自分に愛のある言葉をかける

もう7〜8年ほど前になるでしょうか?江本勝さんの『水からの伝言』という本
(写真集)が出版されました。
その後もシリーズのように続々と出版されていますが、最初の出版本の編集を
知り合いの出版会社が行っていた縁から本を頂き、今も私の「好き本ラインキ
ング」の上位に入ります(笑)
その本は水の結晶写真を集めた写真集なのですが、面白いのはそれぞれの水に
ある”言葉”を伝えて作った結晶なのです。
ある水には「ありがとう」を、ある水には「ばかやろう!」を、ある水には「
感謝」という言葉を水の入れ物に貼り付けます。
すると元は同じ水なのに、「ありがとう」は綺麗な6角形の姿の結晶になるの
に、「ばかやろう」は結晶に破門状の傷が入り6角形の構造が壊れてしまう、
とかけられた言葉によって凍らせた時にできる結晶の姿が変わるのです。
・・・不思議だけれど、面白いと思いません?
前回担当の情報便のコラムの方でこんな一文を引用しました。
(ジェラルド・G・ジャンポルスキー著「ゆるすということ」)
『副作用がある薬を、あえて使う人はいないだろう。
しかし、たいていの場合、
私たちは心に浮かべる思いを吟味しないし、
思いが肉体を毒しかねないことに気づかない。』
この一文を思い出すたび、私には壊れた結晶の写真が思い起こされます。
そして、私達人間の体もほとんどが水分でできています。
そこで今週のエクササイズは「自分に愛のある言葉をかける」です。
あなたは自分自身を非難し攻撃するのと同じくらい、自分自身に労いと感謝の
言葉をかけていますか?
あなたは自分自身を嫌うのと同じくらい、自分自身に好意的な気持ちを持って
いますか?
あなたは自分自身を卑下するのと同じくらい、自分自身を正当に評価していま
すか?
あなたの体内の水が素敵な結晶ができるほどの言葉で満たされたとき、あなた
自身もキラキラと本来の輝きが惹きだされることでしょう。
from 成井 裕美

この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛、対人関係、自己啓発、ヴィジョン、ビジネス心理を得意とし、”少しでも楽に・簡単に・シンプルに”をモットーに、分かりやすい心理分析と日常的に無理なく取り組める提案を行っている。 その人本来の輝きや、問題の先にあるヴィジョン(幸せな未来や才能)を引き出すカウンセリングが好評である。