あなたが望む人生が手に入らない理由とそれを手放す方法(4)～染み付いてしまったネガティブなイメージを手放す方法～

染み付いてしまった潜在意識のネガティブなイメージや復讐心を手放すにはカウンセリングを利用するのも一つの方法ですが、今回は普段からできるアファメーションと簡単なイメージワークをいくつか紹介させていただきます。
心の思い込みを解いてくれる言葉を考えたり、感覚的にネガティブなイメージを手放し、ポジティブなイメージ置き換える方法はきっと心を軽くさせてくれるでしょう。
お役に立てると幸いです。

染み付いてしまったネガティブなイメージを手放す方法

さて、復讐心も含め、望む人生を手に入れるのを阻むイメージ（観念、思い込みとも言います）を手放す方法をここからご紹介していきたいと思います。

ヒーリングの目線で言えば、前回紹介したような「許し」が一番の目的となります。
愛してくれなかったお母さん、お父さんを許すことで、自分が幸せになることを受け入れられます。
もちろんこれはとても大切な概念ですが、日常これをテーマにするには骨が折れると思いますので、ここでは普段の生活の中でできることをご案内したいと思います。

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最もシンプルな手放しの方法はアファメーション（肯定的暗示）という言葉を使う方法です。

仕事に対してはどのようなイメージを持ちたいでしょうか？それをポジティブな言葉だけを使って文章にしてみます。

例えば、

「仕事は私をわくわくさせてくれる素晴らしいものであり、豊かさや希望、喜びを与え続けてくれるものです。」

という風に。
これを声に出して言ってみます。
その時、心の中でざわざわしても構いません。ピンと来なくても構いません。
機械的に何度か言ってみます。

その時、あまりに抵抗が強くて気分が悪くなったり、全然信じられなかったりしたら、もう少し表現を和らげてみます。

「私にとって仕事は楽しみを与えてくれるものに変わりました。わくわくや希望を感じさせてくれるものになりました。」

くらいではいかがでしょうか？
こうした言葉では「～でない」などの否定的な表現は入れないようにします。
（「私にとって仕事は苦しいものではなくなりました」はＮＧです。）

こうした言葉ができたら、それを毎日声に出して唱えます。
朝晩１０回ずつくらいは意識的に言ってみます。
駅に向かう道、駅から帰る道で呟いてもいいでしょう。
これを１か月（できれば３か月）続けてみてください。
そして、変化を感じてみてください。

これは潜在意識に対して意識レベルから働きかける方法の一つです。

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また、手放しのイメージを使うこともできます。

感覚的な方にはお勧めです。

手放したい仕事に対するイメージをしっかり感じた上で「もうその○○というイメージは必要ありません。手放します。」と宣言して手放します。
その時、手のひらの上にその観念が乗っかっているようなイメージをして、実際、天に向けて手放します（小鳥を空に向かって手放すように）。

もし、そのとき、心や手の上の感触が軽く感じられたら手放せた証拠です。
その感覚が感じられたら「仕事」に対して持ちたいイメージを想像します。
「仕事は私をわくわくさせてくれる素晴らしいものです」ならば、その言葉をイメージして、実際にワクワクして、素晴らしい気分も味わいましょう。
これも何度も繰り返しチャレンジします。

ちょっと小鳥的なものはイメージできないなあ、と思った方は、たとえば、神様・女神様・仏様・ハイアーマインド等の、とても高次の存在に同じように「この○○というイメージを手放します。」と宣言して手渡す方法もあります。
すーっとした感覚がしたらうまく手放せています。

そして、手放せたら、この高次の存在から「仕事は私の可能性を体現してくれる素晴らしいものです」などのポジティブなイメージを受け取ります。
これもまた１か月ほど、何度も何度も繰り返してイメージしてみましょう。

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もし、幼少期やその後の人生において明らかなトラウマや原因が見つかる場合には、それを解決すべくカウンセリングやセラピーを使うこともお勧めします。

３回目に出てきた女性のように明らかな感情がある場合は、その感情を手放していくべく、言葉にして吐き出したり、手紙という形で書いて解放していくことができます。

ハードワークをしてしまう男性の場合は自分一人で気付くのは難しいかもしれませんが、寂しい子供時代の男の子、我慢ばかりしていた男の子に自由を与えてあげたいですね。

そうして気付いた思い込みはイメージを使って一つ一つ手放していくことができます。（一種のインナーチャイルドワークになります）

例えば２回目にお話しさせて頂いた、私の子供時代の思いを例にしてみましょう。

イメージの子供時代の私自身に会いに行きます。
そして、お金は怖いものだ、と思ってる自分を抱きしめて、「大丈夫、大丈夫。君は人に愛されるのと同じように、お金にも愛されるから」などと誤解を解く言葉を投げかけてあげてもいいでしょう。

※そうそう、誤解なんですよ。すべてのネガティブな思い込みは。

また、さらに時代を遡って幼稚園時代の私に「今回のことは相手を傷つけちゃったけど、でも、君のパワーは解放してあげるに相応しい素晴らしいものなんだよ」と語りかけてあげることもできるでしょう。

そして、しっかりと抱きしめて「君はそのまんまで大丈夫なんだ、そのままの君でＯＫなんだ」と存在を承認してあげるのです。