悩み事

相談者名
自分は今27歳の男性です。27歳で9年務めた会社を辞めて違う仕事にチャレンジしようと思い転職しました。けど1年で辞めて自分には向かないと思い色々な仕事にチャレンジしながらフリーター、で今まで生活してきました。けど次第に自分のメンタルの弱さや自分は馬鹿なのかなと思いました。ずるずる分からないまま仕事していたらだんだん馬鹿なのかな自分は無能な人間なんだと思い胸が苦しくて自分は駄目な人間なんだと思い仕事にいけなくなり無職になってしまいもう何をしていいか分からなくなり引きこもりで親に迷惑かけている状態です。けど無職になってから次第に焦り自分はただ甘えているのかと思い胸が苦しくて毎日家にいる状態です。自分でもわかっているけど、もう何をしていいか分からなくてどんな仕事が自分に向いて仕事して生活していけばいいか毎日毎日苦しいけど悩み家にいる情けない駄目な人間です。自分はもともと人の視線とか受付で文字を書くとき手が震えてずっとはずかしい人間です。けどやり直したいけど怖くなって何も自分から動けない状態です。こんな自分はただ甘えてるだけなのでしょうか?こんな人間は価値ないですか?
今正直何をしていいから分からないです。こんな落ちこぼれな人間にアドバイスくれませんか?本当にすみません。生きたいです。
カウンセラー
大塚亘
Kさん、はじめまして。

今回担当させていただきます、大塚亘と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

まず気づいていただきたいのは、もし本当に無能であったとしたら、9年間も仕事を
続けられたでしょうか。世の中の会社は、全く仕事ができない従業員を、9年間も
雇うことはないと思います。

もともと能力があり、かつ、しっかり頑張ってこられたからこそ、9年間も続いたの
ではないでしょうか。まずは、今まで頑張ってきたKさん自身を、Kさんが認めてあげて
ほしいと思います。

>自分はもともと人の視線とか受付で文字を書くとき手が震えてずっとはずかしい
>人間です。

いつから人の視線が気になり始めたのかはわからないのですが、もともとあった、
ということは、9年間勤め続けたときもそのような状況があったのだと推察します。

もしそうだとしたら、逆に、そのような悩みを抱えながら9年間も頑張ってきたことは、
素晴らしいことなのではないでしょうか。

9年間頑張ってこられたように、Kさんは、能力があり、社会的な価値がある方なのです。
これは、実績がある以上、客観的な事実といえます。

しかし、何らかの誤解により、Kさんはご自身を否定されているようです。人目が気になる
ということは、一般的には、「周りから攻撃される」、「周りから否定される」という
感覚があることが多いです。

我々人間の心には、「投影」という仕組みがあります。それは、例えば、自分が自己否定
していると、それが外の世界に投影されて、自分は否定されるべき人間だから、周りの
人間も自分を否定するはずだ、と思ってしまうような感覚です。

そして、人間は誰しも周りから否定されたくはないので、自分の自己否定を隠そうという
心理が働いて、人と距離を取りたくなったり、文字を書くなどの自己表現をしづらく
なってしまうこともあります。

いずれにしても、Kさんに大きく影響を及ぼしているのは、Kさんの心の中にある「自己攻撃」、「自己否定」の感覚だと思います。

さて、ここがポイントなのですが、Kさんの心の中に「自己攻撃」や「自己否定」が
あるのは間違いないと思いますが、そもそも、Kさんは、客観的にみて否定される
べき人間ではないのです。それは、9年間も頑張って来られたことから、間違いの
ないことだと思います。

「投影」の仕組みにより、自己否定していると周りから否定されるような感覚が出てきて
しまいますが、周りの人間は、相手が自己否定しているとは分からないため、普通に
接します。例えば、9年間勤めた会社の上司や仲間は、Kさんを否定しないで、普通に
接した方もたくさんいるはずです。

そして、Kさんに普通に接した人間のほうが、Kさんを客観的に評価しています。
Kさんはご自身を「なんらかの誤解」により否定されていますが、周りは、しっかりと
仕事を続けてこられたKさんを評価しているのです。そうでないと、9年間も働き続ける
ことはできないと思います。

これが客観的にみたKさんの評価です。つまり、Kさんは能力があり、社会的評価がある
方なのです。

そうすると、なぜKさんがご自身を以前から否定してしまったのか、というところが
ポイントになります。価値がないというのは完全な「誤解」で、価値はあるのです。
ただ、なんらかの理由により、Kさんが自分は否定されるべき人間であると「誤解」
してしまったようです。

そして、その「誤解」が人の目が気になるなどのストレスになり、そのストレスが
心の中にたくさん積み上がってしまい、限界にまで来てしまったようです。

もともとが「誤解」ではありますが、ずっとストレスを積み重ねてこられたわけですから、
頑張れなくなるのも無理のないことであり、働きたくないとか、働くことに恐怖心を
もってしまうのも、無理のないことではないでしょうか。

いままでずっと頑張ってこられたわけです。ですから、しばらく仕事をしないで、
ゆっくり休むというのも悪いことではないと思います。仕事をしていない自分を
Kさんが今自己否定されているとしたら、まずは、

「今は休んでもいい」

と、休むことを許可してあげて欲しいと思います。言葉でいうのは簡単で、すぐに
自己否定がなくなるわけではありませんが、とりあえず、今は休んでもいいんだ、
ということを少しでいいですから思ってみてください。

そして、ゆっくり休みながら、もしよろしければカウンセリングを使っていただいて、
「誤解」のもとを探っていき、また、つもりに積もったストレスを話すことなどで
発散して、徐々に誤解を解いていって欲しいと思います。

Kさんにはもともと能力があり、社会的価値があるということは既に述べた通りです。
ですから、誤解が解けて、ストレスが少なくなっていったら、自らまた仕事がしたく
なるときがくるかもしれません。

まずは、今は休んでもいいと許可を自分に出してあげてくださいね。そして、
カウンセリングなどでストレスを少しずつ発散していけば、前に進んでいけると
思いますよ。

読んでくださり、ありがとうございました。

大塚亘

この記事を書いたカウンセラー