正直、どうしたらいいかわかりません。

相談者名
Blue
私は大学2年生で医療系に通っています。
実は子供の頃から人見知りで、特に男の子や男の先生と話すのが苦手で避けていました。小学と中学は幼稚園の頃から一緒の子がいてそこまで苦ではなかったのですが、高校生になったとき初めて知り合いがいない高校に入り、友達も出来ずに1人でいることが多かったのです。お昼の時間や休み時間は教室よりは保健室や図書室にいることが多く、誰かと一緒にいること自体があまりない高校生活でした。
その後、大学は知っている人がいない大学で、心機一転やり直そうと思って極力いろんな人に話しかけようと努力しました。おかけで今は5人の友人に恵まれました。ですが、やはり人見知りがありその友人以外とはまったく話せず、しかも、その友人たちとも学校や食事に行く以外にはあまり連絡は取らずにいます。本当はその友人たちにも私の悩みとかを聞いて欲しいのですが、どんな反応が帰ってくるかが怖くて切り出せずいつでも笑顔で何事もないように振舞ってしまうのです。
そして、悩みの種はもう一つあって、それは大学進学の際にやりたいことが見つからないまま今の大学に入ってしまったので、最近は勉強もうまくいかずに悩んでいます。勉強に関しては私の努力不足なのは良く分かっていて、なんとかしようと努力はしていますが、今までの失敗を思い出して、もうなにをしてもうまくいかないのではないかと、たまにあきらめかけてしまうことがあります。そして、最近は、その失敗を悔いては「死にたい」と思い口にしてしまうのです。そして、どうしたらいいのか分からなくなってしまうのです。
長文そして、乱文ですみません。
こんな相談ですが、どうかよろしくお願い致します。
カウンセラー
中村友美
Blueさん、はじめまして。
今回、回答をさせていただく中村友美と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

Blueさんは、今までずっと頑張り続けてきた人生だったのでないですか?
そして今「死にたい」と口にしてしまう程、
行き詰っているということなのだと思います。

人が「死にたい」と思うのは、
今の生き方に限界を感じる時や、「こんな生き方はいやだ!」
と心が叫んだ時のように思います。

これまでの人生は、
一生懸命に世間になじもうと努力や我慢をたくさんしてきた
のではないかなぁ・・と感じました。

やりたいことが見つからないのに医療系の大学に入学できているのですから
きっと成績もずっとよかったのだと推測できます。
しかも、それはたくさんの努力の上に成り立っていたのではないですか?
きっと「勉強が楽しくて楽しくて仕方がない」とは思っていなかったのだと思います。
ずっと頑張ってきたからこそ、
もう努力で切り抜けることには疲れ果てているのかもしれませんよね。

「勉強はするものだ」
「成績はいい方がいいに決まっている」
「努力すれば、成績は上がる」

そんな風に当たり前に思っていませんでしたか?

ちょっと考えてみてほしいのですが、
そもそも、勉強は好きでしたか?
それは、すごくやりたいことでしたか?

興味のないことをやり続けるのって
とてもエネルギーを使います。
「大学受験」のように目標があったら、
ゴールを目指して頑張ることはできるのかもしれませんが、
「ただずっとやり続ける・・・」と思うと
モチベーションが上がらないのも当然なのかもしれませんよね。

他にも

「友達が多いほうがよい」
「友達とは心の内を話せる人のことだ」

そんな風に世間に流れている情報に合わせて
そこから外れないように生きてきたということはないでしょうか?

1人でいることは、本当に苦痛でしたか?
「1人もいいなぁ」とか
「やっぱり1人が落ち着くなぁ~」なんて思ったことはありませんか?

流れている世間の情報にとらわれずに
自分自身がどう思うのか、自分はどうしたいのかなど
色々な事において、ひとつひとつじっくりと考えて見るとよいかもしれませんね。

例えば、友人。
極端な事を言えば、友人なんて居なくてもいいんですよ。

居たらいたで楽しいでしょう。
でも、居なくても楽しめたりします。

私もパッと思い浮かぶ友人は5人くらいでしょうか。
しかも、もう1年以上あっていない人の方が多い(笑)
誰もがみな友人がたくさんいるわけではないんです。

人にはそれぞれ、その人に合った
コミュニケーションのスタイルがあります。

たくさんの人と広く浅く交流したい人
少ない人と深くふか~く交流したい人
そもそも交流自体をあまり望まない人

距離感や深さや頻度など
心地よいものが1人1人違います。

ですが、そのどれもがその人にとっての正解です。
たくさん交流をしないからといって、
冷たい人であるわけでもなく
交流の人数が少ないからと言って悪いわけでもありません。
ただ、好みの違いなのです。

なんとなく「みんなと仲良くできる人が正解」と思いません?
ですけど違うんですよね。

ここを勘違いして、それが正解と思い込んでいると、
そうできない自分がダメと感じてしまいますが、
一番最初の「正解の定義」が違うのかもしれないのです。

ただし、現実的な問題としては、
たくさんの人の中でポツンと1人でいることはさみしいですからね、
ちょっとした話しができるようになっておくのは必要かもしれませんよね。

たまたま隣にいた人に話しかけてみる、とか
人が話かけやすいようにスキヲ作ってみる、とか
その場限りで一緒に誰かと行動できるようになるといった処世術は
練習しておくと生きていくのには便利です。

でも、ムリに友達になろうとか、
いつも誰かと一緒に行動しよう、なんて思う必要はないと思います。

それに、もうすでに5人も友人がいるのでしたら、
そんな練習も必要ないかもしれませんけどね。
5人も友人が出来たのってすごいことだと思いますよ。
頑張りましたね。

また友人に悩み事を聞いてほしいと思うのも
本当の自分、背伸びしてない自分を知ってもらいたいという
気持ちがあるのかもしれませんね。

「いつも笑顔で元気にふるまっているけど泣きたいこともあるんだよ」
「毎日頑張るのは疲れるんだよ・・・」って

わかってもらいたい。
でも、本当の自分をさらけ出したら、
嫌われてしまうのではないかとドキドキしてしまうのだと思います。

そんな時には、一度に全部を告白しようとするのではなく、
日常的な行動の中で、それこそ一言だけつぶやいてみたり、
匂わせていったり、少しずつ、すこーしずつ
「素の自分」を出していけるとよいのかもしれませんね。

友人はいてもいいし、いなくてもいい。
人見知りでも全く問題ないし、
勉強するのは嫌いでもいいんです。

まずは、何よりも自分のことを知ってみてくださいね。
興味を持ってあげてください。
何が好きなのか・・・とか
どんな価値観に重きを置いているのか・・・とか。

そして自分の感性を信じてみてくださいね。
Blueさんが感じることが正解で正しいことなんです。
感じることは他人それぞれで、間違いはありません。

例えば、42度のお湯があったとします。
「熱い!」と感じる人もいれば、
「ぬる~い・・」と思ったり「ちょうどいい」
と感じる人もいるのが事実です。
でも、その人にとってはそう感じるんですもの。
どれも正解ですよね?

その答えが、
例え世の中の多くの人と違っていたとしても
それでも正解なのです。

そして、自分の感性や感じることを認めたうえで
「苦手だけだけど、このくらいは頑張るか」とか
「嫌だけど妥協も必要だね」など処世術として対応すると良いと思います。

自分不在のまま
「こうしたほうがいいだろう・・」
「こっちが正しいな。」
「これが正解」という頭で考えたり、
判断したりする世界に居続けるとどんどん苦しくなります。
だからこそ、「死にたい」(「変わりたい」)と
感じる瞬間が出てきたりしたのだと思います。

世間の価値観に自分を合わせて生きていくのではなく
自分自身の価値観をきちんと持つ。
そうすることで、友人のことや勉強のこと、
死にたいと思ってしまうことに対して違った視点が見えてくると思います。

自分を取り戻すことで、
自分の本当にやりたいことが見えてくるかもしれません。
毎日をもっと生き生きと過ごせるかもしれませんよ。

よかったら、一緒に本当の自分探しの旅にでてみませんか?
1人では難しいと感じるなら、もちろんお手伝いさせていただきます。
電話カウンセリングは、初回45分を無料でご用意しておりますので
どうぞご活用くださいね。

Blueさんの人生が、もっともっと自分らしく輝くものになりますように
お祈りしておりますね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

中村友美

この記事を書いたカウンセラー

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