理解がない

相談者名
眞呼
私の学校はキリスト教を基本とする学校で海外交流が深く、
留学したり、してくる人が居ます。その中にホモやレズの方
もたまに居るのですが、未だにに私の学校はホモやレズを
人格障害、病気だと思う人々が居るのです。
それが苦痛です。
私はレズの方に当たるのですが、口に出しはされませんが
差別的です。海外交流の深い学校なだけに失望感が凄いです。
学校を変えたいです。
カウンセラー
小倉健太郎
眞呼さん、はじめまして。
担当をさせて頂きます、小倉健太郎と申します。

昔に比べたら、同性愛者への差別や偏見はぐっと少なくなって来たと思われるのですが、
まさか、そん立派な学校の方が、そんな差別をお持ちだなんて、本当に残念な事ですね。

何にもまして、眞呼さんにとっては、
まさに自分のアイデンティティにも関わる頃でもあるので、
それを悪く言われてしまうと、自分の事を否定されたように感じ、
傷ついてしまっても、仕方のない事だと思います。

そして、次に大事な事は、眞呼さんご自身は、
自分が同性愛者である事をどんな風に思っていますか?

確かに、差別はいけない事だと思います。
人を傷つける、反社会的な行為だと思います。
まして、立派な学校の方なんですから尚更ですよね。

でも、大切な事は、どうかそれに負けないで、
眞呼さん自身は、堂々と、自信を持って生きられるようになって欲しいなと思うんです。

私は私。

同性愛者が、人格障害でも、病気でも無い事は、
眞呼さん自身が、一番よく分かっていますよね?
もちろん、現在は日本では同性愛は病気であるとみなされてはいません。

例え、心無い、無知で無学な人がいたとしても、
それは単なる偏見で、事実ではないですよね?

根も葉もない、噂話と一緒です。
そんな噂に負けないで欲しいんです。

それでも、まだまだ無知や無学で、人格障害、病気だと思う人がいるという事は、
眞呼さんと同じように、そんな偏見に苦しんでいる人はたくさんいらっしゃるでしょうね。

同じように、苦しんでいる人達の為にも、眞呼さんのその苦しみを勇気に変えて、
心無い誹謗中傷に負けないで、強く生きて欲しいなと思いましたよ。

心の中から湧き起こるパワーを感じませんか?

「レズやホモは、人格障害でも病気でも無い!」

眞呼のやりたい事は、学校を変える事では無くて、
こんな風に、思っている事を堂々と言う事ではありませんか?

今は、辛い気持ちをこらえる時かもしれません。
だからって、そんな理解の無い人の言葉に、負けないで下さいね。

今回は、ご相談ありがとうございました。
眞呼さんが、同性愛者だという事を、むしろ誇りに思えるようになれる日をお祈り致しますね。

この記事を書いたカウンセラー