフィットするワクワク感が違うということもありえるんですね。

これは目的探しだけでなく、働き方・生活スタイル全般に言えることで、昔の仕事や生活習慣を今取り入れると、辛い、しんどい、つまらない、と感じてしまうことってないでしょうか。

だから、例えば「昔、とっても憧れていたこと」を今、実践しても、何故か長続きしない、そこまでときめかない・・・そんなことだって十分起こり得るのです。よっぽど過去に禁止してきた(されてきたこと)は別ですけれど。

ですので、今、もう少し視野を大きく持って、「今のあなた」が少しでも興味を感じる物事をリストアップしていくといいですね。できればお試しでもいいので実際にチャレンジすると「あ、これいいかも?」といった実感が湧きやすいかもしれません。

その中に「本当に夢中になれる・ワクワクするような目的」が見つかるようになっていくでしょう。

以上、簡単ですが解説させていただきました。何か少しでもお役に立てましたら幸いです。

(完)

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About Author

浅野 寿和

年間400件以上の面談カウンセリングを行う実践派。「男女関係向上・男性心理分析」「自信・自己価値向上」に独特の強みをもち、ビジネス・ライフワーク発見なども対応。明快・明晰かつ、ユーモアと温かさを忘れない屈託のないカウンセリングは「一度利用するとクセになる」と評され、お客様の笑顔が絶えない。